《シンクロ・チューン》
シンクロ・チューン UC 火文明 (3) |
呪文 |
コストを支払うかわりに、自分の火のクリーチャーを2体タップして、この呪文を唱えてもよい。 |
自分の手札を1枚捨て、その後、カードを2枚引く。 |
DMRP-03で登場した火の呪文。
自分の火のクリーチャーを2体タップする代替コストを持ち手札を1枚捨て2枚ドローする能力を持つ。
つまりは手札交換であり、サイクルの中では唯一直接的なアドバンテージを狙える効果を持たない。
ただ普通にマナコストを支払って唱えるのは《勇愛の天秤》の存在を考えても明らかに割に合わない。
デッキの回転率を上げて目的のカードを引き当てるのが手札交換のうまみであるが、そもそも、【速攻】のビートダウンが持ち味の火文明のクリーチャーをわざわざタップしてしまうというのは、明らかに本末転倒。
よって、ここはやはり自分のクリーチャーを安全にタップするコンボパーツとして運用される事が多くなるだろう。
このサイクル全般に言えることだが、光臨やサイレントスキル持ちなどとの相性は最高。
相性がいいカードはそれほど多くはないが、いずれも面白いことができそうなカードがそろっている。
光臨持ちでいうなら、《爆裂のイザナイ ダイダラ》と、《神龍のイザナイ ガーリック》が。どちらも効果の即効性のなさから運用に難があったクリーチャーである。今までは何とかスピードアタッカーを付与して(前者であれば、例えば《爆翔イーグル・アイニー》などで)、相手にターンを跨がせずに何とか出したターンの内に攻撃→運よくS・トリガーなどで除去されなければ光臨発動……と、タップさせるのに一苦労だったが、これからはその必要がなくなった。
また、カードパワーの高いドラグハートの陰に隠れていた、多くの低コスト域ドラグハートの龍解条件もこれからは安全かつ簡便に達成できるようになった。
特に文明の合う《斬鉄剣 ガイアール・ホーン》、《熱龍爪 メリケン・バルク》や《熱血剣 グリージーホーン》は、いずれも装備先がターン終了時にタップされていることが龍解の条件。これもこれからは一撃奪取から繋げる事により、安定して3ターン目には相手にターンを渡す事なく安全に龍解できるように。
デッキ構築の幅が大きく広がったといえよう。
《超法 カツドンGO!》や《ガチンコ・ピッピー》、《流れ星ムサシ》など、相性のいいカードは他にも多い。色々なコンボが考えられるだろう。今までにはとても実践的とは思えなかったカードを救済する、夢の詰まったカードである。
DMRP-03で登場したシンクロ呪文サイクル
関連カード
- DMRP-03
“罰怒”ブランド様、でっけーカミナリに打たれて大怪我したらしいッスよ。 ---シンクロ・チュリス
昨日の光線みたいなカミナリっスか? でもさっき見かけた時はピンピンしてたッスよ? ---チューン・チュリス
収録セット
参考