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黒龍王ダーク・ジオス P 闇文明 (7) |
クリーチャー:デーモン・コマンド 5000 |
G・ゼロ−相手の墓地にクリーチャーが6体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。 |
自分のドラゴンが攻撃する時、相手は自分自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
月刊コロコロコミック2006年1月号付録として登場したデーモン・コマンド。
相手の墓地にクリーチャーが6体以上あることを条件としたG・ゼロと、自分のドラゴンが攻撃するたびに選ばせ除去を行うトリガー能力を持つ。
破壊するクリーチャーは相手が選ぶため、狙ったクリーチャーを破壊できない事もあるが、アンタッチャブルも破壊できるのが魅力。
自身はドラゴンではないためサポートを共有ができないのが痛いが、ドラゴン中心のデッキではそれなりの働きができるだろう。
アタックトリガーを持ったドラゴンとは相性が良いので、《蒼神龍スペル・グレートブルー》や《邪眼皇ロマノフI世》等と一緒に使っても面白い。
G・ゼロで参照するのは、自分ではなく相手の墓地のクリーチャーの枚数。
条件はクリーチャー6体以上とやや多めに思えるが、ハンデスや除去は闇文明のお家芸なので、そこまで難しいわけではない。
《超竜バジュラ》や《緑神龍ザールベルグ》といった火自然のランデスカードと組み合わせてみてもいい。
相手が墓地肥やしを戦略とするデッキであれば素早く場に出せる場合がある。相手が準備して出したクリーチャーもこのクリーチャーの能力があっさり破壊してくれるだろう。
特にアウトレイジデッキ相手ならば、《百万超邪 クロスファイア》のG・ゼロ条件とこちらのG・ゼロ条件が被るため、一種のメタカードとして運用できなくもない。ただ、《暴走龍 5000GT》のロックに引っかかるため万能では無いのだが。
また、《漆黒戦鬼デュランザメス》同様G・ゼロのお陰で、手札に揃っていればいきなり悪魔神にもなれる。そのため、ハンデスしながら悪魔神で奇襲するというデッキも考えられる。
若干能力と種族のシナジーに欠けるクリーチャーだが、構築次第では、なかなか役に立ってくれるだろう。
コスト5以上の闇のコマンドなので、《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の封印をタダで外せるカードになる。選ばせ除去を放てるので、【ドルマゲドンX】系統に取って厄介な《異端流し オニカマス》も怖くない。ただ、このカードの能力を活かせる上に封印も外せる重量級の闇のコマンド/ドラゴンを並べている内に自然と禁断爆発まで至ることになり、そうなると《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の全体封印によってこのカードによる除去が腐りがちになる。