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王機聖者ミル・アーマ P(C) 光/水文明 (3) |
クリーチャー:グレートメカオー/イニシエート 3000 |
ブロッカー |
自分の呪文を唱えるコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。 |
DMC-52で登場した光/水のグレートメカオー/イニシエート。
多色でコストが重い点で《ラブ・エルフィン》に、ナイト種族を持たない点で《氷牙フランツI世》に劣るが、それでも全ての呪文がコスト軽減の対象になる能力はやはり強い。
種族と高パワー、さらにブロッカーを活かせるデッキが主な活躍の場となろう。
多色である事も、汎用性は劣るが進化や色調整の手助けになり、全体的にかなりのハイスペック。
同コスト・多色で同じくイニシエートのクリーチャーには有名な《電脳聖者タージマル》が存在するが、デッキの構成次第でそのスペースに割って入れる実力を持つ。
何も考えずにイニシエートやグレートメカオーの種族デッキに突っ込んでもそれなりの活躍は見込めるが、それ以外でも例えば【ハイドロ・ハリケーン】など重呪文を使い回すデッキとの相性は抜群。
特に、《天雷の導士アヴァラルド公》によって手札に加えた軽量呪文をこのクリーチャーでコストを減らして唱える【白青黒超次元】は、高い対応力で環境に名を残した程である。
2011年7月23日を以て殿堂入り。非常にコストパフォーマンスの高いカードであり、いち早く超次元呪文を唱えることができたためだろうか。
2016年9月15日に殿堂解除された。
ただ、カードパワー、汎用性を重視するその後の【白青黒超次元】では単に呪文のコストを軽減するためだけに枠を食うこのカードは顧みられなくなった。環境で流行している軽量除去で出落ちになるパワーラインであるのも大きく響いている。
その後も、呪文の自己コスト踏み倒しや代替コストの普及によってコスト3を払って1コスト軽減のシステムクリーチャーを立てている場合ではない環境となり、苦境に立たされ続けている。
DMPP-14で実装。
コスト軽減が強制化と、5色レインボーを使っても文明数以下の支払いにならなくなり、レアリティがレアになった。
TCG版で殿堂入りを経験したカードがほぼ弱体化なしで登場した。しかし、ゲーム全体の高速化や、1ターンに1枚にしかコスト軽減を使えないなら、ブロッカーが立つということを考慮しても、除去で計画が狂わないマナブーストのほうが安定しているため、汎用パーツではない。使われるデッキは、1ターンに2枚以上コストを支払い唱える【白青黒超次元】程度にとどまっている。