《マタドール・マルクーゼ》
相手のターン中限定で、召喚せず出た相手のクリーチャーを破壊するコスト踏み倒しメタ能力を持つ。 同コストの《異端流し オニカマス》と比べるとパワーが1000低く、アンタッチャブルが付いていない上に、能力が強制であるが、あちらとは除去の質で差別化が可能。 環境において登場当初からやはり除去されやすいことが祟って目立った活躍はない。そもそも登場後の環境における闇系のデッキの多くは水も足されていることがざらで、結局このカードではなく《異端流し オニカマス》がコスト踏み倒しメタの枠に入ってしまいがちであった。 一部のプレイヤーは2コスト闇単色でプレイヤー攻撃可能なコスト踏み倒しメタとして【黒緑速攻】に採用することを検討していた。だが【黒緑速攻】では攻撃できないデメリットを考慮しても《デスマッチ・ビートル》が優先された。入るとしたら【黒単ビートダウン】などの余程攻撃制限のない2コストの闇のクリーチャーにこだわるデッキ程度であろう。 それでも、【青黒ゲンムエンペラー】や【青黒闇王ゼーロ】には闇単色である点が買われて採用された場合がある。 しかし、DMRP-18で無情にも完全上位互換の《凶鬼77号 ビムナム》が登場した。 その《凶鬼77号 ビムナム》にも同じコスト、同じメタ能力で墓地肥やしまで付いた《ブルーム=プルーフ》が登場。9枚以上も同じ性質のメタ能力を持つコスト踏み倒しメタが必要な場面は現実に存在せず、もはや数合わせ運用すらままならなくなったと言える。 その他関連カードフレーバーテキスト収録セット
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