【サソリスビート】 (デュエプレ)

《邪帝斧 ボアロアックス》自然クリーチャーを展開し、《豪勇者「猛攻の面」》で強化するビートダウン
《豪勇者「猛攻の面」》のマナ武装のために緑単で組まれる。

DMPP-25《革命目 ギョギョウ》が登場してからは【ボアロコントロール】として発展的解消した。本ページではDMPP-24期に使われていた型を紹介する。

龍覇 サソリス VIC 自然文明 (6)
クリーチャー:ビーストフォーク號/ドラグナー 4000
ビクトリーアイコン
バトルゾーンに出た時、自分の超次元ゾーンからコスト2以下のドラグハート1枚、またはコスト4以下の自然のドラグハートを1枚をバトルゾーンに出してもよい。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
破壊される時、かわりにマナゾーンに置く。
邪帝斧 ボアロアックス PS 自然文明 (4)
ドラグハート・ウエポン
バトルゾーンに出た時、またはこれを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンから自然のコスト5以下のクリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。
龍解:自分のターンの終了時、自分のクリーチャーのコストの合計が20以上であれば、このドラグハートを《邪帝遺跡 ボアロパゴス》のほうに裏返す。
龍解後⇒《邪帝遺跡 ボアロパゴス》
豪勇者「猛攻の面」 SR 自然文明 (5)
進化クリーチャー:ビーストフォーク號 8000
進化-自然のクリーチャー
W・ブレイカー
攻撃する時、このターン、自分の他の自然のクリーチャーのパワーを2倍にし、「パワード・ブレイカー」を与える。
マナ武装 5:自分のマナゾーンに自然のカードが5枚以上あれば、自分の自然のクリーチャーは、それよりパワーが小さいクリーチャーにブロックされず、破壊される時、かわりにマナゾーンに置く。

確定カード

《トレジャー・マップ》(1)余った1マナで序盤を安定させ、終盤はキーカードを引き込む
《成長の面 ナム=アウェイキ》(2)2ターン目に出したい最良の初動。5マナ溜まるまでは積極的に攻撃させたい
《幻緑の双月》(2)ナム=アウェイキと違い、手札が減る代わりに3ターン目以降でも腐りにくい
《青銅の面 ナム=ダエッド》(3)3ターン目のマナブースト。《豪勇者「猛攻の面」》下でW・ブレイカー
《邪帝斧 ボアロアックス》(4)展開の要。速攻しない場合は積極的に龍解させて場に維持する
《豪勇者「猛攻の面」》(5)ビートダウンの要。展開したクリーチャーの強化とリソース変換役
《大神秘イダ》(5)バトルゾーンに進化元無しで出せる疑似スピードアタッカー。《豪勇者「猛攻の面」》下でT・ブレイカーだが、マナ武装の解除に注意
《龍覇 サソリス》(6)《邪帝斧 ボアロアックス》を呼び出せる最軽量ドラグナー

選択カード

確定カードの補助

《青銅の鎧》
《正々堂々 ホルモン》
《雪精 ホルデガンス》
(3)5枚目以降の《青銅の面 ナム=ダエッド》《豪勇者「猛攻の面」》1枚ではブレイク数が増えない
《天真妖精オチャッピィ》(3)1ターン目に唱えた《トレジャー・マップ》や、ハンデスで墓地に落ちたカードをマナに置き再利用。S・バックで速攻対策。
《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》(3)今引き
《諸肌の桜吹雪》(4)攻撃誘導。パワー6000未満に疑似的な攻撃ロックと、《超戦龍覇 モルト NEXT》《闘将銀河城 ハートバーン》に初回の攻撃をずらしてリーサルを組めなくしたりできる
《ベル・ザ・エレメンタル》(4)シンプルな進化クリーチャー。マナゾーンから踏み倒すか、《幻緑の双月》などを踏み台に3ターン目に殴る
《進化の化身》(4)パワード・ブレイカー付与でほぼ3打点[1]
《次元流の豪力》(5)サイキック・クリーチャーとセットで《邪帝斧 ボアロアックス》の龍解コスト稼ぎ
《龍覇 マリニャン》(5)《龍魂城閣 レッドゥル》などを使う場合に

