《デビル・ドレーン》
同エキスパンションの《逆転のオーロラ》とよく似たスーサイドカード。 当時の基準としては、ゲームの勝敗に関わる最大の守りを削る代償で手札補充をするデザインだったと推測されるが、カードプールが充実してからは自分のシールドを能動的に減らすことすらメリットになっている。 わずか3マナでシールド0枚という特殊な状況を作りだせる点では貴重。 出た当時は扱いが難しかったが、現在では各種シノビや革命0トリガー、《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》、《光姫聖霊ガブリエラ》などの登場で、シールドを全て回収しても安全性を確保しやすくなっている。 特定のカードと異常に相性がよいため、現在は殿堂入り。
テクニック等
環境においてリスクの高さから長らくほとんど使われない時期が続き、転生編あたりでは精々一部のプレイヤーによって【除去コントロール】のミラーマッチ対策として利用され、後は稀に【黒緑ホーン・ビースト】でクリーチャー比率の低い【除去コントロール】対面での大規模手札補充、S・バックの芸の起爆剤として使われたぐらいか。 ところが神化編で《邪神M・ロマノフ》が登場すると立場は一変。《憎悪と怒りの獄門》を使う【マッドロマノフワンショット】のキーパーツとして活躍した。上記のように《光姫聖霊ガブリエラ》や《憎悪と怒りの獄門》との相性は抜群である。しかし、後に《邪神M・ロマノフ》はプレミアム殿堂に指定される。 その後、【ヒラメキドレーン】が開発されエピソード3環境で結果を残すようになると、そちらの抑制のために2014年5月24日をもって殿堂入りすることとなった。 殿堂入り以降も闇系のコンボデッキでのシールド落ちケア手段として使われており、【カリヤドネループ】の規制前はそちらにおけるシールド回収として環境でよく見かけられたが、このカードを軸にしたデッキは永らく環境復帰までには至っていなかった。 DMBD-18期になると、オリジナルにおいて上振れを期待して【赤黒バクロ法師】に投入されるケースが増加。2021年末のアドバンスでは、《ロジック・サークル》でサーチしてこれを3ターン目に唱えること、そうして《「ひっくり返したれやぁぁぁ!!」》のG・ゼロや《百鬼の邪王門》の鬼エンド使用条件を目指して前のめりに攻めることを目指した、【白黒赤ドレーンドギラゴン閃】なるデッキがチャンピオンシップ3位入賞を果たした。 DMSD-20・DMSD-21期あたりから【青タッチ黒魔導具スコーラー】におけるシールド回収手段としてオリジナルでよく見かけられるようになった。 【絶望神サガループ】が環境を支配するようになると、盾落ちケア札としてCSでもまたよく見かけるようになった。 【青黒赤緑邪王門】でも鬼エンド補助用スーパーサブとして使われるケースがちらほら。 【絶望神サガループ】が消滅するとあまり見かけなくなったが、【アカシック3】が環境に進出するとこのカードの需要も回復。【アカシック3】では《完全水中要塞 アカシック3》を着地させた後に碌な手札が無いという状況で見切り発車的に純粋な大規模手札補充として利用する。【ヒラメキドレーン】や【青黒赤緑邪王門】と同様に、ノーコストでカードを利用する機構がデッキにあれば純粋な手札補充としての価値が上がるのである。 『全国大会2023』を機に流行した青黒緑《天災 デドダム》リソース型【アカシック3】においては、通常なら息切れする局面で単純なノーコスト5手札補充スーパーサブとして機能するという性質が強まった。 DM24-RP2期時点では【アーテルマトリクスループ】のみを居場所としている。 その他
デュエル・マスターズ プレイスでは
DMPP-26で実装。 コストが1上昇した以外は全く同じ性能で登場した。
関連カードフレーバーテキスト
収録セットデュエル・マスターズ
デュエル・マスターズ プレイス参考タグ:
[1] 唯一、無限ドローができる状況でも山札の一番下だけはライブラリアウトのため接触不能領域になってしまうが、《ア・ストラ・センサー》といったデッキボトムを固定できるカードと組み合わせることで対策できる。 |