《ガチャンコ ミニロボ1
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ガチャンコ ミニロボ1号 UC 水文明 (3) |
クリーチャー:グレートメカオー/侵略者 1000 |
相手の呪文を唱えるコストは2多くなる。 |
パワーが1000下がった代わりに、自分への影響がなくなった《封魔ゴーゴンシャック》といえる。パワー1000は《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の左上の封印外しによってあっさり除去されるライン。しかし、《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》を採用するデッキの多くは少しの呪文コスト加重ではビクともしない傾向にある。さらにインフレの影響で《ローズ・キャッスル》をはじめとしたパワー1000ラインの火力カードはほぼ使われず、パワー2000以上の火力カードが増えていっているため、大した差ではない。
色と種族を考慮しなければ同じ単色なら光文明にパワーが2000高い《奇石 タスリク》があるため若干立場が厳しかった。【赤青レッドゾーン】でも自分の呪文を阻害するデメリットに目をつぶってよりパワーの大きい《封魔ゴーゴンシャック》が優先された。しかし水単色で無条件に相手の呪文を阻害する点を考慮され、稀に【赤青レッドゾーン】や【赤青ブランド】に採用されることがあった。
そしてDMEX-04発売から1ヶ月程度経過した頃の環境で【クラッシュ“覇道”】に積極採用されるようになり、ブレイクを果たした。《奇石 タスリク》とは色で差別化できるため、元からブレイクの見込みはあったのだろう。といっても、その頃の環境のトップメタである【青単スコーラー】にメタを張るならテンプレパーツの《奇天烈 シャッフ》で十分であるケースも多いので、必要不可欠枠とまではいかないところ。そのブームもDMSD-11期になると【ドルマゲドンX】系統の流行によって過ぎていった。
DM23-SD2期には【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】での優勝事例がポツポツと見られた。主に【絶望神サガループ】や【青魔導具】の軽量級手札交換に刺さるのが大きい。これ1枚で本来は不利寄りな【青魔導具】対面が随分と楽になる。刺さる対面も然ることながら、《キユリのASMラジオ》で射出しやすいのも利点。とはいえ呪文のコスト踏み倒しを行うデッキなど呪文コスト加重が効かない対面もそれなりにあるため、2枚採用で依存度を低くした構築がメイン。
【白タッチ青メカ・メクレイド】が見掛けられるようになると、メカシナジーを重視して投入される場合も見られるように。