【バニラオーラ】

バニラGRクリーチャー《アクア・ティーチャー》でサポートしつつオレガ・オーラで強化するデッキ。青単ないし青黒青緑で組まれる。

従来の【バニラビート】と違い《駱駝の御輿》による大量展開こそできないが、最大の弱点であった「アドバンテージが取れるカードが少ない」点を克服している。
オーラの選択次第では速攻コントロールも可能。従来のバニラデッキより構築の幅が広い点も優れる。

DMRP-12では強化版となるギガ・オレガ・オーラを獲得し、展開の早さに磨きがかかった。

*/零幻チュパカル/* C 水文明 (2)
オレガ・オーラ:トリックス/デリートロン +0000
自分のオーラを使うコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。
アクア・ティーチャー C 水文明 (1)
クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 1000
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
カードに能力が書かれていないクリーチャーを召喚した時、カードを1枚引いてもよい。

主要カード

メインデッキ

超GRゾーン

候補オーラ

《ア・ストラ・ゼーレ》フィニッシャー。パワー次第で大量のバウンスを行える
《極幻智 ガニメ・デ》装着時に装着クリーチャーに付いたオーラの枚数だけドロー。追加の《ティーチャー》を手札に集めたい
《極幻夢 ギャ・ザール》ATキャントリップコスト6以下の呪文またはオーラプレイによる踏み倒し
《*/弐幻ケルベロック/*》装着時に装着クリーチャーアンタップブロッカー付与常在型能力
《*/弐幻ポコピー/*》一度に二体並べられるオーラ。《ティーチャー》の手札補充も合わさって山札圧縮に繋がる
《*/肆幻モドピトテ/*》オーラ限定のモヤシ付き
《Code:1059》ターン終了時1体GR召喚するオーラDL-Sysにより、呪文を浴びせつつ連続攻撃を仕掛ける事も。
青黒のハンデス採用型向き
《極幻球 ウォボル・ダ》ギガ・オレガ・オーラ。場にGRクリーチャーが並んでいれば付けたクリーチャーをアンタッチャブルに

《幽鬼ブチャカティ》ハンデス。一度きりのブロッカーにする事も。
このオーラに限った事ではないが、本デッキではハンデス付きのオーラが《ブレイン・タッチ》と化す
《幽影エダマ・フーマ》付けたクリーチャーBZ離れる時、自身を墓地送りにする置換効果
《斬罪 シ蔑ザンド》互いのクリーチャーを1体ずつ破壊。無月の大罪で2マナ
《無修羅デジルムカデ》5コストにして敵タップイン常在型能力
《卍魔刃 キ・ルジャック》ATで装着オーラの数だけ確定除去pigコスト6以下のオーラを踏み倒し
《骸魔宮 ドクロガリヤ》ギガ・オレガ・オーラ。破壊とハンデスを一度に行う

自然

《ωχ ニランギドラ》疑似侵略によってノーコストでマナ送り。ささやかなパンプアップも。
オーラを既に付けているクリーチャーが一体でもいれば、それにオーラを重ねがけする事で攻撃時に《U・S・A・BRELLA》等を除去できるようになる。
基本的にコストはかからず、大量の手札補充によってこのオーラを確保しやすい為、青単青黒でも除去手段として採用可能
《οθ チェスナッツ》序盤はマナ加速、終盤はマナ回収。青緑型のキモとなるオーラ。
マナ加速時の手札減少もこのデッキなら平気
《γγ モンキュウタ》ギガ・オレガ・オーラ。オーラを重ねた枚数とクリーチャー数を稼げる

その他のオレガ・オーラについては【青黒オレガ・オーラ】【青緑オレガ・オーラ】を参考にしてほしい。

その他候補カード

《海底鬼面城》。1マナの手札補充要員その2。此方は相手も引けるので速攻重視で
《ア・ストラ・センサー》山札の上3枚から呪文オーラサーチ
《パラディソ・シエル》サブフィニッシャー
《終末の時計 ザ・クロック》安定の時止めS・トリガー
《唸る鉄腕 ギリガザミ》《ヴォルグ》避けになる防御S・トリガー
呪文は構築上少ないのでスーパー・S・トリガーはほぼ無意味
《ミラクル1 ドレミ24》のGRクリーチャーから革命チェンジ
展開したらすかさず《ダイヤモンド・ソード》を打ち込んで総攻撃
《水面護り ハコフ/蓄積された魔力の縛り》クリーチャー面は《パラディソ》の進化元呪文面は相手2体にプリン効果
《斬隠テンサイ・ジャニット》軽いバウンス。《U・S・A・BRELLA》を狙えるが、一時しのぎなので過信は禁物
《夏の日スパイラル》
《プロト・コア/暗黒の不法侵入》オーラのコスト軽減。闇マナ確保の利点も

