《破界の右手 スミス》
破界の右手 スミス C 無色 (5) |
クリーチャー:アウトレイジ 11000 |
DMX-13で登場した無色のアウトレイジ。
エピソード3からの新たな種族アウトレイジを持ったバニラクリーチャー。
《激竜王》には流石に劣るものの、パワーの高さは5マナのクリーチャーとしては驚異的で、同コストの進化クリーチャーなども大概は討ち取れる。バニラのため、特にこれといったデメリットもないが、逆にこれといったメリットもなく、入るデッキは限られる。
5マナと重いものの、【バニラビート】に入れるという手も一応ある。
ただし、手数が売りの【バニラビート】に入れるには少々重い上、無色のため色事故を引き起こす可能性がある。《駱駝の御輿》がいると大幅にコスト軽減されるため、マナゾーンに置いた時に他のバニラを召喚する際に役に立たない場合がある。
パワーだけは高いので、1体立っていると《死神戦鬼ベル・ヘル・デ・バラン》のような殴り返し要員として活躍してくれることもあるだろう。しかし、パワーが高いだけのシングル・ブレイカーでは物足りないのは事実。
シンプルなスペックながら入るデッキは限定されるので、デッキビルディングの際はよく考えるべきだろう。
- 名前や見た目(スーツにサングラス)の元ネタは、映画「マトリックス」シリーズに登場したキャラクター『エージェント・スミス』かと思われる。
- また、タカラトミーのTCG『ウズマジン』に《探偵リュウジ・カドクラ》という見た目の似たキャラクターが登場している。イラストレーターも同じ。
- フレーバーテキストでは自身の右手が解放されることにより世界のルールをぶっ壊せるとあるが、実際右手が解放されたことによって放った必殺技《破界秘伝ナッシング・ゼロ》は後に一時殿堂入りとなったほど環境で大暴れすることになった。
- バニラでテキスト欄が空いているためやや長いフレーバーテキストを持つ。このカードの派生カードも同様に長く、言葉遊びを織り込んだフレーバーテキストを持つ傾向にあり、いずれも「世界」を「変える」事で、新たな「世界を見せる」という趣の内容となっている。
関連カード
- DMX-13
ゼニスによって浄化された世界?そんなものはクソ食らえだね。ならば、オレがこの世界のジョーカーになってやるよ。世界を導く解法なんていらねぇ。この右手が解放されれば、世界のルールをぶっ壊せる。そうすれば、また、ちょっとだけ面白い世界が始まるだろ?――破界の右手 スミス
収録セット
参考