待機状態総合ルールに登場する用語。
ルールブレイク及びシールドチェックそのものの流れについてはそちらの記事を参照。ここではS・トリガーを使用宣言する上で待機状態が関わる部分を特筆する。
不明確な裁定シールドゾーンのカードに影響を与える、もしくはシールドゾーンのカードを参照する常在型能力は、どのタイミングで効力を失うのか。
その他この「待機状態」という用語は、かつて《レオ》及び《正義ノ裁キ》の矛盾した裁定により起きた混乱が発端となり、総合ルールに記載された経緯を持つ。
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[1] 発揮されるゾーンが書かれていない「S・トリガー」を得る能力では、「シールドゾーンにあるそのカードに」を付け加えて読むという内容。 [2] 革命2でブレイク置換効果が有効になる《暗黒鎧 ヘルミッション》より。 [3] 実はこの時点で上記の《ジークシュトルツ》と矛盾が発生していたのだが、この裁定が《正義ノ裁キ》にとっては純粋なアッパーであったこと、また他のカードに影響しないと考えられていたことから、当時はそれを指摘する者はほぼいなかった。《ジークシュトルツ》《グレイテスト・ネルザ》が共にマイナーなカードでこの裁定自体の知名度が低かったのも原因として考えられる。 [4] 一例を挙げると、「スーパー・S・トリガーはブレイク前の数を参照するので絶対にスーパー・ボーナスが使えない」「《ヤミノリミット》はブレイクする前にシールドが5枚以上あれば、たとえワールド・ブレイカーの攻撃でも全てのS・トリガーを封じる」など。 [5] 「《ジークシュトルツ》の上記の裁定がS・トリガーの宣言タイミングを「シールドゾーンを離れた後」と定義してしまったせいで、「シールドゾーンにある間」に効力を発揮する《正義ノ裁キ》や《氷柱と炎弧の決断》がS・トリガーとして使えない」という説や、「シールドゾーンにありながらシールドとして数えない矛盾から、実はシールドチェックでも保留状態が発生する」という説などが提唱された。後者については、保留状態とは扱わないものの実際に「待機状態」として似たようなルールが制定されたのだが。 [6] 厳密には《ジークシュトルツ》のみ未解決な不明点があるが、古いよくある質問の矛盾点に過ぎないので不明確な裁定一覧で扱う。 |