【暗黒王デス・フェニックス】 (デュエプレ)
概要
召喚酔いしないシールド焼却にして、除去されればオールハンデスを放つ《暗黒王デス・フェニックス》のデッキ。
主流は黒赤またはそれにタッチで青で、黒赤緑も存在している。
【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)のメタとして存在している。
【速攻】にはS・トリガーが生命線となり、【除去コントロール】には進化元が壊滅されデッキが機能不全になるという大きな穴も存在する。
New Divisionでは、DMPP-11が実装されると同時に《暗黒王デス・フェニックス》が使用不可能になった。
必須カード
候補カード
このデッキの回し方
相手にファイアー・バードが除去されないように進化元を出していく。
パワー2000以下は破壊されやすいので、先にドラゴンを出しておき、6マナ溜まった時点でコスト2ファイアー・バード+《デス・フェニックス》と出す方法もある。
相手のシールドに脅威となるS・トリガーが少ないと見るなら、《デス・フェニックス》以外でも積極的に攻撃し、素早く試合を終わらせることも視野に入れたい。
長所
《デス・フェニックス》が、相手にS・トリガーを使わせないカードの中では最軽量である。
コントロールを相手取る場合、早期に出せればシールドを焼かれ続けるか手札を全て失うかの決断を迫る事ができる。
また、自身の墓地回収能力により、除去されても再召喚のチャンスは十分ある。
《デス・フェニックス》でシールド焼却している暇がないと感じれば、《神滅竜騎ガルザーク》で攻めたり除去能力を発動させるプランも取れる。
闇中心のデッキのため、《悪魔神ドルバロム》を出されたときの被害は少ない。
必要なスーパーレアが少なめで組みやすい部類に入る。
イベントで手に入れた《神滅竜騎ガルザーク》と、自力で当てた《暗黒王デス・フェニックス》が1枚あれば、追加で《デス・フェニックス》を1、2枚生成するだけで、とりあえずの形は出来上がる。
短所
あくまで「S・トリガーを使わせずに」という観点では最速だが、決着までのターン数は決して短くはない。
焼却開始までの速度に全振りしていて、相手からの妨害に対する耐性も低い。
防御力が低いため、【速攻】やビートダウンの対面は不利中の不利。
【除去コントロール】が相手だと、墓地にある《デス・フェニックス》を手札に戻せないことも少なくない。
意外にもデッキパワーは低めである。
複数の能力を持つ《ザーク・ゼヴォル》も、捨てたい手札がないなら手札交換できないし、進化元としてバトルゾーンに残しておく場合にはスレイヤーがほぼ無駄になってしまう。
《デス・フェニックス》《ザーク・ゼヴォル》《ガルザーク》と、基礎の時点で多色が多めに含まれており、あまり多色を増やせない。
色事故が起こると最速でシールド焼却できるという強みを潰してしまう。
その他
第1回「バトルアリーナ」では使用率が4位(DMPP-01〜DMPP-05環境 (デュエプレ)参照)のデッキタイプだったが、幅広く戦えるデッキタイプではないため、あまりアーキタイプが共有されていない。
とはいえ、デザイナーズコンボを軸に戦うデッキなので基盤となる部分は必然的に固定される。
参考