《
|
邪帝斧 ボアロアックス P(SR) 自然文明 (4) |
ドラグハート・ウエポン |
このドラグハートが出た時またはこれを装備したクリーチャーが攻撃する時、自然のコスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 |
龍解:自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーのコストの合計が20以上であれば、このドラグハートをフォートレス側に裏返してもよい。 |
龍解後⇒《邪帝遺跡 ボアロパゴス》 |
※殿堂入り |
DMX-18で登場した自然のドラグハート・ウエポン。
バトルゾーンに出した時と装備クリーチャーが攻撃する時に自然のコスト5以下のクリーチャー1体を自分のマナゾーンからコスト踏み倒しできるトリガー能力と、自分のターンの終わりにバトルゾーンにある自分のクリーチャーのコストの合計が20以上であることを条件とした龍解を持つ。
このウエポンを呼び出せるドラグナーのうち、最もコストが軽いのは《龍覇 サソリス》で、同コストである《連鎖類大翼目 プテラトックス》の上位のcip能力のように扱うことができる。またコストは1増えるがマナゾーンを5文明化する能力を持つ《龍覇 イメン=ブーゴ》なら、マナゾーンから出すクリーチャーの文明の制限を解消することができるため、《神聖麒 シューゲイザー》とほぼ同等の効果を使えることになる。
バトルゾーンに出してすぐに効果を発揮する点が非常に優秀であり、攻撃も出来れば更にアドバンテージを稼ぐことが可能。
龍解条件はコスト20以上と一見多いように思えるが、呼び出したクリーチャーによっては一気に条件を満たすことも期待できる。
例としては
などが挙げられる。更にこれらを組み合わせて大量展開すれば、バトルゾーンが空の状態からでも即座にコスト20以上を達成することが可能である。
もちろん必ずしも出したターンに龍解する必要は無いが、相手のターンを挟むと除去される危険が付き纏うことになるので可能であればそのターンのうちに龍解させた方が確実と言えるだろう。
進化クリーチャーを呼び出すこともできる。
進化させてもバトルゾーンのコストはあまり増えない・もしくは減ってしまうので龍解条件とは噛み合わないが、装備させたドラグナーに重ねてやれば即座に攻撃して再び効果を使うことができるため、ビートダウンで運用する分には相性が良い。
特に《ベル・ザ・エレメンタル》は進化元の縛りが緩く、攻撃時に先にマナブーストを使用することでマナから呼び出すクリーチャーの選択肢を増やすことができるので扱いやすい。ここから更に《大神秘イダ》を呼び出してやれば、実質的に1度に2体ものスピードアタッカーのW・ブレイカーを召喚したことになる。
このコンボを利用するデッキタイプが「【緑単サソリス】」である。
革命編環境では【イメンループ】で大活躍。この龍解条件の即効性が【イメンループ】の凶悪さを加速させている。仮に龍解のタイミングが《邪帝遺跡 ボアロパゴス》と逆になっていれば、つまり「自分のターンの終わり」ではなく「自分のターンのはじめ」に龍解のタイミングが設定されていれば、相手は通常のクリーチャー除去だけで対処できるようになっていたため、ここまで猛威をふるうこともなかったと思われる。スペース・チャージサイクルとの相性の良さも考慮に入れると、開発部での調整不足を指摘する声も少なくない。
また、【ラグマループ】としてひっそりと息づいていた【緑単ループ】を、【イメンループ】、【緑単サソリス】とさらに実用レベルへと押し上げた立役者といってまず間違いない。極めてマイナーだった【ラグマループ】もこの一件によって着目され始め、《ボアロアックス》の殿堂入りが噂される頃には《ボアロアックス》無しでループさせる方法が研究されることになる。2016年9月15日付で殿堂入りしたが、相方の《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》はノータッチとなり、《蛇手の親分ゴエモンキー!》と《大勇者「鎖風車」》という新たな相棒を獲得することになる。《ベイB ジャック》の登場はこの流れに拍車をかけた。
王来篇環境以降は、【5色グレンモルト】や【白青赤緑ドラグナー】における便利屋として活躍。
