公式Q&A 2024年1月18日更新版
Q.自分のシールドの上に《正義ノ裁キ》が1枚表向きで置かれています。
相手のターン中、相手は《覚醒連結 XXDDZ》で攻撃し、その「攻撃する時」の能力で「EXライフ」シールドを墓地に置き、自分は呪文を唱えられなくなりました。
その《覚醒連結 XXDDZ》の攻撃で《正義ノ裁キ》が置かれているシールドがブレイクされたのですが、この時、自分はブレイクされたシールドから裁きの紋章呪文を「S・トリガー」で唱えたり、「サバキZ」で唱えたりできますか?
A.いいえ、唱えられません。
「S・トリガー」はシールドが手札に加わる前に宣言します。その時点では《正義ノ裁キ》はまだシールドゾーンにある扱いなので、「S・トリガー」の使用宣言は可能です。
ただし、宣言した「S・トリガー」を実際に使うのは、シールドが手札に加わった後です。その時点で《正義ノ裁キ》はもうシールドゾーンに無いため、宣言した「S・トリガー」呪文を唱えられません。
また、「サバキZ」は手札に加えてから使用宣言を行うため、この状況では使用宣言もできません。
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| | (総合ルール 509.5.)
| - 509.5.
- クリーチャーがシールドを指定された枚数同時にブレイクします。ブレイクしたシールドが能力に指定された枚数に達していなくても、何らかの方法で新たに加えたシールドを次にブレイクするシールドとして選ぶ事はできません。
- 509.5a
- S・トリガーは、シールドがブレイクされて手札に加わる時に宣言ができます。複数枚のS・トリガーがある場合は、同時に宣言をします。宣言するカードは相手に見せる必要があります。
- 509.5b
- G・ストライクは、シールドがブレイクされて手札に加わる時に宣言ができます。複数枚のG・ストライクがある場合は、同時に宣言をします。宣言するカードは相手に見せる必要があります。
- 509.5c
- S・バックは、シールドがブレイクされて手札に加わるカードを墓地に捨てて宣言ができます。宣言するカードは相手に見せる必要があります。この時捨てたカードはシールドから墓地へ移動していますが、「手札から捨てたカード」として扱われます。
- 509.5d
- 宣言が終わったら、ブレイクされたシールドを手札に加えます。この際、手札に加えたカードの中に「裁きの紋章」を持つカードがあれば、それを捨てて、サバキZの宣言ができます。
- 509.5e
- その後、S・トリガーと S・バック、G・ストライク、サバキZを好きな順序で解決します。
例:2枚同時にブレイクされたシールドが《サイバー・ブレイン》と《フェアリー・Re:ライフ》だった場合、「S・トリガー」で《サイバー・ブレイン》を唱え、カードを引いてから「G・ストライク」で相手のクリーチャーを1体選び、攻撃できなくさせることもできますし、「G・ストライク」で相手のクリーチャーを1体選び、攻撃できなくさせてから《サイバー・ブレイン》を唱えることもできます。
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引用元
Q.バトルゾーンにいる自分のクリーチャーが《アーテル・ゴルギーニ》のみの状況で、自分は《堕魔 ドゥポイズ》を出しました。
《堕魔 ドゥポイズ》の「出た時」の能力で自分のクリーチャーを2体破壊する際、《アーテル・ゴルギーニ》の「離れる時」の効果でかわりに《堕魔 ドゥポイズ》を破壊し、《アーテル・ゴルギーニ》をバトルゾーンに残せますか?
A.はい、残せます。
引用元
Q.自分の《DARK MATERIAL COMPLEX》の「他のクリーチャーが離れた時」の能力で、山札のカードをこのクリーチャーの下に置こうとした際、相手の《とこしえの超人》や《カレイコの黒像》があったらどうなりますか?
A.その場合でも、「他のクリーチャーが離れた時」の能力で山札の上から1枚目を表向きにして《DARK MATERIAL COMPLEX》の下に置けます。
バトルゾーンにあるカードの下にカードを置いた場合、そのカードはバトルゾーンに出たことにも、バトルゾーンに置かれたことにもなりません。
そのため、この能力は《とこしえの超人》や《カレイコの黒像》の効果の影響を受けません。
引用元
Q.自分の《DARK MATERIAL COMPLEX》の下にカードが8枚置かれていて、そのうち3枚がタマシードで、すべてコスト5以下です。
相手が《ア:エヌ:マクア》を出し、「出た時」の能力で「相手は、自身のコスト5以下の、クリーチャーではないエレメントをすべてマナゾーンに置く」を選んだのですが、《DARK MATERIAL COMPLEX》の下に置かれているタマシードはマナゾーンに置かれますか?
