公式Q&A 2021年6月24日更新版

Q.自分は《勝利宣言 鬼丸「覇」》で攻撃し、「ガチンコ・ジャッジ」を使いました。この時、自分がコスト5の《ミステリー・キューブ》表向きにし、相手がツインパクトである《ボルシャック・ドラゴン / 決闘者・チャージャー》を表向きにした場合、どちらが「ガチンコ・ジャッジ」に勝ったことになりますか?
A.相手が選ぶコストによって勝敗が変わります。
「ガチンコ・ジャッジ」でツインパクトを表向きにした場合、見せたプレイヤーがどちらのコストを参照するか決定します。相手がクリーチャー側のコスト6を参照する場合は相手が勝ち、呪文側のコスト3を参照した場合は自分が勝ちます。(総合ルール201.2c[1]
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Q.自分がゲームに負ける時、《奇天烈X グランドダイス》置換効果山札の一番上を表向きにしました。
表向きにしたカードが奇数と偶数両方のコストを持つ《水晶の記録 ゼノシャーク / クリスタル・メモリー》だったのですが、処理はどうなりますか?
Aどちらのコストを参照するかで処理が変わります。
効果能力ツインパクトのコストを参照する場合、その効果や能力を持つカードの持ち主が参照するコストを決定します。この場合、《奇天烈X グランドダイス》の持ち主がどちらのコストを参照するか選び、それに応じた処理を実行します。(総合ルール201.2b[2]
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Q.自分の手札に《ZERO ハンド》があり、バトルゾーンに相手の《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》があります。
相手のターンの終わりに《ZERO ハンド》を使いたい場合、「侵略ZERO」の使用を宣言するのは相手が《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》の能力を使う前ですか?それとも、使った後ですか?
A.相手が《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》の能力を使った後で、「侵略ZERO」の使用を宣言します。
待機状態の効果を一度すべて解決してから、非ターン・プレイヤーは使用宣言が必要な能力の宣言を行います。
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Q.自分の手札《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》があり、バトルゾーンに自分の《堕魔 ドゥリンリ》がいます。
自分のターンの終わりに、《堕魔 ドゥリンリ》の「ターンの終わりに」の能力を解決した後で、《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》の「無月の門・絶」の使用を宣言できますか?
A.いいえ、できません。ターンの終わりに、ターン・プレイヤーが使用宣言が必要な能力を使いたい場合、能力を解決しはじめる前にその使用宣言をしなければいけません。
この場合、《堕魔 ドゥリンリ》や他の「ターンの終わりに」トリガーした能力を解決する前に「無月の門・絶」の使用を宣言する必要があります。
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Q.相手は自身のターン中に《インフェルノ・サイン》を唱えて《劇の根源 マクガフィン》墓地からバトルゾーンに出しました。そのターンの終わりに、相手の《劇の根源 マクガフィン》の効果で、自分は《ZERO ハンド》を引きました。 自分は「侵略ZERO」で、《ZERO ハンド》を手札から使えますか?
A.はい、使えます。ターン・プレイヤーの効果をすべて処理した後で、非ターン・プレイヤー側の能力の使用宣言を行います。
使用宣言を行うタイミングで《ZERO ハンド》は手札にあるので、問題なく宣言を行い、使うことができます。
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Q.使用宣言が必要な能力とは、どういう能力ですか?
A.「ニンジャ・ストライク」、「侵略」、「無月の門」など、非公開ゾーンでトリガーする場合がある能力です。
これらの能力は、マナゾーン墓地など、公開ゾーンでトリガーしている場合でも、非公開ゾーンでトリガーした時と同様に使用を宣言する必要があります。(総合ルール603.2e[3]
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参考

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[1] 201.2c.ガチンコ・ジャッジでツインパクトのように2つのコストを持つカードを見せた場合、能力を使ったプレイヤーではなく、それを見せたプレイヤーが参照するコストを決定します。これは、201.2bの例外です。
[2] 201.2b.ツインパクトのように2つのコストを持つカードが存在します。2つのコストを持つカードのコストを効果や能力によって参照する場合、その効果や能力を使ったプレイヤーは、そのうちの好きな方のコストのみを参照します。
[3] 603.2e.誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。「ニンジャ・ストライク」や「革命チェンジ」、「無月の門」など、非公開ゾーンで誘発する誘発型能力は、すべて使用宣言が必要な誘発型能力です。これらの能力は、墓地やマナゾーンなど、公開ゾーンから使用する場合にも、使用宣言を行う必要があります。