《再生妖精スズラン》 - デュエル・マスターズ Wiki ミラー

《再生妖精(さいせいようせい)スズラン》

再生妖精スズラン　R　自然文明　(2)

クリーチャー：スノーフェアリー　1000

このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。

自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分のマナゾーンに置く。

自身をマナゾーンから召喚する能力を持ち、ターンの終わりには自身がマナゾーンに置かれる。

2コストマナブーストの一種だが、自身をマナゾーンに置くという点とマナゾーンから召喚出来る能力から特異な動きが出来るクリーチャーである。

何よりの特徴はやはりマナゾーンから自身を召喚出来る事。ターンの終わりにマナゾーンに戻ってしまうため《雪布妖精ユウコ》のように打点として活用することは出来ないが、進化元やスーサイドの種に活用したり、「クリーチャーをバトルゾーンに出した時」類の能力を起動させたりすることが出来る。

進化元としては非常に有用性が高く、2コストマナブーストでありながらマナゾーンで待機出来る進化元になれるのは強力。進化元のない進化クリーチャーは死に札そのものである事に対し、除去を受けないマナゾーンで待機しつつ2コストはらえばマナ進化のように運用出来ようになると考えれば、このクリーチャーがいかに合理的なカードであるかがわかる。

その他、《ハッスル・キャッスル》等の効果を起動したり、《母なる星域》の種に活用したり、《武家類武士目ステージュラ》のG・ゼロ条件を一時的に埋め合わせたりなど、非常にユーティリティ。
変わったところではスペース・チャージ自然を発動させたり、《ヨギー・ベジタリバー》や《シンクロ・マニューバ》などの代替コストに活用したりすることも。スピードアタッカーを付与することが出来れば打点として運用することも可能。

種族スノーフェアリーも魅力的。種族指定進化クリーチャーが多い上、能力のタイムラグのおかげで《妖精の裏技ラララ・ライフ》の起動要員にもなれる。この動きはかの《桜風妖精ステップル》に負けず劣らず強力。

場に出せるだけであっても、軽量かつマナゾーンで待機できるだけで出来ることが多い。出し入れできることから、なんらかの種として消費しなければ継続的に恩恵が受けられるのも魅力的。
これらの恩恵が2コストマナブーストから得られると考えれば、このクリーチャーの有用性が良く分かるだろう。

総じて、特異的な動きをするカードではあるものの、デッキの動きの基盤たりえる非常にユーティリティなクリーチャーである。
ただし、2コストマナブーストという点では、即座にマナが増えない、山札からソースを掘り出すことが出来ない、自然に偏ったマナになりやすいなど非常にクセが強い。運用には十分気を付ける事。

《霞み妖精ジャスミン》や《桜風妖精ステップル》と合わせ、2マナ域から4マナにアクセスするスノーフェアリーが3枚に増加した。墳墓避けとして使うことはもちろん可能。
- 半面《再生妖精スズラン》自身は性質上、極めて《天使と悪魔の墳墓》の的になりやすいので注意。

【青赤緑ミッツァイル】ではいざとなれば《BAKUOOON・ミッツァイル》のコストにできる5枚目以降の《霞み妖精ジャスミン》として使われるケースがあり、DMBD-11・DMBD-12期にはこれを入れた型がチャンピオンシップ4位以内入賞を果たしている。

新章デュエル・マスターズに収録されている既存種族のクリーチャーは元々存在している何かしらのクリーチャーのパロディとなっているのだがこのクリーチャーに関しては元となっていると思われるクリーチャーが見受けられない。

DMRP-04裁版のカードイラストをよく見ると胸の谷間がチラ見、かつそのフォルムや質感をしっかり描き込んでいたりと、かなり刺激の強いイラストをしている。イラストの右下にいる、ハチの恰好をした人型女性はさらに露骨である。
- カードゲーマーvol.45で再録された際には露出度の低い袴姿になっている。カードイラストとフレーバーテキストを考えると、《ツクっちょ》、《自然星人》と共に卒業式らしき式典に出席したようである。

アニメ「デュエル・マスターズ！」では第1話で訪れたクリーチャーワールドにてこのクリーチャーの姿が確認できる。《フェアリー・ライフ》のフレーバーテキストによれば、新章デュエル・マスターズの時点でスノーフェアリーはほぼいなくなったとの事だが…。
- 第17話では劇中に登場したTwitterと思しきSNSにこのカードのイラストをアイコンにした「鈴蘭＠duema_suzuran」なるアカウントが登場していた。
  駄作に終わった劇場版デュエル・マスターズについて「私、ぶっちゃけ今日ノリで見に行ったんでwww」とツイートしている。