A.いいえ、置かれません。
カードの下に置かれているカードは特性が無視されています。カードタイプも無視されているので、エレメントとして扱えません。
そのため、《DARK MATERIAL COMPLEX》の下にあるカードはエレメントを指定する効果の影響を受けません。
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| | (総合ルール 200.3a)
| - 200.3a
- 進化などによってカードの下に置かれているカードは通常のゲーム中は特性が無視されています。ただし、カードを指定する場合、特性は参照されます。カード以外を指定する場合は参照されません。
例:光と水文明を持つクリーチャーの上に進化した水のクリーチャーは水のクリーチャーであり、パワーも種族も下のカードから影響されません。ただし、《テック団の波壊 Go!》の効果を受けた場合、下のカードもコストを参照し、適正であれば効果を受けます。 例:《卍月 ガ・リュザーク 卍》の無月の門・絶は魔導具を参照しているため、《卍 デ・スザーク 卍》の下にあるカードは参照できません。
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引用元
Q.《CRYMAX ジャオウガ》の「自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時」の効果で、下のカードが7枚以下で離れなくなっている《DARK MATERIAL COMPLEX》の下に置かれている表向きのカードを3枚破壊できますか?
A.はい、ゲーム負ける際[1]や《CRYMAX ジャオウガ》が離れる際に、かわりに、離れなくなっている《DARK MATERIAL COMPLEX》の下にあるカードを破壊できます。
《CRYMAX ジャオウガ》の「自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時」の効果は置換効果なので、実際に破壊できないカードを破壊しようとすることはできません。ただし、《DARK MATERIAL COMPLEX》の効果で離れなくなるのは《DARK MATERIAL COMPLEX》のカードのみで、下にあるカードは離れます。
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| | (総合ルール 109.2c)
| - 109.2c
- 複数枚のカードで構成されたエレメントの効果や能力は、それに含まれ、エレメントとして表出している全てのカードに適用されます。ドラグハートやクロスギアはクリーチャーの構成カードには含まれず、クリーチャーの上下に重なっているオーラや魔導具等はクリーチャーの構成カードに含まれます。また、封印はエレメントの構成カードに含まれません。
例: リンクしているゴッドに何らかの能力を付与した場合、リンクしている全てのゴッドに能力が適用されます。 例: 《白皇世の意志 御嶺》に付いた《無修羅デジルムカデ》を、カードを選ぶ効果で除去する時、《無修羅デジルムカデ》を指定し、除去することができます。
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引用元
Q.下にカードが7枚以下で、離れなくなっている《DARK MATERIAL COMPLEX》の下に置かれているカードを、《堕呪 エアヴォ》の効果で手札に戻せますか?
A.はい、そのカードがコスト7以下であれば手札に戻せます。カードを指定する効果を受けた際、《DARK MATERIAL COMPLEX》の離れない効果が適用されるのは、一番上にある《DARK MATERIAL COMPLEX》のカードのみです。
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| | (総合ルール 109.2c)
| - 109.2c
- 複数枚のカードで構成されたエレメントの効果や能力は、それに含まれ、エレメントとして表出している全てのカードに適用されます。ドラグハートやクロスギアはクリーチャーの構成カードには含まれず、クリーチャーの上下に重なっているオーラや魔導具等はクリーチャーの構成カードに含まれます。また、封印はエレメントの構成カードに含まれません。
例: リンクしているゴッドに何らかの能力を付与した場合、リンクしている全てのゴッドに能力が適用されます。 例: 《白皇世の意志 御嶺》に付いた《無修羅デジルムカデ》を、カードを選ぶ効果で除去する時、《無修羅デジルムカデ》を指定し、除去することができます。
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引用元
Q.《アーテル・ゴルギーニ》の「このクリーチャーが離れる時」の効果で、下のカードが7枚以下で離れなくなっている《DARK MATERIAL COMPLEX》を破壊できますか?
A.いいえ、離れない《DARK MATERIAL COMPLEX》は破壊できません。
《アーテル・ゴルギーニ》の「このクリーチャーが離れる時」の効果は置換効果です。置換効果は、置換後のイベントを行えない場合は適用できません。
《アーテル・ゴルギーニ》の置換効果を行うにはクリーチャーが実際に破壊される必要があるため、破壊できないクリーチャーを破壊しようとすることはできません。
引用元
Q.《母なる星域》でマナゾーンに置くクリーチャーとして、下のカードが7枚以下で離れなくなっている自分の《DARK MATERIAL COMPLEX》を選べますか?
