魔令嬢(まれいじょう)バロメアレディ》

魔令嬢バロメアレディ SR 闇/自然文明 (5)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
G・ストライク
マッハファイター
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、カードを2枚まで、自分の墓地からマナゾーンに置く。
このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ、名前に《バロム》とあるクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出す。

DM24-BD4で登場した/自然デーモン・コマンド

cip《再誕の社》と同じ墓地からのマナ加速が出来るマッハファイターW・ブレイカー攻撃する時、自分のマナの枚数以下のコストバロムをマナゾーンから踏み倒しできる。

順当に5マナある時に出せば7マナ以下の、2→4→6とマナ加速した場合は8マナ以下まで、出してすぐにバロムを踏み倒す事ができる。cipにより墓地に落ちたバロムもマナゾーンへ置く事が出来るので、踏み倒しやすいのも強み。進化元も特に指定はないので、このクリーチャー自身以外に進化させておく事で次のターン以降も踏み倒し続ける事もできる。

特に《死神明王バロム・モナーク》《偽りの悪魔神 バロム・ミステリー》とは相性が良い。マッハファイターで攻撃する際に進化すれば、そのままバトルに勝った時の効果が発動し連鎖的に踏み倒しを行える。
また、10マナに到達していればいつでも《悪魔神ドルバロム》を5マナで踏み倒せる事にもなるので、試合が長引いた時でも圧力は相当なものとなる。

踏み倒しメタがいる場合でも、マナを伸ばしつつマッハファイターでメタを退かす最低限の仕事は可能。コスト5以上のコマンドでもあるため、《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》封印を外しつつ《時空の禁断 レッドゾーンX》P侵略できる。[1]

背景ストーリーでは

《呪縛の剣豪バロスト》の最愛の相手であるデーモン・コマンド
かつて最強の剣豪と呼ばれたバロストにとって、彼女の存在は唯一の弱点でもあった。
「死神」魔誕の贄として目をつけられるが、バロストが彼女の身代わりとして贄になることを決意。それを知ったバロメアは闇の王に助命を求めるも、それと引き換えに声を奪われてしまう。
皮肉にもそれを知ったバロストが怒り狂った事が最後のピースとなり、彼は《悪魔神バロム》へと覚醒した。

  • 情報公開当初は、他の看板クリーチャーと異なり《バロム》ではない完全新規のクリーチャーであった事から注目を集めていた。
    その正体は《バロスト》の恋人であり、しかも間接的な《バロム》誕生のきっかけという重要な存在であった。
  • デーモン・コマンドという点から、バロムの破壊能力に巻き込まれず、ほとんどのバロムの進化元になれる。
    しかし、背景ストーリーを鑑みると、「バロムに進化できる」どころか「バロムを誕生させてしまう」このクリーチャーのスペックは皮肉そのものでしかない。
    また、愛するバロストの破壊にも巻き込まれてしまう。二人は引き裂かれる運命にあったと考えることもできるか。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DM24-BD4(通常)
    悪魔神は、彼女から言葉を奪った。
  • DM24-BD4(シークレット)
    死神との会話に、今では言葉はいらない。

収録セット

参考


[1] 地味ながら《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の封印を外しつつ《時空の禁断 レッドゾーンX》に侵略できる、コスト5のマッハファイター持ちはこのクリーチャーが初。