《バサラ》

バサラ P 闇/火文明 (6)
クリーチャー:(種族なし) 9000
侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーを出していたら、このクリーチャーを自分の手札から出してもよい。
スピードアタッカー
W・ブレイカー
革命0:このクリーチャーが出た時、自分のシールドが0枚なら、相手の一番パワーが大きいクリーチャーをすべて破壊する。こうして破壊された相手のクリーチャー1体につき、相手は自身のシールドを1つ選んで墓地に置く。

DMEX-08で登場した/無種族クリーチャー
《轟く侵略 レッドゾーン》《熱き侵略 レッドゾーンZ》《ZEROの侵略 ブラックアウト》を合わせたようなクリーチャーである。

cipで、シールドが0枚なら相手のパワーが最も高いクリーチャーを1体以上破壊し、破壊できた数だけシールド焼却する。
侵略ZEROスピードアタッカーを持つので、どのタイミングで出しても召喚酔いを気にせず攻撃出来る。

ただし、侵略ZERO革命0を同時に発動させるのはかなり難しい。
相手が侵略革命チェンジ持ちをコスト踏み倒しし、自分はそれらの猛攻をギリギリ耐えてターンを終えられれば発動可能だが、その様な状況はかなり限定的。

種族が無いので、自分の侵略や革命チェンジと相性が悪いのもネック。
《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》存在下だと攻撃自体が出来ない点もある。

パワーはコストの割に非常に高く、登場時はコスト6非進化の無条件スピードアタッカーとして単独トップであった。

単純なアタッカーとして手打ちしたり、侵略ZEROで奇襲したりも出来る器用な性能ではあるが、中々扱いが難しいクリーチャーである。
この際侵略ZEROはおまけと見て、強力な革命0持ちと捉えておくのが得策だろう。
革命だけなら《デビル・ドレーン》などのシールド回収で能動的に発動させる事が出来るからである。

  • 破壊対象になったクリーチャーが、置換効果などによって実際には墓地に置かれなかった場合も、シールド焼却することができる。(2021.10.22裁定変更)
  • シールド焼却するシールドを選ぶのは相手である。自分で勝手に焼却するシールドを選んではいけない。

環境において

《百鬼の邪王門》登場を機に、【赤黒邪王門】系統で度々チャンピオンシップ上位入賞の実績が報告されるようになった。

このカードの登場時点ですでに《ボルシャック・ドギラゴン》という相性の良いカードがあったが、《百鬼の邪王門》登場から活躍を見せたのはやはり山札の一番上に依存する《ボルシャック・ドギラゴン》と異なり、《百鬼の邪王門》の場合山札の上から4枚にいればその中から狙ってこのカードをコスト踏み倒しできるというのもあるだろう。

DMEX-17期に【赤黒バクロ法師】が流行すると、その主流パーツとして存在感を示した。《百鬼の邪王門》登場当初と異なり《瞬閃と疾駆と双撃の決断》で打点を補強する型がメインとなったためもし革命0を発動できなくとも、先置き初動クリーチャーと《瞬閃と疾駆と双撃の決断》でのコスト踏み倒し先、侵略ZEROで出てから返しのターンに《瞬閃と疾駆と双撃の決断》2回攻撃付与された自身で、カウンターによるワンショットという展開も珍しくなくなった。

パワーが大きいクリーチャーなら選ばない形で狙って処理できるため、《禁断竜王 Vol-Val-8》への返し手としても優秀。そのため、【青黒緑退化】【白青黒退化】といった墓地退化系統は如何に《竜魔神王バルカディア・NEX》《禁断竜王 Vol-Val-8》のセットがあろうと【赤黒邪王門】系統相手では油断ならない。但し、【青赤緑ボルシャック】【青赤緑モルトNEXT】などの展開力の高いデッキの場合は流石に手に負えないので注意。

選ばない除去として【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】刺さる。色の合う《一王二命三眼槍》などでワンショットを耐えさえすれば革命0を確実に発動させ、《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》ランデスされることなく処理できる。

他のカード・デッキとの相性

その他

  • 元ネタはアニメ「VSRF」最終回で切札 ジョーが作成したオリジナルカード。
    作中でも殆ど同じ性能だが、オリジナルカードらしく革命0で使える能力が無条件になっている。
  • DM22-RP1にて新イラストで再録。バサラの面影があるソニック・コマンドのようなクリーチャーが描かれているが、無種族のままである。

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

  • 4つ目の能力について

Q.《バサラ》の「革命0」で相手の《龍風混成 ザーディクリカ》を破壊する際、《龍風混成 ザーディクリカ》は「EXライフ」によりバトルゾーンに残りました。この場合、相手は自身のシールドを1つ墓地に置きますか?
A.はい、相手は自身のシールドを1つ墓地に置きます。一連の効果の中でクリーチャーを破壊し、それにより破壊されたクリーチャーを参照する効果は、そのクリーチャーが実際には破壊されなかった場合でも、破壊されたものとして処理を行います。
引用元(2021.10.22)