【ミセス・アクア】
《ミセス・アクア》の攻撃時能力で一度に3枚の手札補充をしながら殴る、中速ビートダウンデッキ。
その手札補充条件を満たすべく、デッキのほとんどを同じマナコストのカードで埋めるのが特徴。
ミセス・アクア R 水文明 (3) |
クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 3000 |
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚を見る。それがすべて同じコストであれば、すべてのプレイヤーに見せてから自分の手札に加えてもよい。同じコストでなければ、好きな順序で山札の上に戻す。 |
ここでは《ミセス・アクア》と同じ3マナのカードでデッキを固め、確実に3枚手札に加えられるようにする。
水を中心としたデッキ構成になるが、コスト3以下のカードを支援するカードは各文明に存在するため、コレといった定型は決まっていない。
主要カード
候補カード
各文明共通
シノビ
水
光
自然
タマシード | |
《繁茂のコイン》 | これが場に出る度にマナ加速。4ターン目で2枚出せれば6マナに到達可能 |
火
闇
無色
多色・2色
多色・3色
このデッキの使い方
3マナたまり次第《ミセス・アクア》を出して、手札補充しながらビートダウンする。
デッキ内を3マナのカードで固めれば、確実に3枚手札に加えられる。アタックトリガーとはいえ、一度に3枚引けるのは非常に強力である。
この様に手札は潤沢なのだが、コスト3のカードで統一されている都合上、各ターンに使えるカード枚数はマナゾーンの枚数を3で割った数しか使えないのが欠点。
特に4ターン目・5ターン目でカードを1枚しか使えないのは痛手。
如何にして各ターンのアクションを増やせるかが鍵となる。
例えばツインパクトを使用し、コスト3以外のカードも使える様にしたい。
他には《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》や《深塊炎霊ロミュナス》のコスト軽減を利用すれば4マナで2体展開出来る。
ビートダウン寄りなので、D・D・Dやキリフダッシュなども活用しやすい。
《トロワ・チャージャー》なら、クリーチャーを出しつつマナ加速が入るので6マナに届きやすくなる。
《式神ブゥ》などG・ゼロ持ちの3コストクリーチャーを展開するのも良い。
他にも青単にしてマナ武装を活用したり、闇の《デュエマの鬼!キクチ師範代》や《虚構の影バトウ・ショルダー》で相手をメタったり、火の《四十日鼠 チョロチュー》や《バグル・パズル》を使うこともできる。
このデッキの弱点
3マナが多くなるので、初動がやや遅く、【速攻】を相手にするのはやや厳しい。
シノビの《光牙忍ハヤブサマル》や《斬隠テンサイ・ジャニット》などで対抗したい。
また、《温泉 湯あたり地獄》や《ボルシャック・スーパーヒーロー》などの全体除去に弱い。それらを使われる前に勝負を決めてしまいたいところである。
何より、相手にもよるが、ガチンコ・ジャッジでほぼ勝てなくなる。なるべく決められる前に勝負をつけよう。
現在ではツインパクトカードの登場によりガチンコ・ジャッジに勝てる状況も増えてきた。
変遷
エピソード1環境末期に誕生。しかし、当初は《勝利のガイアール・カイザー》や火力呪文でキーカードが倒されやすく、中々活躍出来なかった。
《ガチャンコ ガチロボ》が登場してからは、【3軸ガチロボ】へと発展して、このデッキタイプは半ば消滅しかけていた。
ツインパクトの登場によって高コストのカードも使えるようになる。
《瞬閃と疾駆と双撃の決断》や《テクノ剣術 XENOFIRE》が登場してからは、わずかながら息を吹き返している。
その他
- 上述の候補に《アクア・ジェスタールーペ》があるとおり、一種類くらいなら異なるコストを入れても回るので《ミセス・アクア》以外のコストを統一したデッキも組めない事もない。
- 【3軸ガチロボ】は《ガチロボ》以外はほぼコスト3のクリーチャーで構成されたデッキだが、こちらはコスト3であればカードタイプは問われない。
参考