【ティラノ・ドレイク】

種族としてのティラノ・ドレイク→ティラノ・ドレイク

ハイブリッド種族のうち、ティラノ・ドレイクを主軸としたデッキ。
主なデッキカラーは元々の色である、黒赤の2色を中心にして組まれる。
まずはどのデッキにも入る、基本的なカードを紹介する。

炎竜提督ガウスブレイザー R 火文明 (7)
クリーチャー:ティラノ・ドレイク/ブレイブ・スピリット 5000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にあるすべてのティラノ・ドレイクとブレイブ・スピリットを自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。
相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。

共通主要カード

《炎竜提督ガウスブレイザー》ティラノ・ドレイク版の提督。これがないと終盤の手札切れがキツい
《竜音のキラ》ティラノ・ドレイクのコストを1軽減

共通候補カード

《深塊炎霊ロミュナス》5枚目以降の《キラ》として。デッキが中心なら
《炎霊甲蟲ジャンガルジャン》5枚目以降の《キラ》として。デッキが中心なら
《威牙忍ヤミカゼ・ドラグーン》シノビ。cipで味方をスレイヤー
《闘龍鬼ジャック・ライドウ》切り札となる進化クリーチャーを呼ぶ

以下は、主要カードの種類に応じてビートダウン型とコントロール型の二つに分けてデッキを解説する。

ビートダウン

不死鳥編で活躍したデッキタイプ。DMC-32 「マーズ・フラッシュデッキ」がこれにあたる。
小型のティラノ・ドレイクのパワーが低いため、必然的にブレイブ・スピリットで補う事になる。
《衝撃のロウバンレイ》のおかげで突破力が非常に優れるため、終盤に相手が大型ブロッカーを出してきても、それほど気にすることなく攻撃を続けられる。

疾風のスウザ C 火文明 (2)
クリーチャー:ブレイブ・スピリット 1000
バトルゾーンにある自分のティラノ・ドレイクはすべて「スピードアタッカー」を得る。

カードプールの変遷に伴って、使われるブレイブ・スピリットやフィニッシャーは変化している。
一方、《疾風のスウザ》によるスピードアタッカー付与が重要なのはDM-19から、言い換えればデッキが成立した頃から、全く変わっていない。

主要カード

《疾風のスウザ》自分のティラノ・ドレイクすべてにスピードアタッカー付与。《威牙忍ヤミカゼ・ドラグーン》と組ませると凶悪

ティラノ・ドレイクの候補

ブレイブ・スピリットの候補

《撃輪のメイズローゼン》自分のティラノ・ドレイクすべてにパワーアタッカー+3000。《ラプトル・ドラグーン》と好相性
《衝撃のロウバンレイ》自分のティラノ・ドレイクとブレイブ・スピリットにアタックトリガーブロッカー破壊
《魔刃のガーリィペイ》自分のティラノ・ドレイクとブレイブ・スピリットがブロックされなければハンデス

進化クリーチャーの候補

《死神竜凰ドルゲドス》墓地進化。cipで相手のブロッカーを無力化
《激竜凰ドランベルク》殴り返しに弱いが、一斉パワー強化を行う。
《覇竜凰ドルザバード》フォートEが強力なフィニッシャー

コントロール

極神編辺りから本格的に組まれるようになったデッキタイプ。
主にcip能力で除去ができるティラノ・ドレイクを主体として構成される。
特に《ボルメテウス・レッド・ドラグーン》は確実にシールドを破っていける為、非常に強力。

ボルメテウス・レッド・ドラグーン P 火文明 (8)
クリーチャー:ティラノ・ドレイク 9000
W・ブレイカー
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそれを手札に加えるかわりに墓地に置く。

マナ加速が苦手なため、各種チャージャーで補いたい。
手札補充や《アクアヒート・ドラグーン》などを活用するためにが加えられることもある。

ティラノ・ドレイクの候補

《ブラッディ・ドラグーン》貴重なブロッカー《ブラッディ・イヤリング》同型再販
《ガラティア・ドラグーン》こちらもブロッカーパワー低下を持つが火力に弱い
《機動闘竜メタルクロー》O・ドライブでパワー-2000
《アクアヒート・ドラグーン》O・ドライブでタップされているパワー4000以下のクリーチャーを破壊、水が入るなら敵獣タップも
《エンドブリンガー・ドラグーン》【速攻】相手に殴り返し、水が入るなら《アクアヒート・ドラグーン》とも好相性
《ドラグ変怪》コスト踏み倒し山札破壊へのメタクリーチャー
《ソウルバイス・ドラグーン》cip能力で場のティラノ・ドレイクの数だけハンデス
《ギル・アルビレオ・ドラクーン》スペース・チャージハンデス
《ジェットパンチ・ドラグーン》cip能力でタップされているクリーチャーを破壊
《闘竜死爵デス・メンドーサ》cip能力でタップされていないクリーチャーを破壊
《ブレイズブレス・ドラグーン》フォートEで擬似《デーモン・ハンド》
《ペインシュート・ドラグーン》スリリング・スリーで一回につきパワー-3000
《ドルドブリンガー・ドラグーン》cipで効果バトルを仕掛けるS・トリガー
《オメガ・クライシス・ドラグーン》自分のティラノ・ドレイクが場に出ると選ばせ除去
《ボルメテウス・レッド・ドラグーン》シールドを安全に焼き尽くすフィニッシャー

ブレイブ・スピリットの候補

進化クリーチャーの候補

水が入る場合

《闘竜麗姫アントワネット》pigでバウンスか手札交換
《闘神タウロス》味方のティラノ・ドレイク全員を実質W・ブレイカー以上に

カードの能力上ビートダウン型とコントロール型に分類したが、もちろんビートダウン型に除去能力持ちのティラノ・ドレイクを入れたり、コントロール型のフィニッシャーとして《覇竜凰ドルザバード》を用いてもよいし、《超神星プルート・デスブリンガー》を入れてもかまわないだろう。
最終的な構築はデッキ制作者の意匠に任される。

  • 進化クリーチャーはどれも役割がはっきりしていて強力なものばかりなため、デッキに合わせて上手く使いたい。特にビートダウン型の場合、進化クリーチャーは最後の一押しのためにほぼ必須になってくる。

参考