《ザ・美食秘宝サイキック・イーター》 - デュエル・マスターズ Wiki ミラー

《ザ・美食秘宝(びしょくひほう)サイキック・イーター》

DMR-03で登場したパンドラボックス/エイリアン。

S・トリガーのブロッカーで、離れた時に自身のサイキック・クリーチャーを1体に対して破壊による選ばせ除去を行う能力を持つ。

呪文能力で除去しながらサイキック・クリーチャーを出す《超次元シューティング・ホール》《超次元ロマノフ・ホール》などには滅法強く、

1. 相手の超次元呪文の効果でこのクリーチャーが場を離れ、能力がトリガーする（相手の呪文の解決途中なので待機状態になり、まだ解決はしない）
2. 相手がサイキック・クリーチャーを場に出す
3. 呪文の効果が終わったので、待機状態になっていたこのクリーチャーの能力を解決し、相手のサイキック・クリーチャーを破壊する
   という流れで対処可能。

相手が選ぶので狙った対象を破壊できないこともあるが、アンタッチャブルである《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》を破壊できるのは利点と言えば利点。

ただし、エピソード2からサイキック・クリーチャーの採用率が下がっており、単にS・トリガーとして入れるなら《地獄門デス・ゲート》や《デーモン・ハンド》で事足りる事の方が増えてしまった。

また、サイキックメタとしても軽量除去の《父なる大地》や、《暴走龍 5000GT》、《希望の親衛隊ファンク》などに押され気味な印象を受ける。

敢えてこのカードを入れるならば、除去能力以外のメリットを見出したい。

• 相手からするとサイキック・クリーチャーを守りたければこのクリーチャーをバトルゾーンに維持し続ける必要があり、なかなか鬱陶しい。

• 破壊されないサイキック・クリーチャーである《不死身のブーストグレンオー》や置換効果で覚醒する《時空の不滅ギャラクシー》で簡単に対策を取られてしまう点が痛い。選ぶのが相手というのもあって、《不死身のブーストグレンオー》が1体でもあれば完全に無力化される。

• 同弾の《ドンドン守るナウ》とのシナジーは良好。能力を使いつつシールドへ送られ、さらに自身が闇文明であるため、カードを1枚ドロー出来る。ただ守り手が減ってしまうので使用するタイミングには気を付けたい。

• コスト6でパワー4000は、スペックが低くなりがちなS・トリガーのブロッカーの中でも強力な方。また、S・トリガーのブロッカーは闇文明では珍しい。
  • このカードが同種の中でいかにハイスペックかは《突然月光ホイホイザー》や《消火機装コントロール・ファイア》、《雷珠の求道者ラ・バルザ》あたりと比べると分かり易い。普通であれば能力すらつかない準バニラのブロッカーで済まされてしまう所である。
  • そのため、除去能力を考えなくても相手の計算を狂わす事には十分貢献してくれる。

• 初登場時点ではエイリアンのS・トリガー獣が他に2種類しかいなかったため、「デッキをエイリアンで固めたい」というのも立派な採用理由になりえた。
  そのころと比べれば層が厚くなっているので、デッキの性質と相談して選ぶのが良いだろう。

• カード名の「ザ・美食秘宝」の部分に闇のエイリアンの冠詞「ザビ」が含まれている。

• イラストで食べられているのは、《時空の精圧ドラヴィタ》。おそらく、ともにカードイラストを手掛けたTUBAKI HALSAME氏のお遊びだろう。

• デュエル・マスターズ プレイスではDMPP-17で実装された。

フレーバーテキスト

• DMPP-17
  サイキック・イーター著「パンドラグルメガイド ザビログ」。デス・ファントム城下町にて好評発売中！

収録セット

デュエル・マスターズ

• illus.TUBAKI HALSAME
  • DMR-03 「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」（24/54）

デュエル・マスターズ プレイス

• CV:小堀真生
• illus.TUBAKI HALSAME
  • DMPP-17 「ライジング・アライズ -希望の王女-」

参考

• パンドラボックス
• エイリアン
• S・トリガー
• ブロッカー
• 離れた時
• 攻撃できない
• サイキック・クリーチャー
• 選ばせ除去