超戦龍覇(ちょうせんりゅうは) モルトNEXT(ネクスト)

超戦龍覇 モルトNEXT WVC 火文明 (7)
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 9000
W・ブレイカー
マナ武装 5:このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンに火のカードが5枚以上あれば、火のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンから出す。
龍マナ武装 5:各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、自分のマナゾーンに火のドラゴン・クリーチャーが5体以上あれば、その攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。

DMR-16極で登場したダブルビクトリーを持つガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー

ふたつのマナ武装を持ち、マナ5つで火の5コスト以下のドラグハートを呼び出すcipと、火のドラゴン・クリーチャーがマナに5枚あれば遅延誘発型タイプの2回攻撃ができる能力を持つ。

DMR-16極時点ではこのクリーチャーに対応するドラグハートが登場していなかったが、DMR-16真にて同じくダブルビクトリーを持つドラグハート・フォートレス《闘将銀河城 ハートバーン》が登場。

龍マナ武装を達成していると攻撃後に自身をアンタップするこのクリーチャーの能力と、ドラゴンアンタップが条件である《ハートバーン》の龍解条件は非常に噛み合っている。《ハートバーン》の効果によって自身がスピードアタッカーになるため、一気に《超戦覇龍 ガイNEXT》龍解して攻撃できる。

W・ブレイカーである《超戦龍覇 モルトNEXT》の1回目の攻撃と、T・ブレイカーである《超戦覇龍 ガイNEXT》で相手のシールドを5枚ブレイクでき、シールド追加がなければ2回目の攻撃でダイレクトアタックが可能。
また、このクリーチャーの1度目の攻撃終了時のアンタップ能力は攻撃の「後」である為、スパーク系呪文をケアしつつ攻撃できる。流石はダブルビクトリーといったところか。

そのため、ブロッカーS・トリガーなどの妨害さえなければバトルゾーンが空の状況からそのまま1ショットキルも可能。7コストクリーチャーとしては破格のコストパフォーマンスで、フィニッシャーとして圧倒的なまでの性能を持つ。

後年には《爆炎龍覇 モルトSAGA》《夢双龍覇 モルトDREAM》といったより爆発力のあるライバルが登場しているにもかかわらず、コストや条件の細かい違いから差別化できており、今なお色褪せない強さを誇っている。

この能力で呼び出せるカードの代表は以下の通り。

ドラグハート・フォートレス

《爆熱天守 バトライ閣》ドラゴンの圧倒的展開ができる。
《闘将銀河城 ハートバーン》後続のスピードアタッカー化。このクリーチャーと合わせた1ショットキルが可能。

ドラグハート・ウエポン

《爆銀王剣 バトガイ刃斗》このクリーチャーをスピードアタッカーにし、アタックトリガー山札からドラゴンコスト踏み倒し
《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》バトルに2回勝利で龍解。厄介な相手クリーチャーに実質12000火力
《熱血剣 グリージーホーン》アンタップされている相手クリーチャーをアタックできる。
《爆熱剣 バトライ刃》装備していれば《百族の長 プチョヘンザ》等から殴り返しを受けなくなる。

ドラグハート・クリーチャー

また自身がドラゴンであるため、龍マナ武装の条件を成立したうえで《永遠のリュウセイ・カイザー》《闘将銀河城 ハートバーン》がある状態でこのクリーチャーバトルゾーンに出して《爆熱天守 バトライ閣》を呼び出すのも有効。

《爆熱天守 バトライ閣》との相性は抜群。2回の攻撃のうち1回ドラゴンの踏み倒しに成功すれば《爆熱DX バトライ武神》龍解させ、さらに《爆熱DX バトライ武神》攻撃能力バトルゾーンに出てきたドラゴンから追撃を行える。あまりに相性が良すぎたためか一時期プレミアム殿堂超次元コンビ入りしていた他、後に《バトライ閣》はプレミアム殿堂に。

環境での活躍については、【モルトNEXT】の頁を参照。

稀にドラゴンに特化したタイプの【5色コントロール】に挿してフィニッシャーとして運用されることもある。大きく伸ばしたマナの中に5体の火のドラゴンがあればフルスペックで運用できるという考えである。

よくあるルールミス

  • 「各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時」とあるが、「他のクリーチャーよりも先んじて1番最初に攻撃した時」という意味ではない
    あくまで「《超戦龍覇 モルトNEXT》が1回目に攻撃する時」という意味である。

背景ストーリーでは

《最終龍覇 グレンモルト》らが《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》を打ち倒した後[1]、生き延びていた《龍覇 ザ=デッドマン》との最終決戦における姿。
ドラグハートを極めた末にたどり着いた最強の武器、己の拳のみで戦う。

王来篇において《龍魂珠》によって宿敵でありラスボスでもある《龍覇 ザ=デッドマン》と合成されディスペクターの一体である《DS電融 ザ=デッドNEXT》にされてしまう。しかし、《龍魂珠》が倒されたことにより解放され、その後は《“罰星怒”ブランド》にレクスターズの力を貸し《ブランド <NEXT.Star>》となった。

