【ライベルモットループ】《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》による暴発を活かしたループデッキ。DMBD-13・DMBD-14期以降の環境では【マーシャルループ】と同義。
主要カード
《転生スイッチ》型ループ
《サイバー・I・チョイス》型ループ
《クール・ビューティー》型ループ
候補カード
超次元ゾーン
超GRゾーン
ループの手順《転生スイッチ》型ループバトルゾーンに《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》が1体、手札に《時の秘術師 ミラクルスター》、《転生スイッチ》、《アルカディア・スパーク》が各1枚必要。
《カシス・オレンジ/♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》の部分を《電磁麗姫ジェリー》に置き換えれば無限ドローによって1枚積みのループパーツを回収する動きができる。《アルカディア・スパーク》の枠で《龍脈術 水霊の計》や《ミスティック・クリエーション》を唱えれば必要に応じてドローや除去、マナ回収を行うことができる。またフィニッシャーには《ひみつのフィナーレ!》や、《転生スイッチ》からコスト踏み倒しする進化元の《腐敗麗姫ベラ》を用いるという手もある。 《サイバー・I・チョイス》型ループバトルゾーンに《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》が1体、手札に《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》、《サイバー・I・チョイス》、《深海の伝道師 アトランティス》、《*/弐幻ニャミバウン/*》が各1枚、超次元ゾーンに《激沸騰!オンセン・ガロウズ》が1枚必要。
なお上記のループは3枚のS・トリガーを暴発させる事がトリガーとなるため、革命チェンジのために種族が重要となる《転生スイッチ》型と異なり《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》を《マーシャル・クイーン》に置き換えても成立する。 《クール・ビューティー》型ループバトルゾーンに《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》が1体、手札に《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》が2枚、手札に《完璧問題 オーパーツ》、《アルカディア・スパーク》、《深海の伝道師 アトランティス》、《クール・ビューティー》、《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》が各1枚、さらに手札か《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》の下に《クール・ビューティー》が1枚必要。
5.の他のドロー手段として、《電磁麗姫ジェリー》や《時の法皇 ミラダンテXII》が挙げられる。 10.の後、《カシス・オレンジ/♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》を《サイバー・I・チョイス》からクリーチャー面で踏み倒すことによりボトムを固定し、ドローループで再び《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》と《アルカディア・スパーク》を回収することでループする方法も存在する。その場合、ループに必要な《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》は一枚で済む。 長所《転生スイッチ》型ループ最も手札要求値が低い。 バトルゾーンに出ることそのものは許すコスト踏み倒しメタなら、ループの中で《転生スイッチ》の効果を処理する前に《龍脈術 水霊の計》による除去で退かせば問題ない。 《サイバー・I・チョイス》型ループ一度ループを始動したら相手に解決権を与えないので、場に出ることそのものを許すコスト踏み倒しメタは事実上無効。 《クール・ビューティー》型ループ《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》が採用されているため主要パーツが墓地にあっても回収できる可能性がある。 強力な革命チェンジを複数枚採用するため、状況に応じてビートダウンに切り替えられる。 手札とバトルゾーンにある《クール・ビューティー》と《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》のセットを暴発ループすることで、手札の許す限り好きなS・トリガー呪文を使用できる。その流れで《龍脈術 水霊の計》により除去を放てるため、着地置換効果方式のコスト踏み倒しメタは事実上全て突破できる。 短所共通序盤に置いた進化元を返しのターンに除去されると厳しい。特にミラーマッチでは進化元スプラッシュ・クイーン程度なら、《マーシャル・クイーン》から暴発してプレイした札からいくらでも除去されてしまう。 クリーチャーを墓地回収する手段はデッキに事実上存在しないため、ピーピングハンデスで重要パーツを抜かれると頓挫する。 《転生スイッチ》型ループバトルゾーンに出ることそのものを規制するコスト踏み倒しメタに脆弱。《洗脳センノー》、《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》あたりは非常に重い。ドローソースとしても使える《龍脈術 水霊の計》で退かすという手もあるが、そちらは暴発前提の高コストなので苦肉の策と呼べる。 