《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》や《インフェル星樹》のような5コスト自然ドラゴンのインフレ、ドラグナーのインフレは、いずれもこのカードが殿堂入りであることを前提としての現象である。
邪帝斧 ボアロアックス PS 自然文明 (4) |
ドラグハート・ウエポン |
バトルゾーンに出た時、またはこれを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンから自然のコスト5以下のクリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。 |
龍解:自分のターンの終了時、自分のクリーチャーのコストの合計が20以上であれば、このドラグハートを《邪帝遺跡 ボアロパゴス》のほうに裏返す。 |
龍解後⇒《邪帝遺跡 ボアロパゴス》 |
DMPB-04で実装。《龍覇 イメン=ブーゴ》を入手・生成することで特典として付いてくる。
最低限、《龍覇 サソリス》から呼び出した場合は残り5枠で14、《龍覇 イメン=ブーゴ》は残り5枠で13あればコストの合計が20以上になる。
2ターン目《フェアリー・ライフ》、3ターン目《歌姫の面 エリカッチュ》(or《龍鳥の面 ピーア》)、4ターン目《龍覇 サソリス》+《ボアロアックス》、そのcipで《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》、《ボアロアックス》のアタックトリガーでコスト5と出すと、《エリカッチュ》生存かつシングル・ブレイクでS・トリガーの除去を踏まない前提ならジャスト20を達成できる。
バトルゾーンの枠のイメージは次の通り。《邪帝遺跡 ボアロパゴス》やさらに上の《我臥牙 ヴェロキボアロス》になると踏み倒すクリーチャーを入れる枠がないのがバランス調整なのかもしれない。
このウエポンが描かれているカード
Q.《恐・龍覇 サソリスレイジ》が持つ「このクリーチャーをバトルゾーンに出した時」の能力を使用した時、すでに《恐・龍覇 サソリスレイジ》がバトルゾーンを離れていた場合、《邪帝斧 ボアロアックス》のようなドラグハート・ウェポンを出すことを選択出来ますか?
A.はい、出来ます。この場合、《邪帝斧 ボアロアックス》は状況起因処理によって即座にバトルゾーンを離れます。
引用元 (2020.2.26)
Q.相手の《早撃人形マグナム》が自分を攻撃し、自分は《最終龍覇 ロージア》を「S・トリガー」でバトルゾーンに出しました。《早撃人形マグナム》の「いずれかのプレイヤーが、マナゾーンのカードをタップせずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時」の能力が先に解決し、自分は《最終龍覇 ロージア》を破壊しましたが、その後、《最終龍覇 ロージア》の「出た時」の能力で《邪帝斧 ボアロアックス》を超次元ゾーンからバトルゾーンに出せますか?
A.はい、バトルゾーンに出せます。《最終龍覇 ロージア》がバトルゾーンにいないので、《邪帝斧 ボアロアックス》は出た後、即座に超次元ゾーンに置かれますが、その「出した時」の能力は使えます。
引用元 (2021.10.22)
Q.《邪帝斧 ボアロアックス》の「出た時」の能力で、「革命2」能力が解決している《革命類侵略目 パラスキング》をバトルゾーンに出せますか?
類似例:《邪帝遺跡 ボアロパゴス》
A.いいえ、出せません。コストを参照するカードの扱いとして、左上に印刷されている数字を参照します。「革命2」能力でコストが5少なくなっている《革命類侵略目 パラスキング》のコストは8です。
(総合ルール 201.2) 引用元 (2021.2.5)
Q.自分のターンの終わりに、《邪帝斧 デッドアックス》と《邪帝斧 ボアロアックス》が両方「龍解」の条件を満たしました。
先に《邪帝斧 デッドアックス》の「龍解」を解決して裏返し、続けて《真なる邪悪 ザ=デッドマン》の「このクリーチャーが龍解した時」の能力で《邪帝斧 ボアロアックス》を《我臥牙 ヴェロキボアロス》に裏返しました。
その後、待機していた《邪帝斧 ボアロアックス》の「龍解」を解決し、《我臥牙 ヴェロキボアロス》を《邪帝遺跡 ボアロパゴス》に裏返せますか?
A.はい、裏返せます。《邪帝斧 ボアロアックス》と《我臥牙 ヴェロキボアロス》は同じカードですので、待機していた《邪帝斧 ボアロアックス》の効果で《我臥牙 ヴェロキボアロス》も裏返せます。
引用元(2023.11.17)