超速(ちょうそく)レーサー・パラリラ》

超速レーサー・パラリラ C 火文明 (2)
クリーチャー:ドリームメイト 1000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を1枚相手に選ばせ、それを見せる。それが多色カードの場合、そのターン、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。

DM-25で登場したドリームメイト

条件付きスピードアタッカーであり、cip手札を相手に選ばせて見せ、それが多色カードならスピードアタッカーになる。

きっちり毎回召喚酔いが無くなるのならば、2コストということで間違いなく強力なのだが、実際問題それはキツイものがある。
速攻デッキは通常1ターン目から休むことなくデッキを動かすために多色はあまり積まれず、この能力をコンスタントに決めるのは難しい。

安定性の面で、同じスピードアタッカーを持つドリームメイトなら《早食王のリンパオ》に軍配が上がるだろう。このカードの居場所は3以上使用したビートダウンデッキ辺りであろうか。

多色には同コストで無条件のスピードアタッカーを持つ《無頼勇騎タイガ》がいるため、単色であることや種族面で使い分けてやることが必要。

デュエル・マスターズ プレイスでは

超速レーサー・パラリラ C 火文明 (2)
クリーチャー:ドリームメイト 1000
バトルゾーンに出た時、自分の手札に多色カードがあるなら、そのターン、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。

DMPP-08EXで実装。
多色手札にあるだけで確実にスピードアタッカーを得られるようになった。

これにより

  • TCG版では、先攻2ターン目なら手札3枚から相手に選ばせていたため、多色3枚という手札事故状態でもないとスピードアタッカー化には運が絡んだ
  • TCG版では、スピードアタッカーになれるかに関係なく、相手に手札1枚の情報アドバンテージを与えていた

という2つの問題点を一気に解消できたこととなる。

2ターン目から相手のシールドをブレイクするのはリスクは勿論あるが、下手すればそのまま相手に反撃をするスキを与えず押し切れる可能性もあるとして、《レーサー・パラリラ》を軸としたデッキを組む価値があるほど。
《凶戦士ブレイズ・クロー》などコスト1を出せていれば、2ターン目に残りシールドを3つにできる。

【クイーン・メイデン】【ジャック・ヴァルディ】なら、色が合い、多色も豊富なのですんなり入れることができる。

一方、《レーサー・パラリラ》登場前に存在していた【赤緑速攻】や【黒赤速攻】にはすんなりとは入らない。
この2つのデッキでは手札事故を避けるために、意図的に多色の枚数を削っている性質があったからである。
《レーサー・パラリラ》を使うなら、先攻2ターン目に多色が1枚以上ある確率が80%を超える「9枚以上」は入れたいところである。

  • 2ターン目にスピードアタッカーを得た場合、2ターン目&3ターン目にシールドをブレイクした後で自然に《フォーチュン・ボール》cipを使えるようになる。

フレーバーテキスト

  • DM-25DMPP-08EX
    ブンブンブーン!パラリラ様のお通りだ!――超速レーサー・パラリラ
  • プロモ(P21/Y6)
    怪我したくなかったらどけよ!今の俺様は、勝利の道を爆進中なんだよ、わかってんのか、こら!――超速レーサー・パラリラ

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考