《ジェスター・ブレイン》

ジェスター・ブレイン UC 水文明 (4)
呪文
カードを3枚引く。その後、相手は自身のシールドを3つまで選び、手札に加えてもよい。こうして相手が手札に加えたシールドひとつにつき、自分の手札を1枚、山札の一番下に置く。(相手は、こうして手札に加えたシールドカードの「S・トリガー」を使える)

DM-37で登場した呪文

コスト4の3枚ドローできる呪文だが、相手依存で自分の手札から最大3枚山札の下に戻さなければならないデメリットがある。

登場時期は《サイバー・ブレイン》殿堂入りからプレミアム殿堂に昇格する頃であり、同コストでデメリットのない《王立アカデミー・ホウエイル》が登場するのもまだまだ先であることから、ドローソースとしてはかなり癖が強くデザインされている。

もし相手がシールドを3つ手札に加えたのなら、自分は手札管理の面ではドローソースを唱えたのに呪文で手札消費して手札交換しただけとなってしまう。
特に、こちらからあまり攻めていかないデッキだと相手はシールド回収手札補充として気軽に選択しやすい。

この呪文の効果でS・トリガーS・バックが問題なく使えてしまうことを考えると、この呪文は相手がシールド回収を選択した場合、実質シールドブレイクが加速できたのだとメリットに捉えられるビートダウンデッキで真価が発揮される。覚醒編環境では【超次元GENJIビート】ドローソースとして活躍した。

また、《時空の雷龍チャクラ》を使うデッキであれば覚醒の補助にもなる。逆に超次元ゾーンに《チャクラ》を用意しておけば相手が《チャクラ》を警戒してシールド回収をしない事も考えられるため、2枚の相性は良好。

欠点は、どのシールドを手札に加えるか相手が選択できてしまうこと。相手が《アクア・スーパーエメラル》等で仕込んだカードをプレイさせるのをアシストしてしまうこともある。特に、【ヘブンズ・ゲート】【星龍マーシャル】トリガーデッキなどS・トリガーを多用する相手に唱えるのは非常に危険である。

ドローソースとしてはかなり癖が強いので、相手を見て上手く使いたいところである。
ただし2022年7月時点で《サイバー・ブレイン》殿堂解除しており、相手依存であるこのカードをあえて使用する利点は薄いだろう。

  • ジェスター(jester)は道化師の起源のひとつである「宮廷道化」を意味している。カードイラストではホラー作品にでてくる様な、恐いイメージで描かれている。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DM-37DMPP-15
    何が入っているかはお楽しみ〜♪ホントはどっちもハズレだけどね。クククッ・・・。――ジェスター・ブレイン
  • DMX-22
    ハイリスクハイリターン、勝率が低ければ低いほど私は燃えるっちゃ。 ---ハカセ

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考