《ガチャンコ ガチロボ》

ガチャンコ ガチロボ SR 水文明 (6)
クリーチャー:グレートメカオー/侵略者 6000
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。それがすべてコストが同じクリーチャーなら、出す。それ以外なら、好きな順序で山札の下に置く。
相手のシールドが2つ以下なら、自分の水のクリーチャーは攻撃もブロックもされない。

DMR-17で登場したグレートメカオー/侵略者

山札の上から3枚を表向きにして、それが同じコストクリーチャーならばそれらをコスト踏み倒しするタイタントリガー能力を持つ。
さらに、相手のシールドが2つ以下ならクリーチャー攻撃ブロックもされない状態にする。

癖は強いが、踏み倒しに成功すればクリーチャーが追加で3体と、《エンペラー・キリコ》以上のボードアドバンテージを得ることが可能。
このカードで次の《ガチャンコ ガチロボ》をコスト踏み倒しすることも不可能ではなく、うまくいけば連続でクリーチャーを展開できる。
タイタントリガーのお約束として、自分のクリーチャーにスピードアタッカー付与するカードと組み合わせられると2度効果を使える。特にこのクリーチャーは自力でスピードアタッカー付与を持つクリーチャーをコスト踏み倒しできる可能性がある。

踏み倒し能力ばかり目が行きがちだが、相手のシールドが2つ以下の時に自分の水のクリーチャーが攻撃もブロックもされない能力も忘れないようにしたい。
水のクリーチャーでのワンショットキル性能を高めることができ、ダイレクトアタックまで持ち込めなくても返しのターンの殴り返しを受けないため、なかなか侮れない。S・トリガー《ヘブンズ・ゲート》を踏んでブロッカーを並べられた時などに、驚異的な効果を発揮する。
水単色にはいないが、先述のスピードアタッカー付与を持つクリーチャーとの組み合わせがここでも活きてくる。

何も考えずに使うと完全にギャンブルで安定しないため、デッキ内のクリーチャーのコストを統一するかそれなりの山札操作は必須。
タイタントリガーであることも加味すると、めくる枚数は多くなるため、コスト統一を主軸に専用デッキを組むのが主流な使い方となる。(→【ガチャンコ ガチロボ】
《ガチロボ》のコストが6なため6で統一するのが最もシンプル。しかし、《ガチロボ》などの濁りが数枚程度あっても、デッキの大半のコストを統一してさえいればあらゆるカードがコスト踏み倒しを狙える。これにより、さまざまなコストを主軸にした【ガチャンコ ガチロボ】が考案されている。

ツインパクトの登場の恩恵を大きく受けたカード。例えば《口寄の化身/強欲の王国》はクリーチャー面がコスト6で、呪文面がコスト3のブーストカードであるため、ガチロボの成功率を下げずに早期召喚を狙える。

アニメ・漫画などでの活躍

デュエル・マスターズ プレイスでは

ガチャンコ ガチロボ SR 水文明 (6)
クリーチャー:グレートメカオー/侵略者 6000
W・ブレイカー
バトルゾーンに出た時または攻撃する時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。それがすべてコストが同じクリーチャーであれば、その中から好きな数のクリーチャーをバトルゾーンに出す。その後、残りをランダムな順番で山札の一番下に置く。
相手のシールドが2つ以下なら、自分の水のクリーチャーは攻撃もブロックもされない。

DMPP-25で実装。

条件を満たした場合、TCG版では3体すべて強制で出す能力が、3体まで好きに選ぶ任意に変更されて取捨選択が可能になった。
また、外れた場合や出さなかったカードがあるときに山札の下に戻す順番がランダムになった。

デュエプレではバトルゾーンに上限枚数があるという点で、大量展開が売りだったこのカードはTCG版より大きな弱体化を受けている。しかし同じことは《爆熱DX バトライ武神》《我臥牙 ヴェロキボアロス》などにも該当することなので割り切るしかない。

  • お互いに盤面は7つしかないため、早期に中型以上が上限近くまで並ぼうとしている時点で戦況はこちらが有利。コスト統一の悪影響である初動の欠如や、6軸以外もしくは《ガチャンコ・サイン》など潤滑油起因の濁りという部分のためファンデッキから抜け出すことは難しいかもしれないが、それを補って余りある楽しさは折り紙付き。
  • あまり開拓は進んでいないが、順当に【6軸ガチロボ】にするか、【巨大エグザイル】基盤を参考にできる【7軸ガチロボ】が組みやすいと思われる。
  • 表向きにしたカードが同コストであり、その中に進化元がない進化クリーチャーが含まれていればそれを踏み倒す対象に選ぶことができる。同時にめくれたクリーチャーが進化元になれるものであれば、踏み倒す順番を「進化元→進化クリーチャー」の順にすれば、ちゃんとバトルゾーンにも出る。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DM22-BD3
    ガチロボを出した後は、祈りましょう。
  • DMPP-25
    ドキドキの時間が始まるガチ!お前はそこで祈るガチ!――ガチャンコ ガチロボ