アニメでの活躍

その他

  • NEXT」は「NEX」を彷彿させるネーミングだが、ルビが異なるため、NEXサポートは受けられない
  • DM22-BD1版のこのカードの枠は龍解後のドラグハートの枠となっている。
  • カード名の「NEXT」の由来は《二刀龍覇 グレンモルト「王」》のさらに上のカード名を考えた際、「王の次が無いので『次』にしよう」という経緯から「NEXT」になったことが語られている(参照)。また、「超戦」という冠詞は「次弾から革命に『挑戦』する」事とのダブルミーニングだったという(参照)。
  • はじめてグレンモルト関連のカードで名前から「グレン」が取れたカード。このため、グレンモルト関連のカードでは数少ない《龍覇 グレンモルト》名前集合に含まれないカードとなっている。
  • シークレットカードが二種類あり、一つは全体が金で光ったイラストとなり、もう一つは「超戦」の文字が入ったDramatic Cardのような仕様となっている。
    • ちなみにどちらのシークレットカード版も通常版と違い、よく見るとモルトの口が開いているのがわかる。
  • 《龍覇 アイラ・フィズ》を左に並べると外枠の鎖とともに絵柄がつながって見える。ストーリー的には将来的に伴侶となる両者だけあって違和感はない。
  • これまで最終エキスパンションのカードと比べるとラスボスをメタる能力を持たないカード。実際のゲームで考えると《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》を完成してバトルゾーンを一掃されシールドを全てブレイクされたが、その中にこのカードがあり、かつ両方のマナ武装を達成していた為、《ハートバーン》を出しそのまま《ガイNEXT》に龍解させてダイレクトアタックを通し、逆転するという形で勝ったとも解釈できる。
  • DMX-26以前は、カード名が《超戦龍覇 モルト NEXT》(「モルト」と「NEXT」の間に空白がある)だった。
    DMEX-01以降、空白がない現在の表記に変更。DMEX-17のみなぜか空白ありとなっているが、他では空白なしになっている。

旧テキスト

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デュエル・マスターズ プレイスでは

DMPP-24で実装。ビクトリーになった。
入手することで《闘将銀河城 ハートバーン》/《超戦覇龍 ガイNEXT》が特典として付いてくる。

cipドラグハートを出す能力は任意になった。
龍マナ武装の達成条件が「5体以上」から「5枚以上」に変更されたが、登場時点ではクリーチャーでない火のドラゴンのカードは未実装のため影響は無い。

  • デュエプレではルビを参照しないため、TCG版と異なり「NEX」サポートを受けられる。
  • Sec1版はakagi氏の描き下ろしなのだが、最も注目すべき点はアイラがその側におり、カードボイスにも彼女と共演しており、入手することでアイラスキンなどが使用可能になること。将来結ばれて双子を授かることを考えると、至極当然かつ粋な演出といえよう。
    • 公式カードリストではSec1版の《超戦覇龍 ガイNEXT》とこのカードの声優名が「種敦美」と誤植されている。「種敦美」が正しく、氏が担当する他のカードは正しく表記されている。

環境において

DMPP-24実装から一瞬で環境入りしたが、「勝ち馬デッキではない」という否寄りの意見もある。
というのも、現時点のカードプールではミラーマッチになると先に走ったほうがおよそ8割勝つ[2]状態だからである。

デュエプレで過去にも飛び抜けた単体性能を持つカード・デッキはあったが、いずれもカードの選択やプレイングでミラーマッチを制する方法があったのに対し、【モルトNEXT】は“現時点では”そういった工夫を挟む自由度が低いのである。

それでも先攻2ターン目《メンデルスゾーン》2ブーストから最速4ターンキル、溜めた5ターンキルは対策デッキすらも貫通する破壊力があり、環境を定義しているのは間違いない。このデッキに負け越さないデッキがランクマッチのメタゲームになっている。

ただし、DMPP-27期時点でも《ボルシャック・ドギラゴン》の革命0トリガーや《メンデルスゾーン》が不安定な点から、案外凡百の【速攻】に不覚を取ることがある。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考

  • NEX ※デュエプレのみ

公式Q&A

  • 3つ目の能力について

Q.バトルゾーンに自分の《闇の破王 デス・キング》が1体いる状況で、「龍マナ武装」を達成している相手の《超戦龍覇 モルトNEXT》が自分をはじめて攻撃し、シールドをブレイクしました。《闇の破王 デス・キング》の「オシオキムーン」でその《超戦龍覇 モルトNEXT》を選んだ場合、《超戦龍覇 モルトNEXT》は攻撃の後にアンタップしますか?
A.はい、アンタップします。選ばれた《超戦龍覇 モルトNEXT》は「次の相手のターンのはじめ」にアンタップしないだけなので、「龍マナ武装」の効果で攻撃の後にアンタップするのを防ぐことはできません。
引用元(2020.9.18)

Q.自分のマナゾーンに火のドラゴンが5体ある状況で、自分の《超戦龍覇 モルトNEXT》がそのターン中はじめて相手を攻撃しました。相手は《マナ・クライシス》を「S・トリガー」で唱えて、自分のマナゾーンにあるドラゴンが4体になったのですが、攻撃の後、《超戦龍覇 モルトNEXT》は「龍マナ武装 5」でアンタップできますか?
A.はい、アンタップします。「龍マナ武装 5」は攻撃した時にトリガーしています。その時点で火のドラゴンが5体あれば、攻撃の後ドラゴンが4体以下になっていても問題ありません。
引用元(2022.5.20)

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[1] ドラゴン・サーガ当時は《オール・オーバー・ザ・ワールド》を《モルトNEXT》の形態で打ち倒したとされていたが、DMBD-14における設定の再整理により改められた。
[2] 5つあるシールドに対し、初回のW・ブレイクで《闘将銀河城 ハートバーン》を破壊できる4枚積み《熱血龍 メッタギルス》を踏む確率が約19.2%。それを逃すと敗北と考えれば約80.8%で負けるという意味。実際には《メッタギルス》の採用枚数や《無双龍聖イージスブースト》など他のS・トリガーの追加採用で上下する。