《カンクロウ・ブラスター》
カンクロウ・ブラスター UC 自然文明 (6) |
呪文 |
このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーすべてのパワーは+4000され、シールドをさらに1枚ブレイクする。 |
このターン、自分のクリーチャーが相手を攻撃しブロックされた時、相手のシールドを1枚ブレイクする。 |
呪文の効果によって、このターン、相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを選ぶ時、自分のクリーチャーを選ぶことはできない。 |
DM-39で登場した自然の呪文。
同エキスパンションで登場したサイキック・クリーチャーの必殺技サイクルの1つ。
自分のクリーチャーすべてに+4000のパンプアップ、シールドブレイク数1枚追加、ブロック貫通、呪文に対するアンタッチャブルを与える能力を持つ。
コスト・汎用性・能力の付加の多さなどを考えれば、自然の最高位のパワーアップ呪文である《インビンシブル・パワー》を超えたと言ってもいいほどの強さ。
呪文アンタッチャブルの付与により相手のS・トリガー呪文の多くを完封することができるため、バトルゾーンにクリーチャーが並んでいる時のフィニッシュ力には目を見張るものがある。
4000という大きめのパンプアップにより《威牙の幻ハンゾウ》や《威牙忍ヤミノザンジ》の影響を受けにくく、ブロック貫通効果のおかげで《光牙忍ハヤブサマル》や《光牙王機ゼロカゲ》を使用しても凌ぎきるのが難しいなど、メジャーなシノビに対してかなりの耐性があるのもポイント。
場のウィニーがそこそこいれば、これを唱えるだけで一気に勝負を決められる可能性のある強力なカード。
2011年に登場して以来、「自然が入って、ウィニーを並べるデッキ」のフィニッシャーとして真っ先に名前が出てくるカードである。
しかし、初登場以来絶版が続いており、強力な分再録が待たれる。
- ブロック貫通の誘発条件は相手プレイヤーを攻撃した時のみ。相手クリーチャーを攻撃してブロックされた時は誘発しない。
- また、ブロック時のブレイクは呪文が発生源なので、「クリーチャーを対象とした追加ブレイク」が乗らない。
カンクロウ・ブラスター R 自然文明 (6) |
呪文 |
このターン、自分のクリーチャーすべてのパワーは+4000され、シールドをさらに1つブレイクする。 |
このターン、自分のクリーチャーは「相手プレイヤーを攻撃してブロックされた時、相手のシールドを1つブレイクする。」を得る。 |
このターン、自分のクリーチャーは「相手の呪文の効果によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。」を得る。 |
DMPP-15で実装。レアリティがレアになった。プレイしたターンから呪文感覚で効果が発揮され、場合によっては呪文以上の性能を発揮する《紫電城 バルザーク》の存在は意識したい。
- テキストの調整により、ブロック貫通状態は、効果対象のクリーチャーが能力として持つようになった。その副作用として《カンクロウ・ブラスター》でのブロック貫通にも本来なら追加ブレイクが乗らなければならないという直感的ではない挙動を生んでしまった。
- ただし、ゲーム内の進行は《カンクロウ・ブラスター》のブロック貫通にはブレイク数が足されず、1ブレイクだけを行う。この際、《無頼封魔アニマベルギス》といった《カンクロウ・ブラスター》以外の追加ブレイクが与えられていても影響を受けない。(2023/04/18検証)
DM-39に収録されているサイキック・クリーチャーの必殺技サイクル
関連カード
収録セット
参考
公式Q&A
Q.自分の《バジュラズ・ソウル》をクロスしていて「シビルカウント3」が発動している《眼鏡の頑強者》がバトルゾーンにいる状況です。自分は、さらに《カンクロウ・ブラスター》を唱えてから《眼鏡の頑強者》で相手を攻撃しました。この時ブレイクするシールドはすべてマナゾーンに置きますか?
A.相手にブロックされず、シールドをブレイクする場合、《バジュラズ・ソウル》の追加ブレイクと、《カンクロウ・ブラスター》の1つ目の能力による追加ブレイクの発生源は効果を与えられたクリーチャー自身ですので、追加ブレイクも含め、ブレイクされるすべてのシールドはマナゾーンに置きます。
ブロックされた場合、《カンクロウ・ブラスター》の2つ目の能力によるブレイクの発生源はクリーチャーではなく《カンクロウ・ブラスター》ですので、そのシールドはマナゾーンに置かれず、相手の手札に加わります。
引用元(2022.12.16)