また、一度ループを始動しても相手に解決権を与えるタイミングがあるので、場に出ること自体は許すコスト踏み倒しメタであっても除去する必要がある。 《サイバー・I・チョイス》型ループ手札要求値は《転生スイッチ》型ループを上回るのでそちら以上にハンデスに脆弱で、特に低コストハンデスを連打するデッキに弱い。 《クール・ビューティー》型ループ手札要求値は《サイバー・I・チョイス》型ループを上回り、妨害を受けずとも失敗する可能性が高い。 また、革命チェンジの枚数を増やすと仕込んでいないシールドからのシールド・トリガーの確率が下がってしまう。 環境において当初は《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》のみで暴発する《転生スイッチ》型ループが一般的であったが、DMBD-13の発売によって《サイバー・I・チョイス》型ループが成立。 DMBD-13・DMBD-14期には【連ドラグナー】対策に《龍脈術 水霊の計》が投入され始めたが、DMRP-15期には【連ドラグナー】が《ニコル・ボーラス》などの大型ハンデスドラゴンを早い段階でバトルゾーンに出してゲームを終わらせてくることが増え、そうしたことから入賞がまばらになった。 【連ドラグナー】に押され気味ではあったものの、その強力な性能から2020年12月18日に主要ドローソースの一つ《海底鬼面城》が殿堂入りした。 2021年7月1日に《サイバー・I・チョイス》が殿堂入りに指定され、同時に殿堂入りに降格した《サイバー・ブレイン》を獲得。直後のアドバンスのチャンピオンシップで優勝もしていた。 DMEX-16期には《クール・ビューティー》と《深海の伝道師 アトランティス》を使ってコンボパーツ全てをバウンスし、山札が許す限り《完璧問題 オーパーツ》の革命チェンジを行いドローを繰り返す型が続々チャンピオンシップ上位入賞を果たした。また、《魔天降臨》をランデスというよりはマナ回収として使う型も発祥。王来篇環境は進化クリーチャーを重用する環境なので、《クール・ビューティー》が純粋な防御札としても役立ちやすい。 DMBD-16・DMBD-17期には《ドンドン火噴くナウ》を暴発前提でただ1種類の火のカードとして2、3枚程度挿すレシピが主流化。 2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂直後には《時の秘術師 ミラクルスター》を使って《コクーン・シャナバガン》と《地獄極楽トラップ黙示録》をループさせる型がアドバンスのチャンピオンシップで優勝。 DM24-EX1で《エメラルド・クーラー》、《キール・ロワイヤル》、《絶対華麗!マーシャル歌劇団》、《マーシャル・プリンス》、《冥土人形ウォカンナ・ピエール》を獲得。白青マーシャル・クイーン基盤が確立され、《冥土人形ウォカンナ・ピエール》でフィニッシュする型が誕生した。白青基盤の暴発デッキなので当然《理想と平和の決断》をドローソースに利用する。特に《マーシャル・プリンス》はサブのワンショットプランの補強にも貢献し、《アドミラル・クイーン》でランデスしながら雑に攻めるプランを取り入れた型も結果を出している。 ループ適性は無限ドローループができる《エメラルド・クーラー》の方が高いため、《カシス・オレンジ/♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》はそちらの登場以降調整枠に降格している。また、《キール・ロワイヤル》は特に《ハンプティ・ルピア》対策として利用される側面が強い。 『超CSⅦ in横浜』(オリジナルでの3人1チーム戦)では予選突破のベスト128の384人中7人が使用。 DM24-RP3で《ツイン・シックス》、《逆転の影ガレック》を獲得。《逆転の影ガレック》は墓地肥やしループで《腐敗麗姫ベラ》を落としてから《腐敗麗姫ベラ》を無限回リアニメイトするために使われる。 DM24-SP2期には《奇石 バリアン/背理の振り子鎌》の呪文側を暴発させることでバトルゾーンに残ったコンボパーツを破壊して循環させる型の入賞も見られた。《逆転の影ガレック》で墓地から出したいところ手札落ちしたパーツを《緊急再誕》で呼び出す型、《ウィリデ・ゴル・ゲルス》でカウンターでのループを狙ったり《忍蛇の聖沌 c0br4》を5枚目の《逆転の影ガレック》として1枚積みしたりした型も見られた。ループパーツを破壊して循環させるためと単純なメタカード除去のために《神豚 ブータンPUNK/ブータン両成敗》を採用した型というのもあった。 DM24-EX2期には《邪魂転生》をリソース札として利用した【白青黒マーシャル】がオリジナルに散見された。暴発込みでの採用だが、ループパーツ循環には《奇石 バリアン/背理の振り子鎌》と《学校男/ゾンビ・カーニバル》、《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》が採用され、ドローが強制の《邪魂転生》は基本的にはループにおいて恒久的に使うことはできない。『DMGP2024-2nd』Day1前日には、同様の型がオリジナルの140人参加のチャンピオンシップで優勝と4位入賞を果たしている。 『DMGP2024-2nd』Day1のアドバンス部門では【白青黒マーシャルループ】括りで予選突破のベスト128進出者3人を記録したが、本戦ではベスト8入りを逃している。Day2のオリジナル部門では【マーシャル】括りで予選突破のベスト128進出者15人を記録し、あくまで【マーシャルループ】括りでは予選実績3位だが、本戦でも【マーシャルループ】括りで3位に1人、ベスト8に2人残っている。ベスト8進出者実績は3人と1位。 その他
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