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聖鎧亜クイーン・アルカディアス VR 光/闇文明 (6) |
進化クリーチャー:ロスト・クルセイダー/エンジェル・コマンド 9000 |
進化:多色クリーチャー1体の上に置く。 |
W・ブレイカー |
相手は多色ではない呪文を唱えられない。 |
DM-27で登場した光/闇の進化ロスト・クルセイダー/エンジェル・コマンド。
《聖霊王アルカディアス》のバリエーションの1つで、《聖鎧亜キング・アルカディアス》のキングと対になるクイーンとして登場。多色以外の呪文を封じる能力を持つ。
単色しか封じられないとはいえ、その能力はなかなか強力。《デーモン・ハンド》や《地獄門デス・ゲート》のような除去をはじめ、多くの呪文を封じられる。
超次元呪文やS・トリガーの多くは単色なので、【超次元コントロール】や【ヘブンズ・ゲート】など、このクリーチャーを出されただけで苦しい展開となるデッキはそれなりに多い。
同じく強力な呪文ロック能力を持つ《光神龍スペル・デル・フィン》《偽りの王 ナンバーナイン》と比較した場合、あちらは
という利点があるが、こちらは
という利点がある。
マナブーストや、コスト9クリーチャーの踏み倒し手段のあるデッキには《光神龍スペル・デル・フィン》《偽りの王 ナンバーナイン》、それを使わず多色クリーチャーを採用するデッキならば《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》という使い分けがされている。
戦国編で登場したナイトにとっては非常に厄介な存在。このクリーチャーを出されると、《魔弾 ベター・トゥモロー》と《煉獄と魔弾の印》以外のナイト呪文が使えなくなる。
多色進化なので条件が緩いのも利点。《腐敗聖者ベガ》《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》《猛菌恐皇ビューティシャン》などから気軽に進化できる。
また超次元呪文から出せる多色サイキック・クリーチャーを進化元にすれば、デッキの多色比率を高めすぎることなく組み込むことも可能。有名どころは《勝利のプリンプリン》あたりか。
色さえ合えば出すのは難しくなく能力も強力なため、採用できるデッキは多いだろう。逆に呪文を多用するデッキではこのカードの対策は必須と言える。
当初は《母なる大地》で出せる《光神龍スペル・デル・フィン》の後塵を拝していたが、《母なる星域》の登場によって評価を上げる。
2009年4月15日付けで《母なる大地》《母なる紋章》に更なる規制がかかり、このカードに対する強力なメタカードである《英知と追撃の宝剣》も殿堂入りした。そのため、《聖鎧亜キング・アルカディアス》とのロックデッキのキーカードとして《光神龍スペル・デル・フィン》よりも主流になるかと思われていた。しかし、2010年5月15日付で最大の相方《聖鎧亜キング・アルカディアス》のプレミアム殿堂が決定し、キング・クイーンロック、いわゆる夫婦ロックは消滅してしまった。
それでも【白青黒超次元】が成立するとそのフィニッシャーとして需要が拡大。超次元実装からしばらくはまともな多色超次元呪文が《超次元ガード・ホール》程度しか存在しなかったため、超次元呪文殺しとして名を馳せた。
「デュエル・マスターズグランプリ1st」ベスト4に進出した【白青黒超次元】に投入されていたことでも有名で、この時期にも使い手によっては実績を残すことが証明された。
DMR-23で登場して以降環境で使われ続けている《テック団の波壊Go!》には全く刺さらない。多色なのでロックできない上に、6コスト以上破壊除去の効果で自身が除去されてしまう。
その後、役割が被る上にフィニッシュ力・汎用性の高い《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》、《聖魔連結王 ドルファディロム》、《アルカディアス・モモキング》、《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》などが登場して一線を退く。
聖鎧亜クイーン・アルカディアス VR 光/闇文明 (6) |
進化クリーチャー:ロスト・クルセイダー/エンジェル・コマンド 8000 |
進化−多色クリーチャー |
相手は多色でない呪文を唱えられない。 |
W・ブレイカー |
DMPP-09で実装。パワーが9000から8000に変更された。
《超神星マーキュリー・ギガブリザード》と同じく、《アクア・サーファー》などでロックから抜けられてしまうが、1枚で試合をひっくり返す《ホーリー・スパーク》や《アポカリプス・デイ》などを永続で防げ、ワンショットの強力な一手となるだろう。
単色呪文が除去札や防御札を担っているデッキが多いプレイス環境ではロック性能が発揮されやすい。
パワーが1000下がった理由は、「多色でないクリーチャー(各ターン1体)」の《聖鎧亜キング・アルカディアス》よりも、「多色でない呪文(永続)」の《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》のほうがロック解除の手段が限られるため、除去をさせやすくするための措置だと思われる。
パワー9000とパワー8000は、《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》からのタップキルで相打ちにできるか一方的に負けるかという大きな差がある。
DMPP-09期には、《ホーリー・スパーク》などの採用率が高く、《クイーン》は《キング》にはない詰め性能があったが、DMPP-09EXに登場した《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》がDMPP-10期に流行したため、《クイーン》の採用率は大きく落ち込んだ。環境の低速化で、コスト6の軽さで不確実な呪文ロックより、コスト9で一切の穴のない《光神龍スペル・デル・フィン》を優先できることも影響している。
Q.《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》をバトルゾーンに出しています。相手はクリーチャーを召喚したり、クロスギアをジェネレートすることができますか?
A.はい。《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》が影響を与えるのは、呪文に対してです。
引用元(過去のよくある質問より)
Q.《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》をバトルゾーンに出しています。相手は多色の呪文を唱えることができますか?
A.はい。できます。
引用元(過去のよくある質問より)
Q.《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》をバトルゾーンに出しています。「S・トリガー」を使って相手は呪文を唱えることができますか?
A.呪文が多色ならば可能です。
引用元(過去のよくある質問より)
Q.相手の《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》と、自分の《邪眼死龍ゴルドノフV世》と《邪眼皇ロマノフI世》がバトルゾーンにいて、自分の墓地には《魔弾オープン・ブレイン》がある状況です。《邪眼皇ロマノフI世》の「攻撃する時」の能力で、自分の墓地の《魔弾オープン・ブレイン》を唱えることはできますか?
A.はい、唱えられます。墓地にある《魔弾オープン・ブレイン》は《邪眼死龍ゴルドノフV世》の能力により闇文明が追加されていますので、水闇の多色呪文として扱われます。
引用元(2022.1.14)