《死の最後通牒》3マナの除去呪文。タップされていない《U・S・A・BRELLA》を狙う
《キラー・クサリガマ》
《絶望と反魂と滅殺の決断》5マナの万能呪文。こちらの方が汎用性は高い
《九番目の旧王》5マナの強力除去呪文。大抵の相手を消せるが、《U・S・A・BRELLA》を狙うには重いか

自然

《トレジャー・ナスカ》《アクア・ティーチャー》を引き寄せる
《蓮根の槌/番長大号令》呪文側でハンターである《ティーチャー》を引き寄せる
《ベイビー・バース》《アクア・ティーチャー》を山札からコスト踏み倒し
召喚の手間を考慮して考えると、上記の二種より2コスト重いが確実性で優れる
《カンクロウ・ブラスター》展開後のフィニッシュ用に。パワード・ブレイカーの増強にも。S・トリガー呪文やブロックに耐性がある
《ANZENカプセル》同上。こちらは2コスト軽い点で優れる
《コンプライーグル》ブロックされないマッハファイター《U・S・A・BRELLA》を狙う
《オブラディ・ホーネット/「Let it Bee!」》ツインパクトマッハファイター。3マナで手札交換しつつマナ加速に回せるのも便利
《バングリッドX7》攻撃時にマナ加速するマッハファイター。生き残ればマナゾーンに埋まった《ティーチャー》を出せる

このデッキの回し方

超GRゾーンバニラで統一しておき、《アクア・ティーチャー》《*/零幻チュパカル/*》を立ててからオレガ・オーラを継続的にプレイする。
《プロト・コア》でさらにコスト軽減できるとなお良い。手札が尽きにくい為、軽量級オーラを連打していける。

速攻性重視の場合は2~3コスト帯のオーラを並べて攻撃し続けたり、《極幻夢 ギャ・ザール》からの《*/弐幻ケルベロック/*》で連続攻撃を仕掛けたり、《ANZENカプセル》で全軍強化して総攻撃する。

コントロール重視ならハンデス付きオーラを連続で浴びせて動きを止め、《ア・ストラ・ゼーレ》で相手クリーチャーをバウンスしたり《無修羅デジルムカデ》で相手にタップインを強要したりで盤面を制圧。最後は相手がジリ貧になったところで1ショットキルを仕掛ける。クリーチャーを展開してこない呪文デッキには《Code:1059》がよく刺さる。

ただし、フィニッシュまでの時間が掛かり過ぎる構成だと超天フィーバーマナドライブ持ちの強力なGRクリーチャーで良いとされかねない。差別化の為にも、それらより早く手札を引き集められる点に着目したい。

長所

GR召喚したバニラパワーによっては《“乱振”舞神 G・W・D》バトルで勝つラインに達するので、【バニラビート】の一種だが単体の軽量除去には強い。

手札を潤沢に保ちやすいので、《極幻夢 ギャ・ザール》《*/弐幻ケルベロック/*》の組み合わせで加速度的にオレガ・オーラを装着し続けることが可能。
大量の手札によって相手のメタとなるオーラを使い分けられる為、《ア・ストラ・ゼーレ》《Code:1059》なども使いやすい。

《アクア・ティーチャー》除去されても、オレガ・オーラを装着したクリーチャービートダウンするという勝ち筋が用意されている。

何より他のオーラデッキより安価で作りやすい。カード資産の少ない初心者にも向いているだろう。

短所

ビートダウンやコントロールも扱える為、デッキの修正が利きやすく、普遍的な欠点は見当たらない。
例を挙げるなら、能力持ちGRが使用できない為、若干のカードパワーで押し負ける可能性がある。

また、《U・S・A・BRELLA》を出されるとコスト5以上のバニラGRクリーチャーがいない以上、一切のGR召喚ができなくなる。
《死の最後通牒》マッハファイター等の除去の投入も考えた方がいいだろう。

【オーラミッツァイル】

BAKUOOON・ミッツァイル SR 火文明 (9)
クリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 9000
このクリーチャーを召喚する時、自分のクリーチャーを好きな数破壊してもよい。こうして破壊したクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを召喚する時に破壊されたクリーチャー1体につき、GR召喚する。
自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。

【バニラオーラ】のドロー力を《BAKUOOON・ミッツァイル》のGR召喚によって増幅させたタイプ。文明上青赤が基本となる。
山札カードのほとんどを引き切ってコンボパーツを揃えるのが狙いであり、理想としては《単騎連射 マグナム》《音精 ラフルル》によるカウンター封じを目指す。要は【バニラオーラ】に《BAKUOOON・ミッツァイル》と火マナ、《単騎連射 マグナム》《音精 ラフルル》を突っ込んだだけのデッキタイプである。
《ミッツァイル》が殿堂入り、《ラフルル》がプレミアム殿堂入りしたことで現在は構築困難となっている。のオーラは1種類しかないため、《ミッツァイル》を使わない上で火を入れる意義は薄い。

参考