《キズナ・ブラスター》

キズナ・ブラスター P 火文明 (7)
呪文
次のうちいずれかひとつを選ぶ。
►自分の山札を見る。その中から名前に《XX》とあるクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
►コスト7以下の、名前に《XX》とあるサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。

DM商品を1000円以上買うごとにカードを1枚もらえる4ヶ月連続キャンペーンで、第1弾の3月19日から4月22日までの期間でもらえるプロモーション・カード
山札からXXクリーチャーか、もしくは超次元ゾーンから7コスト以下のXXサイキック・クリーチャーを呼び出すことができる。

山札からの踏み倒しに関しては進化コスト制限もなく、《爆竜 GENJI・XX》《爆竜トルネードシヴァXX》などの強力なクリーチャーをいきなり呼び出せる。
特に、《爆竜 GENJI・XX》ならすぐに相手に攻撃できるので奇襲性も抜群。

一方、超次元ゾーンから出す場合は範囲がやや狭い。
現状このカードを使って呼び出せるサイキック・クリーチャー《時空の嵐ストームXX》《時空の剣士 GENJI・XX》しか存在しないため、わざわざこのカードを使って呼び出す必要性は薄い。

名前に《XX》とあるクリーチャー《無双の超越者ファイナル・ストームXX NEX》以外は全て7マナ以下であり、7マナ以下の名前に《XX》とあるサイキック・クリーチャーはすべて5マナ超次元呪文で呼び出せるため、このカードの出番は限られるかもしれない。
それでも、状況に応じて様々なクリーチャーを引っ張ることのできる能力は自由度が高く、XXクリーチャーが数枚しか入ってないデッキでも、何枚か挿しておくだけで臨機応変な戦いができるようになる。
《我牙の精霊 HEIKE・XX》《偽りの星夜 エンゲージ・リングXX》などの他文明他種族も問題無く呼び出すことができる。これらはブロッカー持ちなので、状況に応じて防御したい時の選択肢に入るだろう。

デュエル・マスターズ プレイスでは

キズナ・ブラスター SR 火文明 (6)
呪文
次のうちいずれかひとつを選ぶ。自分の、名前に《XX》とあるクリーチャーと、《アイニー》とあるクリーチャーがあるなら、両方選ぶ。
►自分の山札から名前に《XX》とあるクリーチャーを探索し、1枚をバトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
►自分の超次元ゾーンから名前に《XX》とあるコスト10以下のサイキック・クリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。

DMPP-15で実装。入手することで《超時空ストームG・XX》/《超覚醒ラスト・ストームXX》が付いてくる。
自身のコストが6になり、超次元ゾーンから出す際の制約がコスト7以下からコスト10以下に拡大し、条件を満たすことで両方のモードを実行できるようになった。

上の選択肢は、TCG版ではコスト上限のないリクルートという自由度を、出すクリーチャーの元のコストより取り回しが悪くなる[1]制約でバランスが取られていた。
一方こちらはコストが《爆竜 GENJI・XX》と同コストになったため、《コッコ・ルピア》などドラゴンであることの利点を使わない、いわゆる超次元ビートダウンにおいては実質5枚目以降の《爆竜 GENJI・XX》としても扱えるグッドスタッフ性を獲得した。

下の選択肢は、TCG版では出せるクリーチャーが《時空の剣士 GENJI・XX》《時空の嵐ストームXX》の2種類のみだったが、デュエプレでは《時空の嵐ストームXX》が収録されていないかわりに《時空の神風ストーム・カイザー XX》も出せる大幅な強化を受けた。手打ち《超次元ストーム・ホール》よりも1ターン早く追加ターンを狙える。

他には《超時空ストームG・XX》の進化元緩和とも相性が良い。予めコストの合計が10以上になるように進化元が出せていれば、《キズナ・ブラスター》でコスト10の《時空の神風ストーム・カイザー XX》を出すとコストの合計が20以上を達成できる。

《XX》《アイニー》1体ずつあれば、リクルートサイキック・クリーチャーモードが同時に発動することより、一気に《超時空ストームG・XX》の進化元に使える合計コストを最大17稼ぐことができる。

ただし、《爆竜 GENJI・XX》などが持つ「超次元名称カテゴリおよびドラゴンファイアー・バード種族カテゴリの恩恵は一切受けられないので配分はよく考えたい。
なお、実際に環境デッキに入るかはさておき、DMPP-15では《レッピ・アイニー》《爆竜パーフェクトストーム・XX》の効果にはこの呪文は入っている。

DMPP-24で登場した《熱血龍 GENJI・XXXも山札から探索されて出すことができる。TCG版ではルビの裁定で出すことができなかった。デュエプレでは対ブロッカーで運用する場合は《爆竜 GENJI・XX》よりも《熱血龍 GENJI・XXX》のほうが採用の優先順位が高くなったかもしれない。

  • 下の選択肢は、コスト8〜コスト9に名前に《XX》とあるサイキック・クリーチャーが存在していないため、事実上TCG版の範囲+《時空の神風ストーム・カイザー XX》が出せると考えて支障はない。

環境において

効果自体は派手なものだが、どちらか1つしか選べない状況なら、前者は《爆竜 GENJI・XX》を普通に出すのとほぼ同じ、後者は《超次元オーフレイム・ホール》系統の「出すだけ」超次元呪文となってしまう。

【バルガライゾウ】のようなドラゴンが主体でビッグマナにもなるデッキなら、コストが1違っても火力があって《時空の支配者ディアボロス Z》ブロッカーとして出せる《超次元ストーム・ホール》のほうが今引きで強い。

そもそも《超時空ストームG・XX》自体が環境から対策されている存在なので、《キズナ・ブラスター》を使い《時空の神風ストーム・カイザー XX》《超時空ストームG・XX》の早期着地というプレイングは《アクア・バースター》《リーフストーム・トラップ》などで抑圧されている。
以上のことからDMPP-15ではかなり使用率は低い。

サイクル

DM-39に収録されているサイキック・クリーチャーの必殺技サイクル

関連カード

フレーバーテキスト

  • プロモ (P97/Y9)、DMPP-15
    「放て!キズナ・ブラスター!!」すべての仲間と思いを込めて!

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


[1] このカードの登場からはるか後に登場した《無双の超越者ファイナル・ストームXX NEX》は除外