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聖黒獣アシュライガー UC 光/闇文明 (4) |
クリーチャー:シャイン・モンスター/ダーク・モンスター 4500 |
H・ソウル |
E・ソウル |
自分のエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドすべての召喚コストを最大2少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。 |
DM-38で登場したH・ソウル/E・ソウル持ちのシャイン・モンスター/ダーク・モンスター。
いつか出るだろうと誰もが思っていたエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドのコスト軽減能力が一緒になって登場。
《深塊機士ガニスター》などのように文明全体という汎用性はないが、代わりに軽減出来る数値が2と大きい。
コスト4でパワー4500と、システムクリーチャーとしては十分なスペックも備えており、同弾の《ミリオン・スピア》の射程も逃れている。
【アウゼス】などのエンジェル・コマンドやデーモン・コマンドを中心とした種族デッキであれば、なかなかの活躍が見込めるだろう。
ただし、このクリーチャー自体が4マナと中途半端な重さであることがネック。
4マナ前後は定番の《解体人形ジェニー》や《白骨の守護者ホネンビー》とかち合うこともある。また、《ドンドン吸い込むナウ》《勝利のガイアール・カイザー》などの除去が飛んでくる領域であり、召喚した返しのターンに除去される可能性も高い。
よって、このカードのコスト軽減を当てにしたデッキを組むよりは、最初から自然のマナブーストを採用する方がディスアドバンテージが少なく、安定することが多い。
しかし、自然のカードに頼らず、光と闇のみでエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドの早期召喚を可能に出来るのは便利である。スペースの都合でマナブーストを入れたくない場合には重宝されるだろう。
聖黒獣アシュライガー R 光/闇文明 (4) |
クリーチャー:シャイン・モンスター/ダーク・モンスター 4500 |
自分のエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドすべての召喚コストを2少なくする。ただし、コストは1より少なくならず、かつそのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。 |
DMPP-15に収録。レアリティがレアになった。他と同様にソウルは削除されている。
同弾収録の《悪魔神王バルカディアス》がコスト8に軽量化されている為、《アシュライガー》と一緒に使ってほしいという思惑だろう。
エンジェル・コマンドだけであればキャントリップ付きの《聖騎士ヴォイジャー》の存在が気になる所。
またTCG版ではプレミアム殿堂となっている《聖鎧亜キング・アルカディアス》へ直接繋ぐことも可能である。
意外な組み合わせには、闇のクリーチャーから進化可能になった《悪魔神グレイトフル・デッド》を軽減しつつ《アシュライガー》の上に重ねることができる。
白黒緑なら最速で2t《ライフ》系、3t《聖黒獣アシュライガー》、4t進化元確保、5t《悪魔神王バルカディアス》進化ができる。
しかし、DMPP-15期のカードプール(特にNew Division)で、《聖黒獣アシュライガー》は《バルカディアス》以外の誰の召喚コストを軽減するのかという問題に直面する。候補筆頭の《聖鎧亜キング・アルカディアス》はコントロールが多い環境だと除去呪文で簡単にどかされてしまうため思うように活躍できない。
また、《バルカディアス》を召喚したいシチュエーションとして、相手の《バルカディアス》にcipリセットと呪文ロックで追い詰められた状態を、逆に自分の《バルカディアス》のcipと呪文ロックでひっくり返すのが挙げられるが、なんの耐性もない《アシュライガー》はその場面でバトルゾーンに立っておらず役に立たないというアンチシナジーもあった。