聖天使(せいてんし)グライス・メジキューラ》

聖天使グライス・メジキューラ R 光文明 (2)
進化クリーチャー:イニシエート 5500
進化−自分のイニシエート1体の上に置く。
自分のシールドがブレイクされる時、自分の手札を2枚捨ててもよい。そうした場合、そのシールドはブレイクされない。

DM-10で登場した進化イニシエート

手札を2枚ディスカードすることで、シールドブレイクを逃れる能力を持つ。

登場当時はシールド・セイバーが存在せず、シールドそのものを直接守る事ができるカードは珍しかった。

能力を抜きにしても低コストパワーコストパフォーマンスが非常に良く、進化元にも恵まれている。

ただし、初登場以来再録されず絶版なので、いざ使おうと思っても入手が難しいのが難点である。

ルール

  • ブレイクに対して手札捨てるのは置換効果ではない。そのため、「捨てられる時、かわりにバトルゾーンに出してもよい」を適用することができる。
+  2017年3月25日ルール改訂

環境において

聖拳編環境において【ボルバル】系列のビートダウンへのメタカードとなる。一時は《聖天使クラウゼ・バルキューラ》などを差し置いてかなりの採用率を誇っていた。また、コントロールに対しても、最後のフィニッシュ時の一斉攻撃を嫌らしく妨害できるのが強みだった。

《アクアン》が無制限であった頃は、そちらで手札補充すればディスカードコストにも困らなかった。

《パシフィック・チャンピオン》殿堂入りするまでは【青単速攻】へのメタカードとして使われたこともあった。
その後は採用率を落としたが、エピソード3に入りイニシエート型の【白単速攻】が組めるようになりこのカードも選択肢として浮上。

その他

デュエル・マスターズ プレイスでは

聖天使グライス・メジキューラ SR 光文明 (2)
進化クリーチャー:イニシエート 5500
進化-イニシエート
相手のターン中、初めて相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、その攻撃を中止させる。

DMPP-03で実装。レアリティスーパーレアに格上げされ、能力が大きく変わっている。能力発動が相手の1ターンに最初の1度のみの強制となった代わりに、ダイレクトアタックも防げるようになった上に手札を捨てる必要がなくなった。

  • 発動タイミングは、相手の「相手のアタックトリガー解決後」かつ「自分のブロッククリーチャー指定の前」である。攻撃中止がデメリットとして働くことは少ないものの、《超竜バジュラ》にリスクなしで2枚ランデスされる等といったこともあることは知っておきたい。
  • 自分に《グライス・メジキューラ》が複数いた場合でも、初めての攻撃で全員の能力がトリガーし、1ターンに1回しか攻撃を中止できない。

DMPP-03期は入りのコントロール《火炎流星弾》などのブロッカー除去に引っかからず、《ホーリー・スパーク》などでタップされても働ける擬似ブロッカー兼同コスト帯クリーチャーの殴り返し要員として使われている。《光器ペトローバ》を合わせれば多くの非進化クリーチャーを一方的に討ち取れるのもポイント。
しかし、DMPP-04期は《ヘブンズ・ゲート》で大型ブロッカーを容易に出せるようになった。序盤からパワー6000を複数並べられるウェーブストライカーも登場し、《グライス・メジキューラ》は防御手段としてやや力不足になってしまった。

DMPP-08EX期に流行した、【黒緑速攻】【驚天トリガービート】には刺さる。前者は《封魔ヴィネス》、後者は《腐敗勇騎ガレック》ブロッカー破壊を使うが、《グライス・メジキューラ》にはどちらも刺さらない。
また、1ターンに1回のプレイヤー攻撃中止により《驚天の超人》のブレイクを停滞させることができる。
《転倒専機コロビナー》《驚天の超人》を使ったタップキルには弱いが、逆にそれさえケアできてしまえばS・トリガーロックまでの時間は十分稼げるはず。DMPP-09で登場した《聖鎧亜キング・アルカディアス》《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》フィニッシャーにふさわしい。

フレーバーテキスト

  • DM-10DMPP-03
    全てが消滅したはずの空間で、聖天使を中心としたフィールドは無傷のままだった。

関連カード

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考