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好詠音愛 クロカミ R 水文明 (3) |
クリーチャー:マジック・マーメイド 2000 |
ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない) |
自分の呪文を唱えるコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。 |
自分が呪文を唱えた時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。 |
DM23-RP3で登場した水のマジック・マーメイド。
自分の呪文を1軽減するジャストダイバー。さらに自分が呪文を唱えた時、プリン効果を放つ。
《氷牙フランツI世》にジャストダイバーが付いたスペックなので、呪文を大量投入したデッキでは新たなエンジンとして期待できる。
3ターン目の初動として使う場合、ジャストダイバーが心強い。選択除去やマッハファイターに怯えることなく次のターンから軽減していける。
プリン効果も、呪文を連打しながら見えている打点やブロッカーをストップできる。溜めるビートダウン相手にも妨害効果がない呪文、例えば【青魔導具】でなら《堕呪 バレッドゥ》といった動きを優先する余地が生まれる。
スピードアタッカー、並びに【白赤アーマード・サムライ】のようにクリーチャーを出していない盤面から爆発的に打点を伸ばす相手には足止めできないのはご愛嬌。さらに《同期の妖精》には何回誘発させてもその1体に重複してプリン効果で選ばないといけないのにも注意。
手札交換、サーチなどのデッキの回転を支える2マナの基本的な呪文を1マナで唱えることで《次元の嵐 スコーラー》のG・ゼロに近づけるため、【スコーラー】とも好相性。【青魔導具】基盤なら《月下旋壊 ド・リュミーズ》込みで最速先攻4ターン目に《次元の嵐 スコーラー》のG・ゼロが実現可能。ちなみに《「大当たり!もう一本!!」》もコスト1になるため、《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》で作った闇マナを使って唱えてみるのもアリ。
DM23-RP3発売3日目、オリジナルの【青魔導具】でのチャンピオンシップ優勝実績を作った。
以降もポツポツと使われていたが、2023年10月第2週末からこれが入った【青魔導具】での入賞報告が急増。
【青魔導具】では2ターン目の《卍 新世壊 卍》から2→3と動けば、後は4ターン目にコスト2リソース系魔導具呪文を4連打するだけで、《堕呪 ゾメンザン》なしでの4ターン目無月の門99が可能。追加ターン中に諸々の除去を放ちつつ山札掘削を行えば、中速ビートダウン系統に対しては《神の試練》まで凌ぐことも十分可能。《神の試練》発射に至るまでの道中で《ガル・ラガンザーク》を着地させれば相手の再展開も怖くない。無限追加ターンループに関しても、それまで9マナ必要であったがこのカードのおかげで6マナで済むようになり、大幅に無限ターンを狙いやすくなった。
防御札としても優秀で、S・トリガー魔導具呪文にもれなくG・ストライクを付与するようなものである。もちろんジャストダイバーなので出た返しのターンは《CRYMAX ジャオウガ》による除去は無効。【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】の見切り発車程度ならS・トリガー魔導具呪文1枚が捲れればこのクリーチャーの存在もあって耐えられることも十分ある。
DM23-EX2発売から2週間近く後には、【青単スコーラー】で結果を出した。
《DARK MATERIAL COMPLEX》が登場すると、そちらを釘付けにするための攻撃制限としての性質も帯びるように。
『全国大会2023』優勝の【青魔導具】にも基盤として4枚積みされていた。
2024年5月後半時点では、徐々に軽量級全体除去で軽く吹っ飛ぶパワー・コストラインを突かれることが目立っていき、そうしたカードを採用しやすいデッキに自然に対策されることも増えたため、採用枚数を2枚程度まで減らして依存度を下げた【青魔導具】も散見されるように。一部ではこれを減量した代わりに《堕呪 ゾメンザン》を4枚積みすることで4ターンキルが頓挫しにくいようにする型も見られる。