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神業の精霊ムルジム VR 光文明 (9) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド 9500 |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または破壊された時、自分の山札の上から1枚目を見る。それが「ブロッカー」を持つクリーチャーなら、バトルゾーンに出してもよい。出さないなら、手札に加える。 |
DMRP-08で登場した光のエンジェル・コマンド。
cipまたはpigで自分の山札の上から1枚目を見てそれがブロッカーを持つクリーチャーならコスト踏み倒しができる。
コスト踏み倒しができる光のブロッカーの代表格である《歴戦の精霊龍 カイザルバーラ》と比べると1コスト重く種族サポートの恩恵もより薄くなっている上に、コスト踏み倒しも不確定と汎用性は低い。《歴戦の精霊龍 カイザルバーラ》と同コストの《天門の精霊ヘブンズ》は呼び出し範囲こそ光のブロッカーに限定されているが、手札から踏み倒せるので使い勝手はそちらの方が良い。
ただ、光のツインパクトが充実している登場時点のカードプールではデッキの3分の2をツインパクトブロッカーにした構築の【ヘブンズ・ゲート】も割と自然に組める。よって、カードプールのおかげで実用性が十分に確保されたカードと言える。
また、pigでコスト踏み倒しができるため《ウソと盗みのエンターテイナー》への耐性は持っており、何らかのブロッカーのcipでフリーズを仕掛けるなりシールド追加するなりすればあいての《エンターテイナー》があっても能力が完全に腐る状況にはなりづらい。
何より進化も光文明以外も問答無用で踏み倒しできるというのが大きい。《無限の聖霊王アルカイザム》を踏み倒すのにこのカードはもってこいであろう。
次弾のDMRP-09で同コストの光単色に遥かに汎用性の高い《闘門の精霊ウェルキウス》が登場。以降は差別化点のpigをどう活かすかがカギとなる。もしくは5枚目以降の《闘門の精霊ウェルキウス》としての運用か。