D(ディー)学園(がくえん) ナメティック・アカデミー》

Dの学園 ナメティック・アカデミー UC 水文明 (2)
D2フィールド
自分の、カードに能力が書かれていないクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
自分の、カードに能力が書かれていないクリーチャーが出た時、カードを1枚引いてもよい。

DMEX-18で登場したD2フィールド
《パーロック・スマイリーストーリー》に次ぐバニラサポートのD2フィールドである。

バニラを1コスト軽減し、バニラ登場時に1ドローする効果を持つ。
代表的なバニラサポートである《駱駝の御輿》《アクア・ティーチャー》能力を1枚で両方持っているカードである。

何と言っても《駱駝の御輿》《アクア・ティーチャー》と異なり、クリーチャーではない分場持ちが良いのが特徴。
とはいえ、D2フィールドであるため張り替えには注意。

明らかに2コストバニラ軸の【バニラビート】を意識したカードでもある。これのおかげでこのようなコスト軽減が引けなくとも2コストバニラ素出しで最低限ゲームにならない展開を防げるという利点が【バニラビート】に持たされるに至った。
例えば《ちんぱんじー》は、《駱駝の御輿》が主体だったころは1マナで出せる《ばにーら》の下位互換だったが、《Dの学園 ナメティック・アカデミー》が出ていれば1マナ、パワー4000で1ドローという魅力的な性能となる。

《アクア・ティーチャー》とこのカードの8枚でサポートは十分と考えるなら、《駱駝の御輿》および自然文明を全抜きすることもできる。
ゆえに水主軸の【バニラビート】が強化されたとも言える。2コストサイバーバニラがこのカードの登場時点で4種16枚を採用できるため、【サイバー青単】折衷型が組めそうである。
青赤《解放の女傑 ドラクロワ》も現実的に組めるようなったので、のバニラにも価値が生まれたと言える。
勿論《零次龍程式 トライグラマ》フィニッシャーとする青単リキッド・ピープルの強化とも言える。

バニラデッキにD2フィールドを採用できることから《D2S 皇帝ワルスラ》との相性も良好。

その他、枠を取らないので【バニラオーラ】種族デッキ全般へも利用する価値がある。

  • フレーバーテキストでは《アクア・ティーチャー》《ナメナメ・ナメコー》たちに激しい口調で授業をしている。
    しかし《ナメナメ・ナメコー》は能力のあるクリーチャーである。能力があるからこその内容になっているとも取れるが。
    ちなみに元ネタは、代々木ゼミナールの通信授業「代ゼミサテライン」にて、荻野暢也氏が数学の講師を務めた際に発言したセリフだと思われる。同氏は塾の授業とは思えないその激しい口調から「数学ヤクザ」というネットミームが定着している。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考