CanCam(キャンキャン)

CanCam P 光文明 (1)
クリーチャー:(種族無し) 670
ネクスト・ブレイカー(このクリーチャーが、表向きのカードを含まないシールドをブレイクする時、かわりに相手はそのシールドのカードをすべて表向きにする)

DMEX-08で登場した無種族クリーチャー

1ターン目から召喚できるプレイヤー攻撃可能なクリーチャーだが、ネクスト・ブレイカーによって2ターン目からシールドブレイクするのは難しい。他のカードで表向きにしたシールドは即座にブレイクできるが、そこまでして運用したいかは疑問に残るところ。

むしろ、このクリーチャー自身が相手のシールドを2ターン目という早期段階から簡単に表向きにできる、もしくはシールドを割らずに攻撃ができる、という点に着目し、コンボ要員として使うのが一番差別化しやすい運用法。相性の良いカードは後述。
シールドを割らずに攻撃ができるという点では、そもそもシールドまで攻撃が通らない《お目覚めメイ様》というライバルがいる。一応、文明差別化が可能。

速攻要員としては《予言者クルト》《希望の親衛隊ラプソディ》に軍配が上がる。こちらを入れるとしたら、革命チェンジの初動を増やしたい場合などに限られるだろう。

他カード、デッキとの組み合わせ

  • 《至宝 オール・イエス》との相性も良好。元来《オール・イエス》は強力なハンデス効果を持ちながらも、そのために攻撃しなければならない(シールドをブレイクする必要があるため、結果的に相手に手札を与えてしまう)というジレンマを抱えていた。《CanCam》は1ターン目から用意できるアタッカー兼クロス先でありながらシールドをブレイクしないので相性は良好。一気にビートしながらシールドを表向きにしていき、相手の切り札や強力なS・トリガーの存在をチェックできる。【オール・イエス】ハンデスコントロールらしい動きをより強化しつつ、従来のウィークポイントを補うことが可能。
  • 《堕天ノ黒帝 絶十》の強力でありながらこれといった運用が無く持て余し気味だったcipとの相性も抜群。事前に表向きにしてチェックしていた強力なS・トリガーを焼却できる。

その他

  • 小学館から刊行されている女性向けファッション誌「CanCam」とのコラボカード。まるで雑誌の表紙のような写真がカードイラストとなっている。
    • 表紙の女性は「CanCam」専属モデルの「トラウデン直美」氏。
    • 一見すると中途半端なパワーである670という数値は、このカード登場当時のCanCamの本体価格と同一。現在は値上がりしている。
    • 52号の理由は俺のデッキは52枚からだろう。
  • 通算3例目となる、禁断とは無関係な無種族クリーチャーである。雑誌なので、種族がないのは当たり前だが、クリーチャーであるのは変である。
  • カワイイについて言及されているが、カワイさ特性はトラウデン直美氏に依存している。

関連カード

フレーバーテキスト

前述の通りこのカードは全体が雑誌の表紙を模しており、雑誌の表紙コピーのようなフレーズがいたるところに配置されている。かつフルフレームカードでもあるため、それらフレーズがこのカードのフレーバーテキストなのか、それともイラストの一部なのかが判然としない。
公式サイトのカードリストには当カードのフレーバーテキスト欄は無記入となっているため、公式からは「これらフレーズはフレーバーではなくイラストである」とみなされているようである。当Wikiでは情報集積の観点から、便宜的にこれをフレーバーとみなし以下に書き起こす。

収録セット

参考


公式Q&A

Q.「ネクスト・ブレイカー」を持つクリーチャーで、《海底鬼面城》により要塞化されたシールドをブレイクしようとしています。この場合、処理はどうなりますか?
A.要塞化された城カードは、表向きのシールドカードとして扱います。よって、通常のブレイクと同様に手札に加わり、《海底鬼面城》は墓地に置かれます。
引用元(2020.2.10)