防御札

《古龍遺跡エウル=ブッカ》(5)貴重な除去札。S・トリガーだがコスト踏み倒しメタなどを退けるために手打ちもする
《チャケの応援》(3)《無敵剣 プロト・ギガハート》には刺さる
《高飛車姫プリン》(5)相手のワンショット対策。《超戦龍覇 モルト NEXT》の2回攻撃や《天命王 エバーラスト》は防げない

サイキック・クリーチャー

その他

DMPP-23では以下のカードを採用していた。

《機神勇者スタートダッシュ・バスター》(4)火/自然の多色。色事故の原因になる
《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》(5)闇/火/自然の多色。色事故の原因になる
《龍覇 グレンモルト》(6)火単色。デッキパワーを上げるために採用
《龍覇の天啓》(1)《グレンモルト》を採用するので

このデッキの回し方

序盤はマナブーストマナ武装5の達成を目指す。2→4→6とテンポよくマナを伸ばせると理想で、最速4ターンキルも狙える。
《龍覇 サソリス》《邪帝斧 ボアロアックス》を呼び出し、マナから自然のクリーチャーを展開する。
展開した自然のクリーチャーを《豪勇者「猛攻の面」》で強化してビートダウンする。
パワー3000以上の自然のクリーチャーはブレイク数が増えることを活かして、できるだけワンショットを狙いたい。

《邪帝斧 ボアロアックス》により5マナ以下の進化クリーチャーは疑似スピードアタッカーとして運用できる。
《龍覇 サソリス》を進化元にすれば《邪帝斧 ボアロアックス》の効果を1ターンに2回使うことも可能。

《豪勇者「猛攻の面」》《邪帝遺跡 ボアロパゴス》が場に揃うと、5マナ以下のクリーチャーは破壊されてもマナから出し直せる。
ワンショットに失敗しても粘り強く攻められるので、4ターンキルが難しい場合は積極的に狙いたい。
《邪帝遺跡 ボアロパゴス》への龍解コストは《邪帝斧 ボアロアックス》《次元流の豪力》(5マナ)+サイキック・クリーチャー(5-6マナ)を呼び出せば、《龍覇 サソリス》(6マナ)と合わせて大部分を稼ぐことができる。

長所

《豪勇者「猛攻の面」》を主軸としたパワフルなアンブロッカブル軍団による、4ターンキルも狙える速さでのビートダウンが最大の武器。
パンプアップにより生半可なパワーのブロッカーはものともせず、殴り返しも得意。

ビートダウン寄りのデッキでありながら、《豪勇者「猛攻の面」》《邪帝遺跡 ボアロパゴス》のコンボにより継戦能力も高い。
破壊されたクリーチャーの殆どはマナゾーン経由でバトルゾーンに出せるため後続が尽きず、その中には《豪勇者「猛攻の面」》自身も含まれる。
《天真妖精オチャッピィ》《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》マナ回収コンボも利用すれば、呪文を含めたすべてのカードを再利用できる。

キーカードである《龍覇 サソリス》《豪勇者「猛攻の面」》に大きく依存するものの、《トレジャー・マップ》で再現性を大きく高められる。

短所

防御力に課題がある。特に盤面処理が苦手であり、殴り返しと重めのマナ送りしかないことが多い。
また攻撃力重視でS・トリガーの枚数が抑えられていることも多い。
結果として相手の展開やカウンターを防げず、こちらが先に押し切られることもしばしばある。

マナゾーンからのコスト踏み倒しに依存しているためコスト踏み倒しメタが苦手。そしてコスト踏み倒しメタの除去にも苦労する。
一方で《制御の翼 オリオティス》のようにマナ数を参照するタイプであれば、得意のマナブーストで対処できる。

継戦能力は《邪帝遺跡 ボアロパゴス》に依存するため、龍解できないと息切れする。できるだけ出したターンに龍解したいところ。
《龍覇 サソリス》へのハンデスや、《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》S・バックには注意。

《豪勇者「猛攻の面」》《邪帝遺跡 ボアロパゴス》との相性がとてもいい反面、マナ武装達成のために構築の自由度が低くなる。

参考


[1] 状況的に《豪勇者「猛攻の面」》が存在しているはずのため、(3000+3000)×2=12000となる