切札(きりふだ)ジョー(アンド)ジョラゴン -自由(じゆう)物語(ものがたり)-》

切札ジョー&ジョラゴン -自由の物語- DSR 無色[ジョーカーズ] (9)
クリーチャー:ジョーカーズ/マスター・ドラゴン/ヒューマノイド 5000+
スピードアタッカー
パワード・ブレイカー
自分のマナゾーンにある文明1つにつき、このクリーチャーのパワーを+5000する。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を表向きにする。その後、バトルゾーンにある相手のカードを、コストの合計がその2枚のコストの合計より少なくなるよう、好きな数選ぶ。相手はそれらを好きな順序で山札の下に置く。その後、自分は、こうして表向きにした2枚を手札に加える。

DMEX-15で登場した無色ジョーカーズ/マスター・ドラゴン/ヒューマノイド

スピードアタッカーパワード・ブレイカーに、自分のマナゾーンの文明数に応じたパンプアップ《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》cipと同じ効果を放つアタックトリガーを持つ。

マナゾーン4色以上揃っていればブレイク数が5つ、5色で6つになる。緑単コスト踏み倒し用の《ニコル・ボーラス》がマナゾーンに落ちていればそれだけで初期のシールドを全てブレイクできる程度のブレイク枚数となる。アタックトリガー除去カード指定除去であり、カード種別を問わない強力なもの。

しかし、9コストという重さがかなり足を引っ張る。また、フルスペックを引き出すためにはマナゾーンに多くの文明を必要とするのにもかかわらず、このクリーチャーは無色である点も噛み合いが悪い。一応、かつては無色ゼニスが5色デッキに入っていた時代もあったが。
また、ジョーカーズではあるが、cipを持たないため《ジョット・ガン・ジョラゴン》《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》とも相性が悪い。

何よりこれだけ重いジョーカーズでありながら《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》のような自己コスト軽減が無いのはマイナス。
採用するならビッグマナ戦術に組み込むほか、素のパワーが低いことを活かして《ドンジャングルS7》でマナゾーンから引っ張り出してやると良い。

後に《MAX-Gジョラゴン》が登場したことにより評価は一転。あちらに能力を与えてやれば、即座に使うには召喚が必要だがコスト6にパワー11000から文明数×5000を足すことができるのである程度使い道が生まれた。3色の時点でパワー26000の5ブレイクとなる。
同時期にタマシードが登場しており、そちらも一掃ができるのはこのクリーチャーにしかない強み。

  • 上述の通り、《MAX-Gジョラゴン》の登場でこのカードにも使い道が生まれたが、その使い道を見出したのがジョラゴン自身というのは秀逸と言えよう。尚《MAX-Gジョラゴン》が収録されたDMRP-22の販促ポスターにも「切札ジョー-自由の物語-終結(クライマックス)」とあり、意図的にこのカードを強化した可能性もある。

関連カード

収録セット

参考