置きドロー

バトルゾーンに存在することで継続的にドロー効果を発揮するカードのこと。
「ドローエンジン」「置きドロソ」とも呼ばれる。

雷鳴の守護者ミスト・リエス UC 光文明 (5)
クリーチャー:ガーディアン 2000
他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。
ハッスル・キャッスル R 自然文明 (5)
自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。
この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。

《エナジー・ライト》などとは違い、短期的にアドバンテージを多くは得られない。
だが、性質上場に残っただけ効果を発揮するため、長期的な目で見ると他のドローカードより多くアドバンテージを得ていることも多い。
結果として放置すると《サイバー・ブレイン》などの強力なドローカードよりも膨大なアドバンテージを叩き出すため、相手にした場合は真っ先に除去したい。

幸い、その多くはパワーが低いなど破壊しやすいため、一部を除けば対処自体はそこまで難しくない。逆に言えば、強力な置きドロー手段をずっと生き残らせることができれば、それだけで勝利は近づくということでもある。

相手にした場合は真っ先に除去したいため「他に除去できる対象があるが、出てくるであろう相手の置きドローを除去するために敢えて残しておく」などのプレイングも有効。
特に《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》《龍波動空母 エビデゴラス》は公開情報である超次元ゾーンに置かれるので、除去を残しておくプレイングはし易いだろう。

  • 他のドローソースにも言えることだが、基本的に速攻と当たれば木偶の坊と化す。相手が遅いデッキタイプであればあるほど重要となっていく。

デュエル・マスターズ プレイスでは

「自分の手札が5枚以下なら」という条件が特徴的。手札の上限枚数が10枚のため、手札が溢れないようにさせる配慮だろう。
また、TCG版では任意だったものが強制化していることが多い。

なお、DMPP-01《雷鳴の守護者ミスト・リエス》のインパクトが強かったため勘違いされやすいが、実際には6枚以上でも無関係に強制でドローする置きドローも少なくない。誘発条件が限定的なものには撤廃されている印象を持つが、1ターン中に容易に何度も発動できる《アクア・ティーチャー》で存在が許されている。

アタックトリガーで手札補充できるカードは、ある意味毎ターン使える置きドローの一種だが、デュエプレのそれらはすべて自分の手札の枚数を参照しない。

「手札の上限枚数を超えるなら」と別表現になるが、「自分の手札が8枚以下なら」の条件がDMPP-23で登場した。
その《龍波動空母 エビデゴラス》/《最終龍理 Q.E.D.+》は、その効果直後にあるドローステップの1ドローをしても手札溢れにならない最大値が考慮されている。

主な置きドロー

参考