《ア・ストラ・ゼーレ》
ア・ストラ・ゼーレ MAS 水文明 (6) |
オレガ・オーラ:トリックス/デリートロン +6000 |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする) |
これをクリーチャーに付けた時、そのクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。こうして6体以上が手札に戻されたなら、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。 |
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。 |
DMRP-09で登場した水のトリックス/デリートロンオレガ・オーラ。
これを付けたクリーチャーにパワード・ブレイカーとパワー+6000を与え、パワー変動型の一斉バウンスを相手に行う。バウンス時、戻したクリーチャーの数が6体以上なら追加ターンを行える。
相手のクリーチャーを6体以上戻すという条件は《伝説の正体 ギュウジン丸》を彷彿させる。超GRの調整次第では、必ずパワー13000以下を一斉バウンスさせる事も可能。
追加ターンを達成するのは難しいが、オーラの重ね掛けなどをしてパワーが上がればその除去範囲は飛躍的に上がってくる。パワード・ブレイカーによる大量ブレイクも考慮すれば、盤面に干渉できるアタッカーとしての性能は中々に高い。
追加ターンはおまけ程度に考え、強力な全体除去カードとして運用するとよいだろう。もちろん、運良く追加ターンが決まれば多くのS・トリガーをケアすることができる。
クリーチャーを並べる相手、具体的には同弾の《The ジョラゴン・ガンマスター》や《煌銀河 サヴァクティス》を使う相手に対してはメタとして機能する。
また《極幻夢 ギャ・ザール》を使って踏み倒しでプレイできるコストであり、恐らくデザイナーズコンボだろう。
ルール
バウンス対象になったクリーチャーが、何かしらの効果でバトルゾーンにとどまった場合、そのクリーチャーは追加ターンを得るための頭数として含まれない。
ただし、サイキック・クリーチャーやドラグハート・クリーチャー、GRクリーチャーをバウンスした場合、すぐに超次元ゾーン、超GRゾーンに置かれるが、一旦手札を経由しているため、問題なく追加ターンを得るための頭数として含めることができる。また、バウンスに対し置換効果が発動したとしても、それによって結果的にカードが手札に送られている場合、戻された数に数えられる。
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| | 2021/10/22裁定変更以前のルール
| - 置換効果でバトルゾーンを離れたクリーチャーは、追加ターンを得るための頭数には含まれない。エターナル・Ωのクリーチャーをバウンスする場合も、「手札に戻すかわりに手札に戻す」という処理がされ、《ア・ストラ・ゼーレ》の能力でバウンスしたことにはならないため、追加ターンを得るための頭数として含まれない。
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環境において
登場直後の超天篇環境では、【チェンジザドンジャングル】での採用が見られた。《ドンジャングルS7》のコスト踏み倒しを妨害する《異端流し オニカマス》を退かせた後も、打点として活用できる。《時空の封殺ディアス Z》の覚醒条件を満たす為にも使われている。
【ウォズレックバジュラズテラ】が構築可能であった頃は《クイーン・アマテラス》でリクルートできる《異端流し オニカマス》対策として1枚積みされるケースもあり、そちらで考えた場合超GRを2コストで固めて確実に《終末の時計 ザ・クロック》へのヒラメき元を用意することができた。
その後【赤緑ジョーカーズミッツァイル】や【ドッカンデイヤー】などといった、クリーチャーを大量展開するデッキが台頭し、メタになれるかと思われたが、実際には展開後そのまま1ショットキルなりループに入ってしまうので、このカードの出る幕は無かった。
その他
- このオーラは対クリーチャー用としてデザインされているが、対呪文用として作られたオーラに《Code:1059》がある。
- この二つのオーラの役割は正反対だが、共有させると様々な相手にメタを張れるようになる為、実際の相性はとても良い。
- このカードの登場により、マスター系列の単色カードがすべての文明に揃うことになった。
- アニメ『デュエル・マスターズ!』では第45話でキャップがゼーロ戦で使用。
関連カード
収録セット
参考
公式Q&A
Q.《ア・ストラ・ゼーレ》の最後の能力で、相手の通常クリーチャーを2体とGRクリーチャー4体を手札に戻しました。GRクリーチャーは超GRの下に行ってしまいましたが、このターンの後にもう一度自分のターンを行うことはできますか?
A.はい、できます。GRクリーチャーはバトルゾーンでないゾーンに行った場合、超GRの下に行きますが、この場合一度手札を経由していることに変わりはありません。
引用元(2019.7.2)
Q.《ア・ストラ・ゼーレ》が持つ「これをクリーチャーに付けた時」の能力を使い、相手の《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》と、他5体のクリーチャーを手札に戻そうとしました。《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》は「エターナル・Ω」の置換効果によって手札に戻りますが、「6体以上が手札に戻された」として追加ターンを得ることはできますか?
A.はい、できます。《ア・ストラ・ゼーレ》で戻そうとしたクリーチャーが他の置換効果によって手札に戻った場合や、置換効果で手札以外のゾーンに移動した場合でも、手札に戻したクリーチャーの数として数えます。
引用元(2021.10.22)
Q.《ア・ストラ・ゼーレ》が持つ「これをクリーチャーに付けた時」の能力を使い、相手の《零龍》と、他5体のクリーチャーを手札に戻そうとしました。《零龍》は「バトルゾーンを離れない」能力を持っているため、バトルゾーンに留まりますが、「6体以上が手札に戻された」として追加ターンを得ることはできますか?
A.はい、できます。《ア・ストラ・ゼーレ》で戻そうとしたクリーチャーが「離れない」効果によって手札に戻らなかった場合でも、手札に戻したクリーチャーの数として数えます。
A.いいえ、できません。結果的に手札に戻らなかった《零龍》は手札に戻したクリーチャーの数には数えられません。
引用元(2022.9.14裁定変更)