A.はい、選べます。また、選んだクリーチャーがマナゾーンに置かれなかったとしても、その後マナゾーンからマナゾーンの枚数以下のコストの進化クリーチャーを出せます。
「そうしたら」と書かれている効果は、その前半の効果を実行しようとして、結果的にできなかった場合でも後半の効果を行えます。
今回の例の場合、バトルゾーンに自分のクリーチャーがいて、それをマナゾーンに置こうとした結果、置けなかったという状況なので「そうしたら」以降の効果を解決できます。
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| | (総合ルール 101.3a)
| - 101.3a
- 効果の発動に「~した場合」というような条件がある場合、その条件となる行為を試みたことで発動し、その行為が結果的にどうなったかを問いません。
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引用元
Q.自分の《DARK MATERIAL COMPLEX》の下にカードが7枚置かれている状況で、《DARK MATERIAL COMPLEX》が相手の「スレイヤー」を持つクリーチャーとバトルし、相手のクリーチャーがバトルに負けて破壊されました。
《DARK MATERIAL COMPLEX》の「他のクリーチャーが離れた時」の能力と、「スレイヤー」による破壊はどちらを先に解決しますか?
参照:《腐頼 ルマウス-2》
A.《DARK MATERIAL COMPLEX》の「他のクリーチャーが離れた時」の能力を先に解決します。
クリーチャー同士がバトルを行った際、まず、それによりトリガーした「バトルに勝った時」「バトルに負けた時」「クリーチャーが離れた時(破壊された時)」などの能力を解決します。それが終わった後、「スレイヤー」など「バトルの後」の能力を解決します。
引用元
Q.自分の《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》がバトルゾーンにいる状況です。
ターンの終わりに、相手が《「無月」の頂 $スザーク$》の「無月の門・絶」を使いました。
《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》の置換効果がありますが、「無月の門・絶」はどう処理すればいいですか?
A.《「無月」の頂 $スザーク$》の「無月の門・絶」の効果を解決する際、相手は魔導具をバトルゾーンと墓地から何枚ずつ選ぶか指定します。(この時、実際に選べない数を指定することはできません。例えば、バトルゾーンに魔導具が2枚しかない状況で、バトルゾーンから選ぶ枚数を3枚以上指定することはできません)
その後、自分は相手がバトルゾーンから選ぶと指定した枚数分、バトルゾーンから相手の魔導具を選びます。(相手が0枚と指定した場合、自分はバトルゾーンの魔導具を選べません)
自分と相手が魔導具を選び終えたら、それらの上に《「無月」の頂 $スザーク$》を召喚します。
なお、バトルゾーンと墓地の魔導具をどちらから先に選ぶかは、「無月の門・絶」を解決する際に相手が決められます。
引用元
Q.自分の《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》がバトルゾーンにいる状況です。
相手のリンクしたゴッドを《デーモン・ハンド》で破壊する際、どちらを破壊するか、自分が選べますか?
参照:《極限龍神ヘヴィ》《極限龍神メタル》
類似例:《「迅雷」の鬼 ライジン天》
A.はい、自分がどちらか好きな方を選び、破壊します。
引用元
Q.自分の《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》がバトルゾーンにいる状況です。
相手が「フシギバース」でマナゾーンに置くクリーチャーや「ムゲンクライム」でタップするクリーチャーは、かわりに自分が選べますか?
参照:《大樹王 ギガンディダノス》《∞龍 ゲンムエンペラー》
類似例:《「迅雷」の鬼 ライジン天》
A.いいえ、相手が選びます。
テキストに「選ぶ」や「選び」と書かれている効果で相手がカードを選ぶ時のみ、《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》の置換効果を適用できます。
引用元
Q.自分の《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》がバトルゾーンにいる状況で、相手は《歌舞音愛 ヒメカット/♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》を出しました。
「マジック・フレンド・バースト」で相手がマジック・クリーチャーをタップする際、《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》の効果で自分がタップするクリーチャーを選べますか?
