《コーライルの海幻(ビジョン)

コーライルの海幻 R 水文明 (4)
タマシード:サイバーロード/レクスターズ
S・トリガー(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい)
シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
このタマシードが出た時、クリーチャー1体またはタマシードを1枚選ぶ。その持ち主は、それを山札の下に置き、カードを1枚引く。

DMRP-21で登場したサイバーロード/レクスターズタマシード

S・トリガーを持ち、cipバトルゾーンにあるクリーチャー1体かタマシード1枚を選び山札の下山札送りにした後、そのカードの持ち主に1ドローさせる。

山札送りにするカードは自身の物も選べる。相手のバトルゾーンにカードがなくとも、自身のcip持ちカードを使い回す目的で運用できる。
ただしcipは強制。バトルゾーンに他に選べるカードが無い場合《コーライルの海幻》自身が山札送りになってしまう。

除去されにくいサイバー進化元として優秀。特に《超電磁ヘルラッシュM》《エンペラー・キリコ》とは相性が良い。それらの進化元になりつつも、タマシードクリーチャーではないため、それらのコスト踏み倒し能力のノイズにならない。

強制ドローということでライブラリアウトコンボも、条件次第では可能。
しかしバトルゾーンで選べるカードがない場合、「その持ち主は」の参照先が未定義となり、誰も1ドローせずに終わるため、ループで連打しても相手のライブラリアウトになる前にバトルゾーンが空になってしまう。
すなわち、前提として相手が《光器パーフェクト・マドンナ》《DARK MATERIAL COMPLEX》といった永続的に山札送りの的となるクリーチャーを出していて、さらに《コーライルの海幻》とその再利用の機構があるループデッキでのみそれが実現できる。

また、前述の友情コンボにめぐりあえてもバトルゾーンに出てしまった自分のタマシードの回収手段には別途カード指定除去エレメント指定除去のバウンスカードとそれの再利用方法の枠を割く必要がある。(例:【ライベルモットループ】《龍脈術 落城の計》《時の秘術師 ミラクルスター》等)

環境において

登場から白青型の【ナウ・オア・ネバーループ】における【5色ガイアハザード退化】などへの対策たる防御札として使われる。

【青黒COMPLEXコントロール】《単騎連射 マグナム》で詰まない防御札として投入される場合もある。黒のカードで良いなら《ヴィオラの黒像》という鉄板があるため、青のカードの枚数調整に加えて山札送りリアニメイトで《単騎連射》再登場されることのメタとしての意味もあるのだろう。

【マーシャルデリート】系統にもカウンター封じやロックなどへの対策として投入される場合がある。暴発ができない時でも手打ちに耐え得るコストなのも大きい。

その他

関連カード

収録セット

参考