《めっちゃ!デンヂャラス
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めっちゃ!デンヂャラスG3 P 無色[ジョーカーズ] (10) |
クリーチャー:ジョーカーズ 21300 |
G・ブレイカー(このクリーチャーは、相手のシールドをすべてブレイクし、その攻撃の後、自分のシールドをすべてブレイクする) |
このクリーチャーが出た時、「シールドいらねえー!」と言ってもよい。そうしたら、そのターン、自分のクリーチャー3体に「G・ブレイカー」を与える。 |
ケッシング・ゼロ P 無色 (5) |
呪文 |
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) |
「気に入らねぇやつは消す」と言ってもよい。そうしたら、このターン、相手のクリーチャーの能力すべてを無視する。 |
月刊コロコロコミック2018年9月号付録で登場した無色のジョーカーズのツインパクト。
クリーチャー面では素でG・ブレイカーを持ち、cipでそれを味方3体にも付与すると言う豪快な能力を持つ。
素出しするにはコストが大きいが、種族がジョーカーズでcipのため《ジョット・ガン・ジョラゴン》で運用が可能。
《ジョリー・ザ・ジョニー》や《キング・ザ・スロットン7/7777777》との相性も良好で、1ショットキルの戦術が増えたのは心強い。
ただ、ジョーカーズはシールド追加やS・トリガーを扱ったような戦術は得意ではないので、そのターン中に決着をつけてしまうのが望ましい。
呪文面はというと、そのターン中だけ相手のクリーチャーの能力をすべて無視してバニラにしてしまうというこちらも豪快なもの。ブロッカーはもちろん、攻撃曲げや攻撃ロックなどもまとめて無効化できるため、攻め札として最適。この呪文を唱えた後なら《異端流し オニカマス》等も気にせず、いくらでもコスト踏み倒しができるようになるのも利点。
ただし、この呪文を唱えた後からS・トリガー等で出てきたクリーチャーは能力を使えてしまう点に注意。
S・トリガーが付いているため、相手ターンに発動してブレイカー能力を奪ったりもできる。
ただし相手クリーチャーの攻撃を止められるわけではないため、防御と呼ぶには少し侘しい。それどころか攻撃できないをはじめとしたデメリット能力も消してしまうこともある。
【モルトNEXT】のような能力で攻め手を増やす相手には刺さるが、大量展開で攻めて来られると能力を封じたところで押し切られてしまうので苦手である。
能力を無視するといっても、既に解決によって発生している効果までは無効にできない。例えば、「このクリーチャーが攻撃する時、攻撃の後、アンタップする」という能力を持ったクリーチャーが攻撃してきた時に、S・トリガーでこの呪文を使って能力を無効化しても、攻撃する時にアンタップする効果は既に発生しているため、そのクリーチャーのアンタップは阻止できない。
【マーシャルビートダウン】で《マーシャル・クイーン》を起点に《サイバー・I・チョイス》を挟んで踏み倒すのも面白い。
ちなみにこちらは《サイバー・I・チョイス》で踏み倒せるS・トリガーとしては最高の打点を持つ。《サイバー・I・チョイス》は「S・トリガーを持つカードをプレイする」という書き方なので、このカードの様に片面だけがS・トリガーを持つツインパクトでも、実際に使う時はクリーチャー面か呪文面かを選ぶことができる。G・ブレイカーで《ゲラッチョ男爵》が自分のシールドから捲れたらG・ブレイカー化してブレイクに参加させた《マーシャル・クイーン》をアンタップしてそのままダイレクトアタックに持ち込める。
後に登場した《零龍》へのメタとしても注目された。「パワーが0以下なら離れない」という能力が無効化され、一瞬で墓地送りにしてしまう。(ただし、ミラーマッチでは話は別。もし自分が《滅亡の起源 零無》を残していれば、「離れない」効果は他のカードにも適用される都合上、メタにはならない。)
【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】でも2コスト初動→4マナ《特攻の忠剣ハチ公》ポン置き→5マナで手打ちしてブロッカーやコスト踏み倒しメタを疑似的に除去して始動という動き方ができる。しかもクリーチャー面がコスト10なのでガチンコ・ジャッジにも極めて有利。
Q.相手の《零龍》がいる状況で、自分は《めっちゃ!デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》の呪文側を唱えました。《零龍》はどうなりますか?
A.《零龍》の能力が無視されますので、パワーが0の《零龍》は状況起因処理によって破壊され、結果的に自分はゲームに勝ちます。
引用元(2022.4.22)