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響乱の不死帝 ブルース R 水文明 (3) |
クリーチャー:マジック・アウトレイジ 3000 |
S・トリガー |
このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。 |
▶相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。 |
▶相手のコスト2以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。 |
DM24-RP3で登場した水のマジック・アウトレイジ。
S・トリガーを持ち、相手クリーチャーを1体バウンスするか、相手のコスト2以下のクリーチャー全てをバウンスするか選ぶ事ができる。
いよいよ3コストになった《アクア・サーファー》と言うべきスペック。ここまで軽くなれば手打ちも非常にやりやすい。
また、モードでコスト2以下のクリーチャーを全バウンスする事もでき、【我我我ブランド】のような速攻デッキ、あるいはメタビートのような小型クリーチャーに頼るデッキには手痛い一撃を与えられる。多くのメタを退かす事ができ、それらの対策と防御札を兼ねられる点も優秀である。
マジックの除去は《歌舞音愛 ヒメカット/♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》、《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》と充実しているが、こちらは純粋な除去札かつ防御札である分柔軟性が高いのが利点となる。
【青黒COMPLEXコントロール】でもこれだけの名目コストの低さで大量除去を放って《DARK MATERIAL COMPLEX》を一気に育てる余地があるのは素晴らしい。これだけ名目コストが軽ければ《ベイB セガーレ》にも封じられにくい。
事前評価はコストパフォーマンスの評価を含めてかなり高かったが、あまり活躍できていない。
というのは、DM24-RP3期で考えてもコスト2以下のクリーチャーを一切使わない【青黒緑マルル】、そこまでコスト2以下のクリーチャーに依存しない【白黒赤ファイアー・バード】、【青黒COMPLEXコントロール】(《DARK MATERIAL COMPLEX》は攻撃を始動するまで基本的に不死)が環境の3トップであったためである。要するに全体除去が刺さりにくいということであり、単なる単体バウンスなら【青黒COMPLEXコントロール】のパーツとしても他のS・トリガーで十分で、何ならG・ストライクでもある程度替えが効いてしまう。
なにより全体バウンスとしてはS・トリガーの有無を差し引いても《飛翔龍 5000VT》に汎用性で遠く及ばないのが痛い。