DMBD-13 「クロニクル最終決戦デッキ 覚醒流星譚」
2020年8月22日発売。全23種48枚入り。価格は4800円(税抜)。
青赤緑の三色デッキである。
新規カードは
の6種類(《リュウセイ・ザ・ファイナル》の各面を数えると9種類)。
DMBD-14と共に超次元ゾーンを主軸としており、あちらはドラグハートが収録されているのに対し、こちらはサイキックが収録されている。
エピソード1,2に活躍したクリーチャー達も集結してファンサービス溢れた内容である。
強力な超次元呪文が14枚も収録されており、マナが溜まり次第バンバンとサイキック・クリーチャーを並べていける。
しかし、戦術的には6コスト以下の中型・小型サイキック・クリーチャーをフィーチャーしたエピソード1より、コスト7以上の大型サイキック・クリーチャーをピックアップした覚醒編を昇華させた物と言える。
ビッグマナにコントロールを加えた様なデッキ構成だがブロッカーは超次元に1枚しかなく、それを補うためかS・トリガーの収録枚数が前年度の17枚をさらに上回る19枚と非常に多い。また、単純にマナブーストができるカードもメインデッキ内に22枚もあるため、安定してマナを伸ばすことができる。
デッキカラーは【超次元ビートダウン】を代表した青赤緑であり、元々がコントロール向けとは言えなかった為に心配の声もあるが、各カードのポテンシャル自体は高い。
新たな【超次元コントロール】として活躍できるか期待が寄せられる。
- 今回でクロニクル・デッキシリーズは三年連続でハンターとドラゴンが満載されたデッキを輩出した事になる。
- 汎用性の高いカードが多数再録されており、パーツ取りとして購入する事も検討できる。新規プレイヤーには入手困難だった大型サイキック・クリーチャーが一挙に揃ったのは嬉しい。
デッキの動かし方
- 序盤はおなじみ《フェアリー・ライフ》や《「アンノウンがナンボのモンじゃ!」》でデッキのスピードを上げる。速攻デッキには《最終決戦だ!鬼丸ボーイ》といったS・トリガーで乗り切る。
- 中盤には《超次元リュウセイ・ホール》や《超次元フェアリー・ホール》といった超次元呪文を連発し、強力クリーチャー《真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》を覚醒させることを目指す。《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》を用意出来れば反撃と手札補充を兼ね揃えて一石二鳥。《リュウセイ・ザ・ファイナル》の効果バトルで盤面をコントロールしつつ、ドローとマナブーストで優位を広げていく。
- 最後は《姫様宣言プリンプリン》から《超覚醒ラスト・ストーム XX》を覚醒させ、大量のサイキック・クリーチャーでエクストラウィンを狙う。そこまで欲張らずとも《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》や《超覚醒ラスト・ストーム XX》を完成させればほぼ勝ちは決まる。
収録セット
メインデッキ
超次元ゾーン
参考