《ジョジョジョ・マキシマム》
ジョジョジョ・マキシマム VR 無色[ジョーカーズ] (9) |
呪文:ジョーカーズ |
G・ゼロ:バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計11枚以上あれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。 |
自分のクリーチャーを数える。このターン、自分のクリーチャー1体はその数のシールドを追加でブレイクし、そのクリーチャーの攻撃中、相手は呪文を唱えられない。 |
DMRP-04魔で登場したジョーカーズの呪文。
ジョーカーズレベル11を条件とするG・ゼロを持ち、自分のクリーチャー1体に場の自分のクリーチャーの数分の追加ブレイクを付与し、その攻撃中に呪文ロックする呪文。
攻撃中であれば、S・トリガーはおろか、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》のDスイッチの能力などによって唱えられる呪文も封じられる。
【ジョーカーズ】では早ければ4ターン目、そうでなくとも順当なところで5ターン目にはこの呪文のG・ゼロを使用できる。仮に《Dの牢閣 メメント守神宮》によってブロッカー化したシノビなどによって防がれても、事前に《ヘルコプ太》による大量ドローで2枚目以降が用意されていれば問題ないことも多い。
ただ、クリーチャーにノータッチなのは忘れてはいけない。特に使用率が依然高いS・トリガー獣、《終末の時計 ザ・クロック》が捲れてしまえば、ダイレクトアタックまで行けずに相手にターンが返ってしまう。
《王盟合体 サンダイオー》のシールド焼却など、ブレイクしたシールドを手札以外のゾーンに送る効果が一番相性が良く、シールド焼却などの強力な効果の対象を広げることができるのは大きな利点。
ルール
- 相手の呪文を封じられるのは攻撃中のみのため、この呪文の効果を与えられたクリーチャーが、攻撃していない時に誘発型能力などでシールドをブレイクした場合、そのシールドからでたS・トリガーなどの呪文は封じることができない。
環境において
登場当初はコントロール軸の【ジョーカーズ】で使われた。双極篇開始前後の環境では《ガンバトラーG7》型の【ジョーカーズ】に利用され、早ければ4ターン目にこのカードのフルスペックを発揮することができた。
だが、追加ブレイクとして評価されていたわけではなく、専らタダ打ちできる呪文ロックとして重宝されていた。そもそもG・ゼロ条件を達成している時点で十分に打点はあるはずなので、打点的にはこれを足すとオーバーキルであった。
呪文ロックは強力であったものの《ガンバトラーG7》型の【ジョーカーズ】が活躍していた頃はシノビ、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》全盛環境であったため、後述の通りシノビと《テック団の波壊Go!》で徹底的に受けられるケースもあった。
《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》の殿堂入り後は《ガンバトラーG7》型が環境から姿を消して目立たないカードとなったが、超天篇環境で【GRジョーカーズ】が成立し、そちらに入るこのカードも再度注目を浴びる。当初【GRジョーカーズ】はシリーズ最初期に一瞬使われただけで環境から姿を消したが、《“轟轟轟”ブランド》の殿堂入り後に【GRジョーカーズ】が再評価された。
《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》殿堂解除後は【無色ジョーカーズ】での需要が幾分か回復。もっとも、ジョラゴン・ビッグ1の誘発タイミングが大抵攻撃ステップで、メインステップでしか使用できないこの呪文とちぐはぐなためこちらの採用を見送る派閥も根強い。
他のカードとの関係
その他
関連カード
収録セット
参考
公式Q&A
Q.相手の、《ジョジョジョ・マキシマム》の効果を受けたクリーチャーが自分の最後の1つのシールドをブレイクした際、自分は手札に加える《唸る鉄腕 ギリガザミ》を「スーパー・S・トリガー」で召喚しました。カードを1枚引き、攻撃中のクリーチャーを手札に戻してから、《唸る鉄腕 ギリガザミ》の「スーパー・S・トリガー」能力で、コスト9以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えられますか?
A.いいえ、唱えられません。「攻撃中」に継続する効果は、攻撃終了ステップに消滅します。攻撃クリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、その時点で解決中の効果と待機中の効果をすべて解決し終わった後で攻撃終了ステップへ移行するため、《唸る鉄腕 ギリガザミ》の効果の解決中は引き続き《ジョジョジョ・マキシマム》の効果が適用されています。
+
| | (総合ルール 500.2.,505.6a,510.)
| - 500.2.
- 各ステップは処理中の効果がない状態で、ターン・プレイヤーが何もすることがなくなった時点で終了します。攻撃中の各サブステップは、各プレイヤーの行動がなくなった時点で次のサブステップに移行します。
- 500.2a
- 一度次のステップに移行したら、それ以前のステップに戻ることはありません。
- 505.6a
- 一旦クリーチャーが攻撃クリーチャーかブロッククリーチャーとして指定されたなら、そのクリーチャーが攻撃やブロックに参加することを禁止する能力がその後で発動したとしても、そのクリーチャーを現在行われている攻撃やブロックから取り除くことはありません。ただし、何らかの効果によって攻撃クリーチャーまたは攻撃先のクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれた場合、その攻撃は即座に終了し、攻撃終了ステップへ移行します。この時、すでに解決待ちの効果は解決されますが、(506.3d で定義される)非ターン・プレイヤーの任意で使用を宣言できる能力を新たに追加することはできません。
- 506.3d
- 非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。
510. 攻撃終了ステップ
- 510.1.
- すべての「攻撃の終わりに」誘発する能力が誘発します。誘発した効果はターン・プレイヤーから順に処理します。
- 510.2.
- 次に「攻撃中」、「ブロック中」の効果が消滅します。
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引用元(2022.7.22)