類似例:《「迅雷」の鬼 ライジン天》
A.いいえ、相手が選びます。
テキストに「選ぶ」や「選び」と書かれている効果で相手がカードを選ぶ時のみ、《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》の置換効果を適用できます。
引用元
Q.自分の《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》がバトルゾーンにいる状況で、相手が自分のターンの終わりに《ジョリー・ザ・ジョルネード》の「マスターJトルネード」の使用を宣言しました。
「マスターJトルネード」の効果には「自分のジョーカーズ・クリーチャーをコストの合計が10以上になるように好きな数選び」とあるのですが、クリーチャーは誰がどうやって選びますか?
類似例:《「迅雷」の鬼 ライジン天》
A.「好きな数選ぶ」とある効果を解決する際、その効果を解決するプレイヤーが選ぶ数を指定した後、《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》を出しているプレイヤーが指定された数のカードを選びます。
「マスターJトルネード」の場合、まず相手が手札に戻すジョーカーズの数を指定します。(この時、その数戻しても必ずコストが10以上にならないような、効果処理ができなくなる数は指定できません)
その後、自分は相手が指定した数のジョーカーズを、コストの合計が10以上になるように選び、手札に戻します。
引用元
Q.自分の《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》がバトルゾーンにいる状況で、相手は《爆殺!! 覇悪怒楽苦》を唱えました。
《爆殺!! 覇悪怒楽苦》の効果には「相手のクリーチャーを、コストの合計が8以下になるよう好きな数選び」とあるのですが、クリーチャーは誰がどうやって選びますか?
類似例:《「迅雷」の鬼 ライジン天》
A.「好きな数選ぶ」とある効果を解決する際、その効果を解決するプレイヤーが選ぶ数を指定した後、《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》を出しているプレイヤーが指定された数のカードを選びます。
《爆殺!! 覇悪怒楽苦》の場合、まず相手が破壊するクリーチャーの数を指定します。(この時、その体数選んだら必ずコスト8以上になってしまうような、効果処理時に実際に選べない数は指定できません)
その後、相手が指定した数のクリーチャーを、《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》を出している自分が選び、破壊します。
処理例:
バトルゾーンに自分の、コスト6の《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》、コスト2のクリーチャー1体、コスト4のクリーチャー2体がいる状況で、相手が《爆殺!! 覇悪怒楽苦》を唱えた場合、以下のような処理になります。
まず、相手が破壊したいクリーチャーの数を指定します。この状況でコスト8以下になるよう選んで破壊できるクリーチャーは最大2体なので、指定できるのは0~2体までです。
その後、自分は相手が指定した数の自分のクリーチャーを選び、選ばれたクリーチャーが破壊されます。
相手が2体と指定した場合、コスト8以下になるよう、好きな組み合わせで自分のクリーチャーを2体選びます。(今回の場合、コスト2とコスト4のクリーチャー1体ずつ、コスト2と《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》、コスト4のクリーチャー2体が選べる選択肢になります)
引用元
Q.自分の《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》がバトルゾーンにいる状況で、相手は《歌舞音愛 ヒメカット/♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》の呪文側を唱えました。
《♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》の効果には「相手のエレメントを2つまで選び」とあるのですが、選ぶエレメントの数も《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》の効果で自分が決められますか?
A.いいえ、決められません。選ぶ数を決めるのは《♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》を唱えたプレイヤーです。
自分の《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》がいる状況で、相手がバトルゾーンのエレメントを指定の数選ぶ効果を解決する際、まず相手がエレメントをいくつ選ぶかを決めます。
その後《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》の効果で、相手が決めた数のエレメントを自分が選びます。
今回の場合、例えば相手がエレメントを2つ選ぶと決めた場合、自分が自分のエレメントを2つ選び、それらを手札に戻すことになります。
カードやクリーチャーを指定の数選ぶ効果を解決する際も同様に処理します。
引用元
Q.自分の《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》と、下にクリーチャーが1枚置かれた《禁断英雄 モモキングダムX》がバトルゾーンにいる状況で、相手は《スライサー=グライサー》を出しました。
《スライサー=グライサー》の「出た時」の能力で破壊するクリーチャーを、《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》の効果で相手のかわりに自分が選ぶ際、自分の《禁断英雄 モモキングダムX》は選べますか?
類似例:《「迅雷」の鬼 ライジン天》
A.はい、選べます。相手が出した《スライサー=グライサー》の能力ですが、相手のかわりに自分が選ぶので、《禁断英雄 モモキングダムX》のような「相手に選ばれない」クリーチャーも選べます。
この場合でも、《禁断英雄 モモキングダムX》は「禁断スター進化」により一番上のカードのみが離れ、再構築により進化元のクリーチャーがバトルゾーンに残ります。
引用元
参考
原文ママ。おそらく脱字