【バイラストリガー】

《超神龍バイラス・ゲイル》によって、各種S・トリガー呪文を使い回すデッキ。

その歴史は古く、初登場のDM-08から様々なパターンが考案されている。
当初は各種S・トリガー呪文を《超神龍バイラス・ゲイル》と《深緑の魔方陣》のコンボで使い回したり、《暴発秘宝ベンゾ》《魂縛》暴発させる事が多かった。
進化元もかつては《紅神龍メルガルス》といった軽量ドラゴンに頼る事が多かったが、後に《無双龍聖イージスブースト》など多数のS・トリガードラゴンが登場し、暴発との相性も高まっていった。

ところが、《マーシャル・クイーン》の裁定変更からループデッキとしての側面を見せ始める。
超天篇になると《生命と大地と轟破の決断》《メガ・イノポンドソード》等により、更に円滑なループを行える様になった。
以下にループを起こす為のデッキ例を示しておく。

超神龍バイラス・ゲイル SR 自然文明 (5)
進化クリーチャー:アース・ドラゴン 9000
進化−自分のドラゴン1体の上に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、S・トリガーを使って自分の呪文を唱えたとき、その呪文を墓地に置く代わりに自分の手札に戻す。
W・ブレイカー

主要カード

《超神龍バイラス・ゲイル》核。S・トリガーで唱えた呪文を手札に戻す
《マーシャル・クイーン》《超神龍バイラス・ゲイル》と《マーシャル・クイーン》の両方を踏み倒すために必要
《メガ・イノポンドソード》《超神龍バイラス・ゲイル》と《マーシャル・クイーン》の進化元。
オレガ・オーラなので進化しても効力が失われない
《生命と大地と轟破の決断》《超神龍バイラス・ゲイル》と《マーシャル・クイーン》を同時に踏み倒す
《サマー・オジサマー/ムーン・オジサマー》《マーシャル・クイーン》と進化元のリアニメイト要員
《水上第九院 シャコガイル》言わずと知れたエクストラウィン能力を持ったフィニッシャー
《転生スイッチ》《水上第九院 シャコガイル》の呼び出すために必要
《深海の伝道師 アトランティス》
《サイバー・チューン》手札を減らさずに、《マーシャル・クイーン》を墓地に落とす
《腐敗麗姫ベラ》を始めとした軽量級スプラッシュ・クイーン《マーシャル・クイーン》の進化元

候補カード

ループの手順

  1. まず、《メガ・イノポンドソード》を付けたクリーチャーを用意する。
  2. 《生命と大地と轟破の決断》を唱えて、《メガ・イノポンドソード》を付けたクリーチャーを《マーシャル・クイーン》《超神龍バイラス・ゲイル》の順で踏み倒しで進化させる。
  3. 《マーシャル・クイーン》cipで、手札にある《サイバー・チューン》《ムーン・オジサマー》暴発させる。手札に《マーシャル・クイーン》がない場合は、《龍脈術 落城の計》で《超神龍バイラス・ゲイル》の下から《マーシャル・クイーン》を回収。
  4. 《サイバー・チューン》で《腐敗麗姫ベラ》(他のコスト3以下のスプラッシュ・クイーンで代用可)と《マーシャル・クイーン》を墓地に捨てる。
  5. 《ムーン・オジサマー》で《腐敗麗姫ベラ》を出して、《マーシャル・クイーン》に進化させる。
  6. 《マーシャル・クイーン》のcipで《スパイラル・ゲート》(他に《マーシャル・クイーン》をバウンスできるS・トリガー呪文で代用可)、《サイバー・チューン》、《ムーン・オジサマー》を暴発させる。
  7. 《スパイラル・ゲート》で《マーシャル・クイーン》を手札に戻す。山札が5枚以下になるまで、4から7を繰り返す。
  8. 山札が5枚以下になったら、《マーシャル・クイーン》のcip《深海の伝道師 アトランティス》を召喚して、《転生スイッチ》を唱えて、《深海の伝道師 アトランティス》をバウンスして《水上第九院 シャコガイル》を出す。
  9. そのまま相手にターンを返して、《水上第九院 シャコガイル》の効果で山札のカードをすべて引いてエクストラウィン

上記のループは《サイバー・チューン》の強制ドローが入るため無限には続けられない。そのため、自分がライブラリアウトする前に《水上第九院 シャコガイル》を呼び出してエクストラウィンに変換している。
《マーシャル・クイーン》を墓地へ送る」手順を「バウンス《サイバー・チューン》」以外のS・トリガー呪文で行えれば、無限ループに変換し《シャコガイル》以外での勝利も行える。

  • 他のトリガーデッキと比べて柱となるカードのパワーがあるため、攻撃にも参加しやすく、フィニッシャーには困らないという長所を持つ。

参考