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次元の霊峰 C 自然文明 (2) |
呪文 |
自分の山札を見る。その中から多色クリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
※殿堂入り |
単純なテキストだが、多色クリーチャーのカードプールが増える度に強化されるという強みを持つ。
1ターン目に《スナイプ・モスキート》などのコスト1ウィニーを召喚し、続く2ターン目に革命チェンジ持ちをサーチして襲いかかるのが主な役目。
また、山札をすべて確認できる都合上、再現性の低いコンボも強引にリペアできる可能性を秘めている。具体的な実績としては《音精 ラフルル》の殿堂入り時代、【5色ドギラゴン剣】でそちらをサーチするために使われたことなどが挙げられる。
《ダンディ・ナスオ》同様、数少ない2ターン目から盾落ちの確認ができるカードでもある。革命ファイナル当時フルパワー理論という言葉はまだなかったため【霊峰ドギラゴン剣】でも《葉嵐類 ブルトラプス》《光牙忍ハヤブサマル》など最低限の防御札は積むのが一般的で、役立つ場面はそこそこあった。
聖拳編環境では《無双竜機ボルバルザーク》を呼ぶのに使われたこともあった。
覚醒編では【シロガシラ・ジュカイ】で使われた。
多色しかサーチできない汎用性の低さから長年環境での活躍の場にほとんど恵まれない冬の時期を過ごしてきたが、DMR-21で転機が訪れた。
革命チェンジの登場によって序盤から強力な多色クリーチャーを出せるようになったため、圧倒的低コストでそれらを確実にサーチできるこのカードは、革命チェンジを主軸としたデッキの安定に非常に有用な1枚となり評価が急上昇した。
単色環境で活躍した《調和と繁栄の罠》や、【緑単ベアフガン】で活躍した《エボリューション・エッグ》に続く、大器晩成カードと言えるだろう。
特に【霊峰ドギラゴン剣】では核として活躍し、このカードがあるおかげで【ドギラゴン剣】に殿堂入りによる弱体化に耐性があるというメリットが与えられていた。
また、先攻ならこのカードによるサーチを止められるため《タイム3 シド》と【白単速攻】の組み合わせは若干評価が上がった。
このカードが無制限である限り他のカードを規制したところでほとんど意味がないという判断からか、2018年7月14日より殿堂入りした。
上記の通り2ターン目から盾落ちの確認ができることも逆転重視のゲーム性を損なうとして殿堂入りの一因になったと思われる。
その後も【ドギラゴン閃】や【青赤緑ガイアッシュ覇道】系統で使われた。ゴッド・オブ・アビスでは【青黒緑有象夢造】に《天災 デドダム》や《龍素記号wD サイクルペディア》の嵩増しとして投入された。
アビス・レボリューションでは【ガイアハザード退化】の山札圧縮に使われた。《闇参謀グラン・ギニョール》をサーチして退化することもできた。
DM23-RP1期の【青黒緑キリコグラスパー】にも採用された。定番の《天災 デドダム》の他、《蒼き団長 ドギラゴン剣》を入れた型も結果を残した。
その後【ガイアハザード退化】は旬を過ぎつつあったが、DM24-BD1・DM24-BD2期には再びこれを入れた型が確認された。