《スパトー:ド:スパトゥー/邪暴乱舞(ジャンボ・ラブ)

※正式な表記は《スパトー:ド:スパトゥー》だが、ページ名はこのWikiの仕様上《スパトー:ド:スパトゥー》と表記する。

スパトー:ド:スパトゥー OR 闇文明 (5)
クリーチャー:ノワールアビス 8000
アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。
W・ブレイカー
このクリーチャーが離れた時、アビス・メクレイド8する。
邪暴乱舞 OR 闇文明 (6)
呪文:アビスへの誘い
アビス・メクレイド8する。
自分の山札の上から2枚を墓地に置く。

DM23-SP1で登場したノワールアビスアビスへの誘い呪文ツインパクト

クリーチャー側はアビスラッシュを持ち、離れた時アビスメクレイド8する。

アビスラッシュを使って召喚すればターン終了ステップ山札の下に送られるため、ほぼ確定でアビスメクレイドを行える。

この時攻撃する必要はないので、シールドブレイクするリスクを犯すことなく能力を使用できる。タイムラグこそあるが、使用感は墓地から唱えられる呪文に近い。

一方、W・ブレイカーを持ち、離れた時の能力も疑似的な除去耐性として働くので、積極的にビートダウンするプランでも役に立つ。
除去したところで山札から後続が踏み倒されてくるため、相手からしたら厄介極まりない。
特に除去破壊に頼っているデッキに対しては、アビスラッシュで墓地からすぐに復活するというリスクも同時に押し付けられる。
革命チェンジで即座に手札へ戻し、次のターンで呪文側を手打ちするパターンも考えられる。

呪文側はアビス・メクレイド8を行い、その後山札の上から2枚墓地肥やしする。

コスト論上、2枚の墓地肥やしはコスト2相当[1]と考えられるので、実質コスト4でアビス・メクレイド8を行う呪文である。運さえよければ単純計算で4マナも得する効果であり、コストパフォーマンスだけ見ると悪くない。

しかし、マナブーストの手段を持たないアビスで、しかも呪文となると早出しする手段はほとんどない。現時点では律儀に6マナ貯めて唱えるか、《ド:ノラテップ》で軽減して唱えるしかなく、高速化した環境では取り回しに難がある。

メクレイドで唱えた場合を考えてみると、タダで2枚墓地肥やししながらもう一度アビス・メクレイド8を行うことができ、中継ぎとして優秀。
しかし、墓地肥やしだけでは是非とも踏み倒したいという程でもないため、あくまでクリーチャー側に重きを置いて採用し、メクレイドを使った時に他にめぼしいカードが無かったら呪文側を使うという運用になるだろう。
今後、この呪文を唱えられる軽めのアビス・メクレイド持ちが登場したら、6を8に変換する用途で需要を得る可能性はある。

  • このカードに限った話ではないが、ツインパクトと数字の大きいメクレイドは相性が良い。軽く使いやすい側と重いフィニッシャーの側を兼ね備えたカードなら、デッキ構築をあまり歪めることなくメクレイドの爆発力を高められる。このカード自体も、比較的素直なクリーチャー側と使えさえすれば強い呪文側という組み合わせである。

ルール

呪文側の処理について

呪文効果は書いてある順に処理するため、アビス・メクレイド8の処理を完了させた後に墓地肥やしを行う。

その他

  • クリーチャー側の名前を逆さ読みすると「トパス」「トパス」となる。これだけでは意味不明だが、イラストも加味するとモチーフはタコ(オクトパス)と考えられる。
    クリーチャーの能力やパワー、呪文の能力が8関連なのはタコの足が8本だからだろう。
  • アニメ『デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編』では第4話から登場。
    飢餓状態に陥った邪神くんウィン特製のタコさんウィンナーを食べたことで生み出した最初のノワールアビスである。
    邪神くん曰く「我の分身」らしいが、「アビ、アビ」という鳴き声や懐き具合を見る限り、どちらかというとペットのようでもある。
    生まれてすぐにウィン達の世界に現れて暴れ回ったが、ウィン達の世界にはマナが無いため長い時間活動できないらしく、すぐにカードの中に戻っていった。
    第4話のウガタ戦で早速投入され、《アビスベル=ジャシン帝》の能力とのコンボでコスト3でアビスラッシュして召喚され、ターン終了後にアビス・メクレイド8を発動し、《深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル》を踏み倒した。
    また、同話のミニコーナーである「今日のカード」としても紹介された。
    他には第8話のカレンとのデュエマを見る限りには2枚以上投入されていることが確認されている。
    第15話にも登場したが、霞ヶ関 ファルゴによってお化け屋敷が崩壊したことで日光を浴び、他のノワールアビスと共に弱体化した。続く第16話でのファルゴへの「邪神タイム」に他のノワールアビスと共に手のみで参加していた。
    • 第37話ではサンタの帽子を被ったぬいぐるみが《ガ:ナテハ》のぬいぐるみと共に登場した。
    • 第26話から第37話まで使用されたエンディングテーマ「ドロー」の映像ではラストシーンで登場。《アビスベル=ジャシン帝》のタコさんウィンナーをほとんど食べてしまったことで怒りを買っていた。

関連カード

収録セット

参考


[1] 本来はもう少し低いコストだが、ツインパクトは非ツインパクトに比べて厳しくコスト査定される傾向があるためこの数字になる。《卍 デ・ルパンサー 卍/葬爪》,《イード=ミード/「奈落を見たいか?」》の呪文側を内蔵していると考えると分かりやすい。