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Eineのマイク R 火文明 (4) |
クリーチャー:マジック・ゼノパーツ 3000 |
S・トリガー・プラス(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、このクリーチャーにP能力を与える) |
P−このクリーチャーが出た時、コストの合計が7以下になるように相手のエレメントを好きな数選び、破壊する。 |
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない) |
相手のエレメントが離れた時、カードを1枚引いてもよい。 |
DM23-RP3で登場した火のマジック・ゼノパーツ。
相手のエレメントが離れた時にドローできるスピードアタッカー。S・トリガー・プラスにより、コスト7以下の割り振り火力を放つ。
タマシードやクロスギア、破壊以外の除去にも反応する《堕魔 ヴォガネ》といった性能。手打ちでもパワー3000未満の相手クリーチャーを殴り返してドローできる。
ウィニー主体のデッキにはプラス効果が刺さり、S・トリガーで一掃しながら手札を整えられる。
火は火力、効果バトルなど相手クリーチャーを破壊する手段には困らない。
水が得意とするバウンスとも相性が良く、返しのターンに出し直されてしまうデメリットを軽減できる。《コーライル》と組み合わせても良いだろう。
ただし、素出しで出したら、出た時点で基本的に仕事をしないシステムクリーチャーが耐性なしのコスト4というのは重い。殴り返しによる即時起動1ドローも、相手がこのクリーチャーが出るようなコスト3〜4帯に、《Eineのマイク》で勝てる小型クリーチャーがタップ状態で隙を晒しているというあまり頻発しない状況が求められる。
革命チェンジなどの入れ替える能力や《龍世界 〜龍の降臨する地〜》《人気魚》などにも反応してドローでき、変則的なメタカードとして機能するとはいえ、クリーチャーのコスト踏み倒しが伴う対象なら《ボン・キゴマイム》はカードとして高い汎用性を持ちながら1ドローできるシステムクリーチャーのライバルとして存在している。
防御札でスペースの節約に役立つことやスピードアタッカーを活かしたい。
置きドローとして有効活用できるのはS・トリガー・プラス時ぐらいと割り切って、スピードアタッカーからさっさと《芸魔隠狐 カラクリバーシ》とチェンジさせる運用が賢いのかもしれない。
コスト参照なので受け性能にムラがあるのはネック。値不定の《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》を除外するなら、登場時点のコスト参照割り振り火力では《爆殺!! 覇悪怒楽苦》に次ぐ2番目に範囲の広い呪文だが、DM23-RP3の大型革命チェンジはちょうどコスト7で、マッハファイターやタップキルによる安全な革命チェンジ、メクレイド8を利用した入れ替えを使わない着地など、中型以上を溜めたワンショットには1体しか焼けずリーサル回避しきれないことも十分ありうる。S・トリガー獣など高コスト低パワーにも火力の被害を軽減されてしまい、赤単速攻系でも《我我我ガイアール・ブランド》や《龍星装者 “B-我”ライザ》が破壊の対象外。
DM23-RP3のレアS・トリガー・プラスサイクル。すべてコスト4のクリーチャー。
Q.自分と相手の《Eineのマイク》がバトルして、両方が破壊されて墓地に置かれました。お互いにカードを1枚引けますか?
A.いいえ、引けません。「相手のエレメント(クリーチャー)が離れた時」の能力を持つクリーチャーと、相手のエレメントが同時に離れた場合、その能力はトリガーしません。
(総合ルール 603.5c) 引用元(2023.9.15)