堕チシ八叉ノ蛇神(ナルガロッチ=ヴリドガルド)

堕チシ八叉ノ蛇神 SR 闇/火/自然文明 (4)
G-NEOクリーチャー:デーモン・コマンド/アビスロイヤル 6000
G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
マッハファイター
W・ブレイカー
自分のクリーチャーが出たターンに攻撃する時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶︎相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
▶︎このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクする。

DM25-RP1で登場した、//自然G-NEOデーモン・コマンド/アビスロイヤル

自軍のクリーチャーに出たターン限定のアタックトリガーを擬似的に付与するシステムクリーチャー。
自身もマッハファイターとG-NEO進化を持つため、出してすぐ攻撃しやすい。

G-NEO進化のおかげで元からアタックトリガーが腐りにくいところを自前のマッハファイターにより更に活かしやすくなっており、NEO進化クリーチャーにありがちだった「進化させないとスペックを発揮しにくい」という弱点を極限まで克服している。
また、この三文明はいずれもスピードアタッカーマッハファイターアビスラッシュという「出たターンに攻撃できるキーワード能力」を擁しており、発動手段には事欠かない。

付与する能力ランダムハンデスシールドブレイクと、攻めっけの強い文明の傾向としてどちらも強力なもの。
展開したクリーチャーの打点を底上げして一気にフィニッシュを狙うもよし、マッハファイターと併せて相手のリソースを刈り取っていくもよしと、目的に合わせて柔軟に動ける。
G-NEO進化の持つ耐性のおかげでシステムクリーチャーとして継続して機能もしやすい。
複数体並べると効果が重複するためアタックトリガーを連発でき、《アーテル・ゴルギーニ》《絶望と反魂と滅殺の決断》なら1枚からこのカードが2体並ぶため終盤の一押しにはもってこい。
《アーテル・ゴルギーニ》からだと《真気楼と誠偽感の決断》に引っかかるが、このカード2体がマッハファイターで殴れば最大4枚ハンデスできるため、叩き落せそうな場合は狙ってみるのも良いかもしれない。

種族も非常に優秀で、デーモン・コマンドアビス両方のサポートを享受できる。
アビスであることから《邪侵入》メクレイドなどの展開手段には事欠かない。
特にアビスは闇と自然に多く登場していたので、これまでのカードプールを利用しやすいのも嬉しい。
問題なのは2025年3月現在、のアビスが殆ど登場してない事だが、幸いにもマナ操作に長けた自然を含むため、火は除去呪文や多色だけでの採用もしやすい。

維持することに拘らなければ侵略元としても優秀な3文明を持つコマンドでもある。
《復讐 ブラックサイコ》《血貴き侵略 ブラッドゾーン》に侵略すればマッハファイターで盤面を処理しつつ2~3枚のハンデスを叩き込める。

背景ストーリーでの活躍

王道篇のラストに《ジャシン》の肉体を触媒に魔誕し、破壊の限りを尽くしたものの魂が肉体から押し出されてしまった《悪魔世界ワルドバロム》
その《ワルドバロム》の魂が抜けた事で残された魂無き《ジャシン》の肉体も動きを止めたはずだったが、突如としてその《ジャシン》の肉体が動き出し究極の異形に変貌した姿がこのクリーチャーである。
その姿はタコのようでもあり八つの頭を持つ蛇でもあるように見えるが、巨大な蛇の鼻先にあたる部分には《アビスベル=ジャシン帝》の顔がついている。
変貌を終えた《ヴリドガルド》は本能のままに超獣世界の破壊を開始。かつての自身の精神である《至高の魂 アビスベル=ジャシン帝》が立ち塞がろうとも破壊の妨げになるのであれば戦闘を辞さないほどの凶暴さを見せる。
また、《ワルドバロム》の魔誕と共に生まれ、同じく破壊を行ってきた魔誕の勢力たちは、《ワルドバロム》の魂が失われた後の存在である《ヴリドガルド》に引き続き従い続けているのだという。

その他

  • 名前は日本神話のヤマタノオロチ、北欧神話のヨルムンガルド、そしてインド神話のナーガとヴリトラと、すべて蛇の神獣から構成されている。元ネタの方を重視している為、既存のカードとは全く関係ないものと思われる。

サイクル

DM25-RP1で登場した、スーパーレア3色G-NEOクリーチャーサイクル。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DM25-RP1(通常版)
    ワルドバロムの魂が抜けたジャシンの肉体は、究極の異形の姿に変貌していた。
  • DM25-RP1(シークレット)
    かつて崇められた神が魂を失い、その姿を取り戻した。

収録セット

参考