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


公式Q&A

  • 2つ目の能力について

Q.《ガチャンコ ガチロボ》の「出た時または攻撃する時」の能力で山札の上3枚を見せた時、《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》3枚が表向きになり、それらをすべて出しました。1体目の《サイバー・K・ウォズレック》の「出た時」の能力で、墓地から《凶鬼90号 ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」》の呪文側を唱えたのですが、2体目の《サイバー・K・ウォズレック》の「出た時」の能力は2度トリガーしますか?
A.いいえ、2度トリガーしません。1度だけトリガーします。クリーチャーがバトルゾーンに出て、その能力がトリガーする前に《「大当たり!もう一本!!」》の効果を適用していなければ、能力は2度トリガーしません。
引用元(2021.10.22)

Q.《ガチャンコ ガチロボ》の「出た時または攻撃する時」の能力で山札の上3枚を見せた時、すべて同じコストで2体がクリーチャー、1体が進化クリーチャーでした。進化クリーチャーも出せますか?
A.はい、クリーチャーであればバトルゾーンに出せることに変わりはありません。ただし、出す際に正しい進化元が必要です。これら3体のクリーチャーを出す順番は自由ですので、この中から先に出したクリーチャーの上に進化させてもかまいません。適正な進化元がなかった場合、その進化クリーチャーは出せず、山札の上にとどまります。
引用元(2021.10.22)

Q.《ガチャンコ ガチロボ》の「出た時または攻撃する時」の能力で、山札の上からコストが同じクリーチャーを3体表向きにしました。そのうちの1体が《炎機混成 ボルスレン・バスター》だったのですが、「EXライフ」の処理はどうなりますか?
A.《ガチャンコ ガチロボ》で表向きにした3枚の直下にある、山札の上から4枚目のカードが「EXライフ」でシールド化されます。
引用元(2021.10.22)

Q.《ガチャンコ ガチロボ》の「出た時または攻撃する時」の能力でツインパクトカードを表向きにした場合、呪文側のマナコストが同じであればそれらをバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。《ガチャンコ ガチロボ》のようにクリーチャーのコストを参照する効果でツインパクト参照する場合、クリーチャー側のコストしか参照できません。
引用元(2021.10.22)

Q.相手の《ベイビー「刃鬼」/「俺たちも必ず勝つ!!」》がバトルゾーンにいる状況です。自分は《ガチャンコ ガチロボ》を出して「出た時」の能力で山札の上から3枚表向きにしたところ、すべてコストが同じクリーチャーでした。その3枚をバトルゾーンに出す際、これらをすべて出せますか?
A.いいえ、1体しか出せません。クリーチャーは1体ずつバトルゾーンに出ますので、《ガチャンコ ガチロボ》の効果で出す1体目のクリーチャーがバトルゾーンに出て、効果で出す2体目と3体目のクリーチャーは、バトルゾーンに出るかわりに墓地に置きます。
引用元(2021.10.22)

Q.自分の山札が2枚しかない状況で、自分の《ガチャンコ ガチロボ》が相手を攻撃しました。その「攻撃する時」の能力で山札を2枚表向きにできますか?
A.はい、山札が3枚未満だったとしても表向きにします。今回の場合、表向きにした2枚がコストが同じクリーチャーだったら、両方をバトルゾーンに出します。また、山札が1枚だった場合は、その1枚を表向きにし、それがクリーチャーだったらバトルゾーンに出します。
なお、これにより山札が0枚になった場合、その瞬間に自分はゲームに負けます。
引用元(2022.5.20)

Q.相手の《飛ベル津バサ「曲通風」》がバトルゾーンにいる状況です。自分は《ガチャンコ ガチロボ》を出し、「出た時」の能力で山札の上から3枚を表向きにするかわりに1枚表向きにしました。それがクリーチャーだった場合、バトルゾーンに出せますか?
類似例:《キング・ザ・スロットン7/7777777》
A.はい、出せます。
引用元(2023.4.10)