《ストリーミング・ビジョン》

ストリーミング・ビジョン VR 水文明 (4)
呪文
自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中の水のカードをすべて手札に加え、それ以外のカードを墓地に置く。

DMPP-01で登場した呪文
デュエル・マスターズ プレイスゲームオリジナルカード

TCG版の殿堂入り呪文である《ストリーミング・シェイパー》調整版となるカード。表向きにする枚数が1枚減り、コストも1重くなっている。

また、ドローソースとしての調整版という見方もでき、青単においてはTCG版で登場している《王立アカデミー・ホウエイル》相互互換(別の色をタッチした場合は下位互換)として使うことができる。

環境において

ランクマッチDMPP-01期では、【リキッド・ピープル】に採用されていた。

しかし、DMPP-02期以降は水単は速攻気味のデッキになったためか《アストラル・リーフ》《フォーチュン・ボール》等が優先的に採用されるようになり、このカードが採用されないことが多くなった。これはTCGで「水単速攻では《サイバー・ブレイン》の採用がしづらい」のと同じような理由だろう。

DMPP-06期では【青単ツヴァイランサー】が大きく形を変えて復活し、再び使用率が増加している。
このことから中速コントロールのデッキ、手札からのコスト踏み倒し手段のあるデッキでこそ輝くカードと言える。

2021年3月25日付けよりDP殿堂に指定された。公式サイトソース

公式の調査によると《インビンシブル・テクノロジー》を非採用の【青単ツヴァイランサー】は、《ストリーミング・ビジョン》が使用可能のAll Divisionでの使用率が11.9%(3位)、勝率が54.1%(1位)に対し、使用不可のNew Divisionでの使用率が5.7%と使用率に差が出た。
使えるデッキタイプが多いAll Divisionでこの結果になったのは、《ストリーミング・ビジョン》の有無が大きいと思われる。

カードスペック自体をナーフしなかったのは、枚数そのままでコストを1増やすと《トリプル・ブレイン》下位互換、コストそのままで枚数を1減らすと《エナジー・ライト》《ネオ・ブレイン》の下位互換になってしまい、枚数・コストの双方で調整が難しかったためか。

DP殿堂になったことで情報アドバンテージの損失にもなっている。DMPP-08時点で水文明のカードでは呪文墓地回収する手段が存在しないので、ハンデスまたは手打ちで《ビジョン》が墓地に置かれた瞬間、対戦相手はその試合中《ビジョン》で手札を補充されなくなったという前提で立ち回りを決めることができるようになってしまうためである。

DMPP-20実装と同時にDP殿堂が解除された。このカードがDP殿堂になった原因である《クリスタル・ツヴァイランサー》DMPP-14期にナーフが行われている。
解除のタイミングにはDMPP-20中期に開催されたメモリアル・ディビジョンを見越した可能性も考えられる。DMPP-02環境で戦うルールだが《ゴースト・タッチ》《汽車男》のナーフはDMPP-17期に解除されているため、このカードが4枚使えれば当時の環境を完全に再現できる。

かつての採用先だった【青単ツヴァイランサー】はフルクリーチャーにして《アクア・ジェスタールーペ》で横並びさせた型が主流になり、DP殿堂解除後は採用先に恵まれなかった。

その他

アップデート履歴

正式リリース日の2019年12月18日から数えると、2021年3月25日実施のメンテナンスまでの463日間、DP殿堂ではなかった。

DP殿堂入りした2021年3月25日から791日後の2023年5月25日にDP殿堂から解除された。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMPP-01
    アレ?もう1人どこいった?

収録セット

デュエル・マスターズ プレイス

参考