霊淵(れいえん) ブアツック=ラギルップ》

霊淵 ブアツック=ラギルップ P 闇文明 (6)
クリーチャー:アビスロイヤル/超化獣 6000
スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
ハイパーモード 12000
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)

月刊コロコロイチバン!2024年6月号付録で登場したアビスロイヤル/超化獣

《機神装甲ヴァルボーグ》《ネオ・ボルシャック・ドラゴン》時代からおなじみの、雑誌の付録で新登場する準バニラ
スレイヤーW・ブレイカーを持ち、ハイパー化T・ブレイカーを得る。

ギミックのお試しカードにしても、ひたすらコストパフォーマンスが劣悪。

ハイパー化抜きの性能は《黒神龍ハルヴェルド》相当。

EXライフなど二回破壊すると倒せる相手に相打ち以上でバトルすると倒せるメリットはあるが、誤差の範囲だろう。
一応、その立ち回りができる似たコストの他のカードは《オニナグリ・ザ・レジェンド》《暗黒の悪魔龍 ゼツボウバッド》(ただし《暗黒皇女メガリア》と同じく相手もスレイヤーになる)、パワー12000に届かないが《S級不死 デッドゲリラ》ぐらいしかないため、独自性はある。

打点の計上としては、シングル・ブレイカーである他のクリーチャー1体をハイパー化でタップしたのなら、《ブアツック=ラギルップ》がW・ブレイカーからT・ブレイカーに上がるというものなので、総打点は差し引き同じであり根本的にビートダウンには向かない。
かろうじて召喚酔い/攻撃できないクリーチャーをタップすることで1打点得をするだけである。リソースを1枚吐いて一時的な1打点増加は《千切秘伝ワイルド・ベジタブル》を順当に使った場合を想像するとわかりやすいがワンショットで試合を終わらせない限り息切れの原因。

この低スペックだと、アビスサポートや超化獣サポートを受ける先に据えるのすらためらわれる。
ハイパー化を悪用して味方タップのシステムクリーチャーに使おうにも、より軽い《霊淵 スゴーチ=トートロット》《霊淵 ゴツンマ=ダンマ》に軍配が上がる。

  • 前年の《ラギルップ=ザ=ダーティ》に続き、コロコロイチバン!プロモに抜擢されたラギルップ。
    • そちらは「成長革命チェンジ」で3〜4ターンキルできる程度に圧をかける立ち回りができたため、実用性で雲泥の差がある。

関連カード

収録セット

参考