大昆虫(だいこんちゅう)ギガマンティス》

大昆虫ギガマンティス VR 自然文明 (4)
進化クリーチャー:ジャイアント・インセクト 5000
進化:自分のジャイアント・インセクト1体の上に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンにある間に、自分の他の自然のクリーチャーがバトルゾーンから墓地に置かれるとき、その自然のクリーチャーを自分のマナゾーンに置く。

DM-03で登場した初代進化ジャイアント・インセクト。自分の自然クリーチャー破壊置換効果マナゾーンに送る。

能力を生かすには自分のクリーチャー墓地行きを促進させればいいので、ビートダウンなど相手に破壊して対応させるデッキには合う。進化元となりそうなジャイアント・インセクトには《スナイプ・モスキート》《ブルーレイザー・ビートル》がいるため、安定して序盤に召喚するのはそれほど難しくない。

しかし、ジャイアント・インセクトを安定して展開できる状態からマナをためる意義はあまり無く、このクリーチャーにわざわざ進化させる必要はない。ビートダウンならば《クラウド・メイフライ》《大昆虫ガイアマンティス》らが優先されるだろう。

墓地に落ちたクリーチャーを活用するならば、《再誕の聖地》《大神砕グレイトフル・ライフ》を使う方が確実である。また、このクリーチャー自身が能力の対象にならないのも悔やまれるところで、除去されては無駄になってしまう。

デュエル・マスターズ黎明期のカードという事情もあるが、残念ながらシステムクリーチャーとしてはかなり中途半端なスペックと言わざるを得ない。

強いて言うならカブト丸ファンデッキならば居場所はあるか。このカードを使って【赤単ヴァルボーグ】との対戦を行ってみるのも一興だろう。

基本セット期のカードプールで対戦する「デュエマクラシック」で《ブラッドウイング・マンティス》を最大限活用したい場合にも一考の余地がないこともない。

  • 後に出た《超獣軍隊 ベアフガン》はこのクリーチャーの効果を自身にも対応させたものになっている。あちらは名目コストの上ではこのクリーチャーより重いが、侵略でかなり早期に出すことが出来、圧倒的なパワーと打点を併せ持っているため、あちらを上回ることはなかなか期待できない。もっとも、黎明期のカード故仕方がないか。

サイクル

DM-03の、同じ文明の味方クリーチャー能力を与える進化クリーチャーサイクル。自身はその能力の対象にはならない。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考